■空いっぱいの幸せ / 天地真理 (CBSソニー)
今日はあまり関係無いところで、時ならぬ渋滞に巻き込まれたんですが、それもシルバーウィークとか最近は呼称される連休の所為だったんでしょうか。
しかし、幾ら国策とはいえ、こうも意図的に休日が続くと、何故今日は休みなのか? という大義(?)が分からなくなっていませんか?
例えば「敬老の日」ってのは、昔は9月15日に固定されいたからこそ、国民は有難味を感じ、敬老への気持ちを素直に表明出来ていたように思うんですよ。
それが今じゃ~、逆に高齢者の増加を嘆かんばかりの世間の風潮がクローズアップされ、だからこそ、連休を利己的に消化せんとする傾向は、これが現代の日本の実相だとしたら、なんだか気持ちが落ち着きません。
ただし、絶好の連休に家族や恋人と楽しく過ごすという行動そのものには大賛成というサイケおやじは、そんな自己矛盾を吹き飛ばすべく、本日の1枚を選んでみました。
ご存じ、昭和のアイドル歌手として、今も記憶に強く残る天地真理というよりも、我らが真理ちゃんが昭和48(1973)年秋に放った大ヒット「空いっぱいの幸せ」こそが、今の季節と気分にはジャストミート♪♪~♪
もちろん作詞:山上路夫&作曲:森田公一、そして編曲:竜崎孝路の提供した世界は明るく、そして爽やかに過ごす恋人との時間の素晴らしさであり、それを屈託なく歌う真理ちゃんは、まさにジャケ写どうりのイメージを全開させていますよ♪♪~♪
ということで、真理ちゃんの持ち歌では、これ以降のちょっぴり人気に翳りが滲んで来た頃のレコードが今では好きなんですが、やっぱり「らしい頃」の真理ちゃんも、魅力ありますねぇ~~♪
日頃天邪鬼なサイケおやじも、今だから真理ちゃんには素直になるような気がしています。