■ナンバー２ / 水谷圭 (東芝)
所謂「活舌が悪い」という人物は、何方の周辺にも、逆に強い存在感を植え付けてしまうわけで、殊更元スポーツ選手とか、例えばプロレスラーでは藤波辰爾、長州力、天龍源一郎、小橋建太が特に有名（？）かもしれません。
しかし、芸能人だと、それは決定的なマイナス要因になる事が明白である以上、「活舌」が良ければ、それは大きな武器に成り得る場合だってあるんじゃ～ないでしょうか？
なぁ～んて、本日も独断と偏見から書き出してしまったのは、実は掲載した水谷圭のシングル盤Ａ面曲「ナンバー２」こそは、絶対に「活舌」が悪かったら演じられない！？
と思う他は無いほどに、早口言葉的なフレーズが曲の流れのキメに用いられていんですねえ～～！？！
それは作詞：竜真知子＆作曲：亀井登志夫の共同謀議！？！
だったとしたら、決して歌唱力が優れているとは言い難い水谷圭というアイドルシンガーにとっては、ひとつの「賭け」だったのか！？！
そんなこんなの邪推が浮かんでは消えるのも、結果的に彼女が残したシングル曲の中では一番に秀逸な仕上がりになっているからでして、テンションの高いアップテンポのアレンジを仕掛けた鷺巣詩郎にしても、もしかしたら意想外のＯＫサインを出したんでしょうかねぇ～～ (^^;
実際、楽曲そのものは発売された昭和59(1984)年の洋楽最先端を先取り気味に活かした、なかなかの傑作だと思いますし、演奏パートのキャッチーさにしても、弾んだリズム＆ビートにクールで熱いコーラス、さらには間奏におけるギターソロの感度も良好♪♪～♪
ですから、水谷圭の歌唱力も、それなりに安定して聴けるもんですから、個人的には彼女の最高傑作って、この「ナンバー２」かもしれないなぁ～～ (^^♪
と、独り思い込んでいる次第です (^^ゞ
そして、ど～か皆様にも、一度はお楽しみいただきたく、願うばかりでございます <(_ _)>
ということで、話は変わりまして、本日は最近入れてもらった新おやじバンドの練習を昼過ぎから、みっちり出来ましたので、溜まりきっていたストレスも発散出来ました (^^)
ただし……、練習場が郊外の古い空き倉庫だったもんですから、暖房が無いのも当然とはいえ、寒かったのは厳しい現実 (^^;
でも、贅沢は敵ですよねぇ～～。
きっと、ビートルズだって、例の「ゲット・バック・セッション」は、こんな感じだったのかと思えば、メンバー全員、気持ちはひとつになっていたわけですよ (^^)
まあ、テンポの緩さは、歳相応いうことで (^^;
