OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

別れの夜明けの思い出

2021-10-21 18:06:35 | 歌謡曲

別れの夜明け / 石原裕次郎&八代亜紀 (テイチク)

掲載したのは説明不要、石原裕次郎&八代亜紀の夢の共演デュエットが昭和49(1974)年秋~年末に大ヒットさせた「別れの夜明け」をA面に入れたシングル盤なんですが、そもそも、こ~ゆ~楽曲って、聴くのも当然シビレるとはいえ、やはり自分達で歌って、その気になるってのが、一番イイという真実も確かにありますよねぇ~~ (^^)

もちろん、その場は酒席・宴席が多いということで、実はサイケおやじは学生時代に入れてもらっていたバンドのバイト演奏で、この「別れの夜明け」をやった事があるんですが、あらためて言うまでもなく、こんな演目とは無縁だった自分達にとっては、演奏前日に渡されたリクエスト演目の譜面を頼りに練習一途!?!

ちなみに当時はカラオケが普及し始めた頃だったんですが、それゆえに生バンドの需要が多かったのは、隔世の感がありますし、その時に頼まれていたのは、カラオケ替わりの伴奏が主でありました。

で、肝心の「別れの夜明け」は典型的な歌謡演歌ですから、作詞:池田充男&作曲:伊藤雪彦が手掛けた曲調は、悲恋の別れを描くに相応しい、Am → Dm → E → Am という定番モードが使われているもんですから、必然的にリズムやビートの感覚がモタレてしまうのはトーシロの悲しさ……。

う~ん、こんなんじゃ~、当日の伴奏がきっちり出来るのか……?

なぁ~んて、サイケおやじは不安のド真ん中に置き去りにされた気分でしたねぇ~~ (^^;

ところが、やっぱり神様は存在するわけで、その日の現場ではバンドメンバーが何時になく必死になっていた事から、十数曲はあった、ほとんど初めての演目の伴奏が、それなりに纏まってやれたと認められ、ギャラの他に個々の楽曲に対し、歌ったご本人からチップまで頂戴してしまったというのは、望外の喜びでありました (^^♪

中でも、この「夜明けの別れ」をやった時は、歌ったのが成金の地主様だったみたいで、上機嫌で壱萬円もチップの大盤振る舞い ♪♪~♪

そんなわけで毎年、宴会の季節になると、そんな学生時代の美味しい思い出と同時に、この「夜明けの別れ」のメロディや歌詞が思い出されます (^^)

ということで、昨今の状況から、ようやくコロナ禍も下火になりつつあるので、いよいよ宴会モードが復活かっ!?

―― みたいな風潮もございましょうが、まだまだ油断は禁物でしょう。

それゆえに、カラオケ等のデュエットを楽しむ場合にしても、互いに距離を保って歌わねばならないというのであれば、ちょっと……、せつないですねぇ……。

でも……、この「別れの夜明け」は、それでもデュエット定番として、歌い継がれていくと思っております (^^♪

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