OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

真実は危ういもの

2021-10-02 16:54:25 | 歌謡曲

もっと真実 / 伊藤麻衣子 (CBSソニー)

昨日、ついに公式発表された内親王殿下の御結婚については、尚更に混迷の度合いを深めた……、と嘆いたのは、サイケおやじだけではありますまい……。

それは第一に、結婚の延期が続いた要因として、婚約者たる小室某とその母親の様々な社会的なトラブルや疑惑が報じられた事からの誹謗中傷により、ご自身が精神的苦痛を感じられ、体調を崩されているという宮内庁発表の拙さであり、それじゃ~~、丸っきり市井の一般市民が悪いと言わんばかりの内容でしょう。

不敬とは思いますが、あえて言わせていただければ、ご自分を何が苦しめているのか、その点について、内親王殿下は、どの様に考えておられるのでしょう。

極言すれば、宮内庁は内親王殿下の心身不調を公表することで、国民の同情を……、なぁ~んていう見え透いた策略を弄しているわけで、そんなこんなも、今じゃ~なくて、もっと早い段階で内親王殿下のお気持ちを伝えて欲しかったというのが、サイケおやじの偽りの無い本音です。

また、とうとう公式発表された、例の「一時金辞退」という件にしても、そりゃ~、一億円超とも云われる金額は市民感覚としては大金ではありますが、国民一人当たりにしたら、僅か1円ですから、血税云々という批判は本来的外れであり、むしろ……、そのお金はいらないから、国民に自分達の結婚を納得しての祝福を求めたいという思惑に感じられてしまうんですよ……。

これまた極言させていただければ、前述したとおり、国民各々からの祝福を僅か1円で買おうとする魂胆なんて、どれだけ宮内庁が国民を愚弄している証拠なのか、その点を誰も考慮せずに発表したとしたら、宮家を取り巻く奴らの頭の程度が知れ渡るってもんでしょう。

しかも、驚いた事には、内親王殿下が、その一時金を御辞退される意向ということで、皇室経済会議は開かずという決定は酷すぎますよっ!

だって、それじゃ~~、問題の「御辞退」が記録に残らず、むしろ残さない方向へと動いている事を言い放っているわけで、ど~しても「御辞退」としたいならば、「一時金は0円」という皇室経済会議の決定を公の記録として残すべきでしょう。

だって、そ~しなかったら、裏でどれほどの金額が内親王殿下に渡されるのか、国民に疑念を抱かせる絶対的な不信行為になっちまいますよっ!

それが外部の人間の見方でしょう。

以前にも述べましたが、内親王殿下には、堂々と「一時金」を全額受け取っていただきたいし、そんなこんなも、きっちり公の記録として残されなければ、皇室という日本人の心の拠り所が、どんどん形骸化してしまうという危惧が、サイケおやじには確かにあります。

あぁ……、悲し…… (-_-;

そして、内親王だけが天皇陛下への御挨拶を予定されているというところにも、違和感を打ち消せませんし、公式行事は一切執り行わずに皇室を離れるのであれば、それは伯父と姪の単なる面談に他ならず、何も別れの儀式めいた報告も報道も必要無いんですから……。

また、結婚後、つまり内親王殿下が一般人になってから予定されている小室某と二人だけの会見にしても、まず、その場を仕切るのが宮内庁だったとしたら、とんでもないお笑い種であり、何故ならば、その時点で内親王殿下は「一般人」になっているのですから、さて、その場合の仕切りは、おそらくマスコミ各社で構成されている「協会」の何処かが担当すると思われるんですが、ど~なんですかねぇ…… (^^;

個人的には、そんなものは不必要だと思いますが、あえて当事者の新婚夫婦がやりたいと決意されているのであれば、法律家を生業とするらしい小室某にとっては、自らに関連する様々な問題や疑惑の数々を理論立てて説明する絶好の機会であり、マスコミからの下種な勘繰りも含めて、それを論破出来れば、法律家としての実力を証明出来るんですから、ニューヨークという人種と欲望の坩堝で法曹資格を得て、様々な訴訟を取り扱うに足る能力を世界中に宣伝するには、最高の実践現場になるでしょう。

そして、そ~なれは、ニューヨークでの仕事も順風満帆、国民も安心して内親王殿下の行く末を見守っていけるんじゃ~ないですかねぇ……。

うむ、ど~せなら、その場の質問を国民から募集するってのは、如何なもんでしょう (^^ゞ

しかし、それはサイケおやじの希望的観測であり、現実的には世間からボロクソに叩かれている母親を庇う発言すら、小室某は発していないでしょう。

そんな薄情な人間に、内親王殿下を任せられるという尊大な気持ちは、少なくともサイケおやじにはありません (-_-;

また、最近になって、内親王殿下を庇う気持ちから、誹謗中傷を繰り返す国民が悪いという様な発言を知識人、あるいは小室某を「褒め殺し」する輩がマスコミやネットに出現している事に関しても、それはそれで、「やっぱりお金」の世界ですから、何も思う事はありませんが、ひとつだけ、あらためて申し述べたいのは、今回の件に関して、国民に罪は無い!

という事です。

そりゃ~~、妬みとか僻みから、あれやこれやと難癖を!

という人物も確かに存在するでしょうが、最近の歴史を振り返っても、結婚により皇室を出られた元女王、及び結婚相手の男性に対し、ここまで国民を不快な気持ちにさせる報道なんて、ほとんど皆無でしょう。

何故に、そ~なのか?

あぁ……、これからも波乱の展開が予想される中で、やりきれない気持ちであります。

ということで本日、針を落としたのは、伊藤麻衣子が昭和60(1985)年に出した掲載したシングル盤A面曲「もっと真実」であります。

もちろん、冒頭から長々と述べた嘆き節に対する個人的な希望からの選曲ではありますが、それにして作詞:来生えつ子&作曲:来生たかお、そして編曲:梅垣達志が作り上げたのはアイドル歌謡ポップスの王道路線が全開で、重いビートを活かしたミディアムテンポのサウンド作りとマイナーモードのメロディに附された歌詞の「ありがちな」な恋愛模様の縺れを切なる願いを込めて節回す伊藤麻衣子の直向きさは、実にイイですよねぇ~~♪

正直、ボーカルそのものにパワーが不足しているところをエコー等々のサウンドエフェクトで補い、吸込みが目立つブレスについては、曲想に合っているというふうに言い聞かせられてしまうほど (^^;

そのあたりは彼女のルックスの芯の強そうな愛くるしさに免じて、素直に楽しんでいければ結果オ~ライと思うばかりです (^^ゞ

う~ん、とやかく他人に詮索される恋愛ってのも、十人十色の心の機微ってやつなんでしょうねぇ……。

それも幸せのひとつかもしれません。

伊藤麻衣子については近々、あらためて何か書いていきますね (^^)

コメント
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