OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

あほんだらなグルーヴでブっ飛ばせ

2020-11-27 19:24:17 | 歌謡曲

■ホンダラ行進曲 / ハナ肇とクレージーキャッツ (キングレコード)

昨日は失礼致しました <(_ _)>

さて、あらためて言うまでもありませんが、現在のコロナ禍は拡大の一途でありながら、為政者どもの無責任ぶりは目に余ると申しましょか、責任転嫁と保身ばかりが目立つところにマスコミも同調している雰囲気が濃厚とあっては、我々も覚悟を決めねばなりますまいっ!

つまりは、お気楽か、神経質か?

極言すれば、そんな二者択一だって成立しかねないのが現状だとしたらの、せめてサイケおやじは……、お気楽に構えていたいという事で、昨日のロングドライヴの車中ではクレージーキャッツのCDをフル回転させていましたですよ (^^;

そして中でも、現在の気分に強い励ましを与え貰ったのが掲載のシングル盤収録曲「ホンダラ行進曲」で、もちろん中身はクレージーキャッツのヒット曲諸作ではお馴染みの作詞:青島幸男&作編曲:萩原哲晶ですから、オトボケとナンセンスに満ちた調子の良過ぎるノリは絶品♪♪~♪

特に「行進曲」と銘打たれているだけあって、萩原哲晶の作編曲は古関裕而からの影響がド真ん中でありながら、しかし聴けば一発!?!

これって、古賀政男の傑作「丘を越えて」のパクリであると同時に、痛快なパロディじゃ~ないか?

なぁ~んて、サイケおやじは長年妄想し続けているんですが、いかがなものでしょう。

だって、植木等が歌う一番の歌詞が「山を越える」わけですから、曲調が前述した「丘を越えて」を意識していないはずがないと思うんですけどねぇ~~!?

いゃ~~、歌詞の中身のナンセンスさは圧巻で、全篇に元祖「やおい系」、つまり「ヤマ無し・オチ無し・意味無し」という虚空遍歴みたいなグルーヴが炸裂しているんですから、これが昭和38(1963)年に製作発売されて今日まで、失せる事の無いドシャメシャなフィーリングであるところに、我が国の底力があるんじゃ~ないでしょうか。

ちなみにバックの演奏を担当しているスカイライナーズは当時、クレージーキャッツと同じ渡辺プロに所属していたジャズ系のビックバンドで、テレビ出演も多く、リーダーのスマイリー小原が踊りながら指揮する姿は、これまた楽しいグルーヴに満ちていましたですね (^^♪

ということで、既に今年は忘年会やクリスマス会を取り止めたところも多く、また少人数でのパーティも憚られるという状況であれば、せめてスマホやカーオーディオ等々の個人的音楽空間で、ナンセンスな歌や演奏に浸るのも一興かもしれませんよ (^^;

サイケおやじとしては、こ~ゆ~、社会が暗く落ち込んで行くばかりの状況下だからこそ、それぞれに個人が楽しいエネルギーを感じ、放出する事が必要だと思っております。

何も皆が集まってワイワイガヤガヤ盛り上がらなくとも、独りの楽しみだって、そこでのエネルギーが集約されれば、空間に蔓延するウイルスだって吹き飛ばす事が出来るかもしれませんからねぇ~。

お気楽な戯言なんでしょうが、本気で思っております<(_ _)>

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