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サイケおやじの生活と音楽

歌謡ロックだって沢田純

2021-09-18 18:06:28 | 歌謡曲

キドッテProfessional / 沢田純 (RCA)

掲載したのは昭和50年代後半の一時期、正統派歌謡曲の美人歌手として注目されていた沢田純のデビュー曲「キドッテProfessional」をA面に入れたシングル盤で、発売されたのは昭和57(1982)年7月とされていますが、これがっ!

ジャケ写や曲タイトルからも一目瞭然と申しましょうか、うっ!

と思わず呻いてしまうアップテンポの歌謡ロックなんですから、たまりません♪♪~♪

告白すれば、サイケおやじは当時、これを飲み屋の有線で初めて耳にした瞬間、思わずリクエストの電話をして、曲名や歌手について教えてもらったほどなんですが、実は掲載盤を入手したのは時代が平成に入ってからでして、それもサンプル盤というのが真相です。

つまり……、気に入っていながら買いそびれているうちに廃盤になっていたわけで、あまり売れていなかったんでしょうねぇ……。

しかし、沢田純その人は翌年に演歌へ路線変更し、「あんた」を小ヒットさせる等々の活躍があったんですから、そんなこんなも歌謡ロックをやっていたデビュー作を封印する要素だったんでしょうか……。

で、肝心の「キドッテProfessional」は作詞:福永ひろみ&作曲:森田公一が提供したツッパリ系のロック歌謡で、大谷和夫のアレンジによるドライなサウンド作りと幾分湿りっ気を感じさせる沢田純の歌いっぷりが化学変化を呼び込んだ様な仕上がりで、所謂ズベ公の純情とまでは言えませんが、なかなか「純」な歌謡世界は、芸名(?)を裏切りっていないと思うんですが、いかがなものでしょう。

ちなみに彼女は同時期にアルバムを1枚だけ出しており、そのオール横文字で曲タイトルまでも統一したLP「DANDY LADY」は、ジャケット良し、内容OK! 

という私的愛聴盤になっていたんですが、不覚にも現在紛失中という状況が悔しくて、しかも……、CD化も不明とあっては尚更に…… (^^;

そんなわけですから、機会がございましたら皆様にも、お楽しみいただきたいのがデビュー期の沢田純であり、正統派歌謡曲の世界に専念(?)してからも数回の改名を経ながら、地道に歌い続けているらしいという情報は、やっぱり嬉しいものですねぇ~~ (^^

やっぱり歌謡ロックは演歌と紙一重!?

そんな想いも強くなるのでした。

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