OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

これも彼女の素晴らしさ

2023-09-09 17:16:02 | 歌謡曲

■波 c/w ローリング・タイド / 林エイコ (DENON / 日本コロムビア)

「面白いブツが入ってますぜ」

―― みたいな事を店主から言われてしまっちゃ~、サイケおやじのスケベ心が動かないはずはなく、早速ゲットしてしまったのは裏ビデオや悪いクスリでは当然無く、本日掲載した中古のシングル盤でした。

そのポイントはジャケ写に登場の林エイコと名乗る、ちょっぴりアクの強い美女こそが、後にベンチャーズ歌謡「もうすぐ…故郷」を出す林美果だという真相がっ!?!

う~ん、そ~言われてみれば、彼女の長い髪とか面立ちから、そんな気もしてくるわけですが、そんな真偽云々よりも、実際に針を落として聴いてみたA面曲「波」は、作詞:北条暁&作曲:藤本卓也、そして編曲:玉木宏とクレジットされた、これがミディアムテンポのソウルフルなポップス歌謡 (^^♪

それは神妙なピアノのイントロから静々としつつも、ゴスペルっぽい腰の据わった芯の強いボーカルを聴かせるという、その歌唱力は林エイコの存在感を存分に印象づけてくれますし、サビからのグルーヴィなエレキベースやテンションの高いオーケストラをバックに熱く盛り上げていくあたりはサイケおやじの本当に好むところ (^^♪

正直、大衆的なヒットには結びつかない楽曲&歌唱とは思いますが、こ~ゆ~歌謡曲は発売された昭和46(1971)年8月当時には、それなりに様々制作されていたんですねぇ~~♪

つまりは既にしてニューミュージックとかAOR歌謡の先鞭とも言いたくなる仕上がりでして、歌いっぷりからは弘田三枝子の影響も強く感じられるところが、これまた高得点 ♪♪~♪

ですから、B面収録の「ローリング・タイド」が実はA面曲「波」の英語バージョンであり、こちらはレイ・パーキンス作詞による「Roaring Tide」と表記されているんですが、これまたディープ&ハートウォームな林エイコの歌唱が冴えまくり (^^♪

あぁ~~、こ~ゆ~ブツに邂逅する事こそが、猟盤活動の醍醐味という真実はひとつ!

なかなか、抜け出せない奥の細道というわけです (^^;

ということで、明日の高齢者バンドの練習に備えて、ギターの弦を張り替えていたら、ど~ゆ~ハズミか?

右手中指がツッた感じで、焦りました (^^;

なんとか指のストレッチみたいな事をやってたら、普通に動かせる様にはなったんですが、それも身体の老化現象でありましょうか…… (^^;

悔いの無い生き様を心掛けたいものです。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 秋のコスモスも素敵 | トップ | サイケデリックな夢こそ幸せ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

歌謡曲」カテゴリの最新記事