OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

不貞腐れの自己責任

2012-07-10 13:45:22 | 歌謡曲

梶芽衣子のふて節 (テイチク)

自分がそうでない所為か、どうにもサイケおやじは所謂「おぼっちゃん」の思考や行動についていけず、時として愕然とさせられることも……。

例えば昨日も仕事の重要会議に関係先の副社長が出席せず、先方に理由を尋ねたところ、なんとっ!? 前週、サイケおやじと意見が対立した揚げ句、不貞腐れているってっ!?

バッキヤロ~~~~!

と、思わず叫びたくなりましたですよ、これには……!?

だって、言いたくはありませんが、今回のプロジェクトには大袈裟ではなく、あんたの会社の浮き沈みが左右されるかもしれんのですぜっ!

その現場責任者が、創業者一族のおぼっちゃん育ちとはいえ、職場放棄とは何を考えているのか、もう、呆れ果ましたよ……。

しかし、まあ、その場は番頭格で実質的な仕切り役が参加していてくれたので、なんとか仕事の進展はありましたが、全く先が思いやられる一幕だった事はまちがいありません。

もちろん、人生には不貞腐れも、肯定される時があるでしょう。

ただし、それに対しての責任ってものも、確かにあるんじゃ~ないですかねぇ?

さて、そこで思い出されたのが、本日ご紹介のシングル曲で、タイトルがそのものズバリの「ふて節」ながら、その前に「梶芽衣子の」としっかり公言されているのが凄いところでしょう。

つまり不貞腐れにも自己責任があるって事なんですよねぇ~、穿った思い込みとしては。

えっ、それは梶芽衣子だから、出来るんだよ、という声もはっきり聞こえたりしますが、そう言われると返答に困っちまうなぁ……。

なにしろこれが出た昭和48(1973)年は既に「野良猫ロック」や「女囚さそり」等々の強烈なイメージから、「地震、かみなり、梶芽衣子」とまで決めつけられていた怖い美しさが絶頂でしたからねぇ~~♪

ちなみに楽曲はご推察のとおり、彼女が十八番の怨歌節で、作詞は保科幸男に作曲が曾根幸明、そして編曲を小谷充が担当するという、まさに凝り過ぎない良い仕事の典型が、ここにありますよ♪♪~♪

そして全く今日までも揺るぎない、梶芽衣子のクールビューティな真骨頂が、ひとつの確定形として記録され、しかも幾分未完成なところさえも滲む歌いっぷりが、なかなかリアルだと思います。

また当然、梶芽衣子ならではの高音域の伸びた節回し、ちょいと細い声質の妙も素晴らしく、それこそがファンを魅了するのでしょう。

さらにジャケットに登場する彼女のイメージ!

そのファッション感覚と痛烈な佇まいは、誰もが真似出来るものではありません!

まさに自己責任型の孤高のスタア性が、眩しいばかり♪♪~♪

しかし現実を見つめてみれば、与党内には今日の混乱に至った元凶とも言える「おぼっちゃん」の我儘が、筋を通しているようでも、結果的にアホボン丸出しで、情けないですねぇ……。

また同様に、そんなもんに振り回され、処分もテキトーに変えてしまう上層部も、これまたボンクラの顔見世状態!

ふんっ、サイケおやじは絶対にそうはならないぞっ!

件の「おぼっちゃん」副社長に対しても、容赦無く仕事を進め、毅然と筋は通させていただきますよ。

そう自分に言い聞かせる意味もあって、本日はあえて「梶芽衣子のふて節」を鑑賞し、これを書いているのでした。

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4 コメント

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同じく小波… (ノストラセブン)
2012-07-10 22:52:24
お馬鹿な副社長さんは
隠密同心の捜査網で
成敗して貰えるといいですね。
返信する
とうとう見つけました (GORI)
2012-07-11 06:30:06
http://www.youtube.com/watch?v=tXWcaIePI9c

ご無沙汰していますGORIです。

本文と関係ないレスで本当に申し訳ありません。ただ、40年間探し続けていた曲をとうとう探し当てて嬉しくて書き込みさせていただいております。

70年代初めのこの曲ですがご存知ありませんでしたか?

で、梶芽衣子さん私も大好きですよ~♪

失礼しました。
返信する
成り行きまかせ (サイケおやじ)
2012-07-11 15:34:55
☆ノストラセブン様
コメント感謝です。

まあ、バカにつける薬はなんとやら……。
マジで相手とケンカしても、ど~にもならんですよ。
と最近は物分かりも良くなった私ではありますが……。
本音は書いたとおり!

まあ、自分で成敗は出来ませんが(苦笑)。
返信する
ラジオヒットの要点 (サイケおやじ)
2012-07-11 15:40:21
☆GORI様
お久しぶりです。
そしてコメント&解決篇、感謝です。

当時はまさに洋楽ポップスの全盛期で、スピナッチと同等の存在は夥しくヒットを放っていましたが、あらためて聴いてみると、懐かしさがこみあげてまいりました。

そうですね、これは流行りましたが、スッと耳に馴染んで、サッと忘れられる! それがヒット曲の大切な要素だったのかもしれません。

とかにく長年の蟠り(?)が解消されました事は、めでたいですねぇ~~♪
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