OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

胸キュン哀愁BOY

2022-05-09 19:39:20 | 歌謡曲

哀愁BOY / 秋ひとみ (ユニオン / テイチク)

局地的なところから最近、急速に再評価の動きが高まっているのが、秋ひとみ!?

もちろん、アイドルシンガーとしてのみならず、ルックスも含めて素晴らしい芸能的な資質がありながらイマイチ、トップアイドルの座に届かなかった彼女であればこそ、そ~したムーブメントはサイケおやじにしても大歓迎 (^^♪

そこで本日ご紹介するのは、秋ひとみが歌手としての活動も末期に近づいていた昭和55(1980)年3月に出した、これがAOR仕立ての素敵なニューミュージック歌謡「哀愁BOY」です。

まあ……、収録シングル盤のスリーブデザインは掲載したジャケ写のとおり、彼女の大アップを用いた、聊かエキセントリックなイメージが強いもんですから、なかなか楽曲本来の内容とリンクし難いというのは結果論かもしれませんが、高梨めぐみが作詞作曲した歌謡世界は既に述べたとおり、幾分我儘(?)な男女の恋愛感情を当時の洋楽最前線だったオシャレ系シティミュージックとして構成したものですから、秋ひとみが持ち味であるソフトな声質と胸キュンな節回しで歌ってくれる、せつなさが滲みまくりの名曲名唱なんですねぇ~~、この「哀愁BOY」は♪♪~♪

いゃ~~、何度聴いても、うるっとしそうになる自分が気恥しくなりますですよ (^^;

ちなみに楽曲を提供した高梨めぐみは、一応(?)ヤマハ系のシンガーソングライターとして、昭和54(1979)年の公式レコードデビューからシングル盤2枚とLPを1枚出していた、これまたAOR系の素晴らしいミュージシャンだったんですが、ブレイクしないままにフェードアウトしつつも、同時期のアイドルに様々な楽曲を書いていた才女でして、サイケおやじは大好きだったんですが……。

もちろん、この「哀愁BOY」の自作自演バージョンもアルバムに収録してあり、若草恵のアレンジによる秋ひとみのカバーバージョンが、どちらかと言えば、せつなさモードであるのに対し、高梨めぐみは既に述べたとおり、AOR王道のロックっほさが表出した、ちょいと1970年代後期ドゥービー・ブラザーズ風の味付けになっておりまして、それゆえに当時のカーリー・サイモンを想起させられるという、これまたサイケおやじの好みがド真ん中 (^^♪

正直、竹内まりや等々なんかよりも、好きなほどです (^^♪

ということで、気になる皆様は、ぜひとも聴き比べなり、お楽しみくださいませ。

いゃ~~、昭和50年代の歌謡曲にも、再評価が高まる機運は、嬉しいかぎりです (^^♪

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