OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

自分に素直なクリスマス

2007-12-24 09:09:02 | Weblog

私は仏教徒ですが、やはりクリスマスは素直に楽しむべきでしょうね。

実は中学生の頃には、そうした矛盾を言いまくって顰蹙……。おかげで女の子が主催したクリスマスパーティからも声が掛からずに、ロンリークリスマスでした……。

まあ、いいか、アメリカだってユダヤ人がクリスマス休暇を取る時代ですからねぇ。

ということで、本日の1枚は――

Run Rudolph Run / Keith Richards (Rolling Stones Records)
  

今でこそ業界は、ロックもソウルも平気でクリスマスソングを出すのが当たり前になっていますが、1970年代までは、そうでもありませんでした。それだけロックは反社会的な活動だったのかもしれませんが、なんとストーズのメンバーでは一番硬派と思われていたキース・リチャーズが、1978年12月に突如出したのが、このロックンロール・クリスマス曲です。

一応、オリジナルはアメリカ盤の7インチなんですが、イギリスでは翌年2月頃に発売されましたから、あんまりクリスマスを意識しなかったんでしょうかねぇ……。

というのも、当時のキースとストーンズは麻薬関連の裁判でゴタゴタしており、それがようやくキース側に有利な判決が出た嬉しさから、このシングル盤を発売したという噂の真相もあるようです。

なにしろ録音は1976年12月10日、ロンドンでのスタジオセッションで、メンバーはキース・リチャーズ(g,b,vo)、イアン・スチュアート(p)、マイク・ドリスコール(ds) とされています。

曲はロックンロールの大御所でキース・リチャーズが永遠に憧れているチャック・ベリーのオリジナル♪ 1958年に発表された楽しいR&Rを、まるっきりストーンズのビートで焼き直した、ウキウキする名演です。

本日はクリスマスということで、ジャケットをクリックすると  You Tube からの音が流れますので、お楽しみ下さいませ。ちなみにチャック・ベリーのオリジナル演奏はこちらです。

コメント
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