OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

終わりだったら、どうするか

2022-09-22 17:53:39 | 歌謡曲

終わりのブルース / 荒井千津子 (日本ビクター)

これで食指が動かなかったら、ジャケ買い者の矜持は……!?

そ~思わざるを得ないのが、昭和44(1969)年に発売された荒井千津子の掲載盤でしょう (^^ゞ

実際、彼女は脇役とはいえ、現代で云うところのフェロモン系女優として、強い印象を残した演技も確かにありますが、同時に歌手としても、なかなか魅力的なシングル曲を出している事は、基本的にジャケ買い趣味に留まらない、歌謡曲愛好家を喜ばせるものでもあります。

で、ここに収録のA面曲「終わりのブルース」は作詞:山上路夫&作曲:鈴木淳、そして編曲:小谷充という、我が国歌謡界のヒットメーカーが顔を揃えた正統派演歌ブルースで、それゆえに奇を衒ったところのない曲調を歌うには、なかなかそれなりの歌唱力が求められると思うんですが、荒井千津子の臆する事のない節回しと腰の据わったボーカルの魅力は、本当に侮れないんですねぇ~~(^^♪

ジャケ写の雰囲気から、普通にセクシーなお色気歌謡と決め付けてしまう先入観は本当に禁物で、告白すれば、そんな偉そうな文章を書き連ねているサイケおやじにしても、心底衝撃を受けてしまったのが、この「終わりのブルース」を演じた荒井千津子の歌いっぷりの良さでありますっ!

サイケおやじは以前、「ふうてんブルース」をA面に入れた彼女のシングル盤をご紹介した時、完全にジャケ写の魅力優先主義という立場でありましたが、今回は優れたボーカリストとしての荒井千津子にも注目すべきとして、拙文を綴っている次第です (^^;

う~ん、相当に身勝手なサイケおやじではありますが、平にご容赦ください <(_ _)>

ということで、何事にも必ず、終わりがやって来る事は、この世の真実のひとつですから、我々は淡々と、それを受け入れねばならないとは思いつつも、それが難しいのは言わずもがな、未練や執念を露わにして、醜態を晒すのも、また人間としての宿業と思うばかりです。

平たく言えば、終わりって、やっぱり悲しいんですよねぇ……。

実は昨夜、長年お世話になっていたバイク屋から廃業閉店の知らせを受けまして、気分はマイナーモードです……。

う~ん、これから、どうするかなぁ~~~!?


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