OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

素直に聴きたい梢みわ

2023-06-28 19:34:14 | 歌謡曲

素直な恋 / 梢みわ (東芝)

昭和40年代中頃の我が国歌謡界に数多登場していた黛ジュンのフォロワーの中でも、梢みわは決して、それだけの存在ではなく、実は同時期には奥村チヨにも接近したレコードを吹き込んでいたという証明が、昭和44(1969)年に出した本日の掲載盤A面収録の「素直な恋」であります。

もちろん、そ~思い込んでいるのはサイケおやじだけかもしれませんが、とにかくも作詞:なかにし礼&作編曲:宮川泰が企図提供した「素直な恋」は、イントロから思わせぶりなトランペットのソロを配置し、そこから一転、所謂ビート歌謡系のポップス演歌に入っていくという周到な用意があればこそ、ミディアムテンポでメロディを節回す梢みわの歌唱スタイルは、声質やコブシの用い方までもが、奥村チヨになっているんですから、たまりません (^^;

―― というか、ちょっぴり陰湿(?)な歌詞の世界も含めて、これって、最初は奥村チヨに書かれた楽曲なのか……?

そんな勘繰りさえも浮かんでは消えるほどなんですが、それでもサビでは、きっちり黛ジュンに戻しているあたりは、流石梢みわ!?!

―― なぁ~んて、失礼極まりない、不遜な感情を覚えてしまうサイケおやじではありますが、実は好きなんですよ、梢みわが歌ってくれた「素直な恋」が (^^)

まあ……、今となっては、所謂「やっちまった」感も強い音源かもしれませんが、少なくとも彼女には次に大傑作「花は眠れない」を出すという未来が待っていたわけですし、やっぱり好きだなぁ~~、梢みわ (^^♪

ということで、本日は特段のオチもありませんが、とにかく毎日、何かしらのレコードに触っていないと気持ちが落ち着かないという、そんな中毒症状を解消するべく、拙ブログも続けていくのは、癒しを求めている証かもしれません (^^;

明日は、どっちだ……。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ガールグループ演歌も素敵 | トップ | ビートで溢れる青春の渚 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

歌謡曲」カテゴリの最新記事