■白鳥の湖ロック c/w パレスの夜 / The Ventures (Liberty / 東芝)
連日、大呆れ演じている舛添都知事が大バカヤローだとは分かっていても、流石に昨日は酷過ぎましたっ!
歴史を振り返っても、あれほど無様な命乞いをやらかした奴は稀でしょう。
全く通っていない筋道、恥知らずな居直り、もはやそれらを論うだけで吐気がするほどで、今後の舛添の行く先は精神病院か、自刃の道しか残されていないのではないか……。
あれを白鳥の歌と感じる都民・国民は皆無ですよ。
情けなさばかりが、今は心を占めているだけで、どんなレコードを皆様にご紹介しようとも、それが穢れてしまうのではないかという気分ではありますが、何とか気分転換の思いを込めまして掲載したのは、ベンチャーズが1970年春に出した我が国独自のシングル盤です。
ご存じのとおり、当時のベンチャーズは黄金期のメンバーからノーキー・エドワーズ(g) が去り、ドン・ウィルソン(g)、ボブ・ボーグル(b)、ジェリー・マギー(g)、メル・テイラー(ds)、そしてジョン・ダリル(key) という顔ぶれになっていましたが、本国アメリカでも落ちかかっていたヒットチャートにおける人気もテレビドラマ絡みのメガヒット「Hawaii Five-O / ハワイ・ファイブ・オー」で盛り返し、日本では大阪万博の記念曲としてインストオリジナル「京都の恋」を発売し、もちろんこれが年末には渚ゆう子の日本語歌詞バージョンで驚異的な大ヒットになったわけですから、いよいよ第二の全盛期、その入り口にあったという頃です。
そこでまずはA面「白鳥の湖ロック / Swan Lake」は説明不要、チャイコフスキーの名曲をベンチャーズが自らアレンジし、最初はしっとりとスタートしながら中盤以降にはストリングスオーケストラも加えた中で、カントリーロック丸出しというギターの音色とリックの素晴らしさにはグッと惹きつけられますよ♪
いゃ~、本当に良いところでフェードアウトされてしまうのが勿体ないでぇ~~すっ!
ちなみにこのトラックはアメリカにおいては前述「Expo Seven-O / 京都の恋」のB面が初出ながら、後にLP「ジョイ」に収録されたテイクはミックスと編集が微妙に異なりますので要注意ですよ。
一方、B面曲「パレスの夜 / Reflections In A Palace Lake」が、これまたニクイ事に、なんとっ! 渚ゆう子が「京都の恋」に続けて放った大ヒット「京都慕情」のインストオリジナルなんですねぇ~~♪
あぁ~、これもまた、しっとりとした情感が滲み出た名曲名演であり、ベンチャーズのメロディ作りの上手さを証明するところなんですが、実は1975年の来日でサイケおやじが接したノーキー・エドワーズがリードを弾いた同曲の素晴らしさは、このオリジナルバージョンとは別の味わいに満ちた名演になっていて、今もその印象は鮮烈♪♪~♪
この聴き比べは現在まで数種類出ているライブ盤、あるいは映像作品でご堪能下さいませ。
ということで、それにしても厚顔無恥な舛添は、キチガイだからこそ許されるのは今だけでしょう。
その昔、某特撮ドラマの悪役怪人でゼニクレージーなんてのが登場していましたが、今の舛添は、まさにそれっ!
退治されるのは、すっかりお約束でしょうねぇ~~~。