■こどもの眼 c/w 明日の午後ならいいわ / 松島トモ子 (東宝)
子役時代が華々しかっただけに、大人になってからの松島トモ子は文字どおり、聊か大人しくなった印象もございましょうが、歌手活動においては今日でも人気の高いレコードを幾枚も残しており、その中から本日掲載したのは昭和47(1972)年に出した傑作盤です。
ただし……、サイケおやじとしては子供の視点から描かれた両親の離婚を歌ったA面曲「こどもの眼」は、そりゃ~確かに作詞:阿久悠&作編曲:森田公一が狙いどおりのシンミリ系フォーク歌謡に仕上がっているとは思いますが、この辛辣な歌謡世界には、ど~しても馴染めません……。
というか、松島トモ子の歌唱が、あまりにもジャストミートし過ぎている気がして、せつなくなるんですよねぇ……。
確か……、彼女は父親とは生き別れの境遇だったと思いますから、尚更です。
しかし、同じソングライターコンビが手掛けたB面曲「明日の午後ならいいわ」は、アップテンポの素晴らしいソフトロック歌謡 (^^♪
行き詰った古い恋を捨て、新しい未来を希求する、それはそれで美しい女心を慎みを感じさせながらも明るく節回す松島トモ子は、これが大人になった彼女の本領発揮と思うばかりですよ (^^♪
あぁ……、こ~ゆ~二面性を楽しめるからこそ、アナログ盤7吋シングルの魅力は失せないんでしょうねぇ~~~♪
ということで、相変わらず世の中はバカバカしい火種が尽きませんねぇ……。
例えば、無用の長物である「マイナンバーカード」に保険証を併用させるという呆けた施策なんてのは、日本には「国民皆保険制度」の原則があり、保険料だって年金からピンハネされている現状からして、「マイナンバーカード」を取得していない者に保険証を交付しないなんてこたぁ~、出来るはずもなく、つまりは申請しなくとも、向こうから件のカードを送付せざるを得ないわけですよ。
それが面倒なもんだから、ポイントで釣ったり、様々な危機感を煽って「マイナンバーカード」を申請させようとする為政者どもの魂胆にノセられるほど、国民はバカじゃ~ないでしょう。
そんなのは、こどもの眼にだって、明らかだと思うばかりです。
そんなこんなの議論を国会でやろうともしない諸センセー、穀潰しとしての恥を知って欲しいもんです。