■どうしていけないのよ / 天王寺美沙 (日本コロムビア)
昨日は更新出来ず、申し訳ございませんでした。
ちょっと、通信障害で……。
なぁ~んていう言い訳はさておき、ここ数日の国会の混乱は、こっちでもマスコミ&各種メディアで伝えられていますが、その大部分は騒動を面白可笑しく受けとめているようです。
そりゃ~、そうでしょう。
日本人のサイケおやじにしても、物事の本質を議論せず、また、そ~ゆ~ものを伝えようともせず、闇雲に反対する、あるいは自分達だけが分かっている態度で賛成推進する代議士先生方の行動には、情けないものを感じて当然でしょう。
今日は破れてもいい服を着てきました♪
とかなんとか嬉しそうに言い放った先生もいるんですから、呆れてしまいますよ。
もちろん反対のデモをやっている人達を報道するのが楽しくてしょ~がない国内マスコミ各社の姿勢についても、不幸や騒動をメシのタネにしている本性が否定出来ない以上、メシの喰い方も知らないバカ野郎ですよ。
なによりも為政者や関係者が国民に知らせなければならないのは現実であり、何かと物騒な隣国の姿勢もさることながら、例えば件の「九条」を含む現行日本国憲法が、その成り立ちにおいて戦勝国のアメリカ主導で策定されたという歴史と経緯を何故、取り上げないのか?
確かにそれを言ってしまったら、「アメリカに追従云々」と言って反対する理屈が崩れるし、議論や報道が成り立たないという真相(?)もあるでしょう。
しかし、戦争関連の法律が最も敵とすべきは「戦争そのもの」であるという名台詞(?)が昔っから語り継がれていることについては、サイケおやじも共感を覚えます。
一部世論を強~い(?)味方にして反対を訴える野党の先生方は、時期が来れば必ずや行われる議会選挙で勝利し、法律を変えればいいのが、議会制民主主義の根本的行動のひとつでしょう。
私達は、その法律を変えます!
と訴えて、選挙を戦う先生方のお姿に期待するのが、今の日本国民の姿勢かもしれません。
同時に、そこで忘れないでいなければならないのが先日の大水害の時、濁流の中に取り残された被災者達を救助する自衛隊員の行動でしょう。
彼等は戦地でもあれを実行するために、日々の訓練を積み重ねているのです。
法案成立を阻止するために、何でもやる!
とか云々、テレビカメラの前で宣言した先生方がやれたのは、議長席に殺到しての掴み合いの真似事だけでしょう。
サイケおやじは決して暴力を肯定しませんが、自分の身を挺して行動するというものが伝わってこないのですから、言葉の虚しさを感じるばかり……。
さらに意味不明の反対をデモ参加者の前で唱える芸能人の皆々様は、果たして現行憲法や審議されている問題の法律の中身をどこまで理解しているのか?
ほとんど売名行為にしか見えないところも、哀しいですよ。
それじゃ~、ピュアな気持ちで、とにかく戦争反対を訴えている人達にも失礼な気がしますが、そこに集っている中には、必ずしもそうではない人がいないとは限りません。
そして賛成派の人達も、また然りでしょう。
ということをツラツラ感じながら、私用PCに入れていた音源を聴いていたら、そんなこんなの気分にジャストミートしたのが、本日掲載のシングル盤A面曲「どうしていけないのよ」です。
発売されたのは昭和53(1978)年らしいのですが、もちろんヒットはしていませんし、歌っている天王寺美沙という女性ボーカリストについても、サイケおやじは知るところもありませんが、それでもこれが局地的人気盤になっているのは作詞作曲が、あの三上寛!
失礼ながら、その真実に収斂しているからと云われています。
それはご推察のとおり、裏街道的な演歌≒怨歌?
この世の不条理に逆らう純情可憐な気持ちを「どうしていけないのよ」と歌う、それは如何にも世界であり、天王寺美沙の声質もハスキー系というあたりに企画の狙いがあったはずとは思いつつ、出来はそれほど素晴らしいとは……。
むしろ所謂「ジャケ買い趣味」を刺激してくれるコレクターズアイテム♪♪~♪
というのが、偽りのないサイケおやじの気持ちです。
ちなみにこれをゲットしたのは発売から数年後の中古屋の店先で、捨て値商品ばかりが入れてある通称ゴミ箱の中であり、実態もサンプル盤でした。多分、某放送局から流れて来たものでしょうか。それはそれとして、サイケおやじは「ジャケ買い」でしたよ♪
で、本日の趣旨(?)に沿えば、この曲タイトルどおり、「どしていけないのよ」という部分に絞っての説明を国民に、しっかりとやっていただきたいわけですよ、代議士の先生方にはねぇ~~~!▼!?
それと「重大局面」とか煽りながら、例の集団アイドルのじゃんけん大会とか、司法試験のインチキに関連した某大先生のエロ的下心とかを必須事項として報道するマスコミ、あるいは代議士先生や関係者には、賛成反対の双方に「道理」が感じられないのも事実でしょう。
極一部を除いては、誰だって戦争なんて嫌いだし、戦争ほどくだらないものは無いっ!
本日の文章内容については、大勢の皆様からのお叱りは重々承知、しかしそう思っているのが、サイケおやじの現在の気持ちです。