OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

この人だぁ~れ:part-20

2020-08-02 19:35:28 | 歌謡曲

喪失 MY ANOTHER BIRTHDAY / 麻野星子 (ミノルフォン)

掲載したのは、相当以前、おそらくは十数年前にゲットしていた中古のシングル盤なんですが、演じている麻野星子については、例によって何も知るところが無いままに年月が流れ、しかし今回、拙ブログで定着しつつある「この人シリーズ」に事寄せて、ようやく本日のご紹介とさせていただきました。

で、まず主役たる「麻野星子」は「まのしょうこ」と呼ぶのが正解らしく、さらに……、このジャケ写ポートレートの「濃い」雰囲気からして、もしかしたら成人映画~AV業界からのデビューという推察も易い雰囲気ではありますが、このシングル盤A面曲のタイトルが「喪失」と記され、岡田冨美子の綴った歌詞の世界が皆様のご期待どおり、「ロストバージン」なんですから、いやはやなんとも!?

もちろん、そ~書かなければならないのは、作曲:森田公一&編曲:西崎進が作り出したメロディ&サウンドが、このシングル盤の発売された昭和55(1980)年よりも2~3年は古いフィーリングのアイドル歌謡になっているからで、とにかくアップテンポのリズムパターンやちょっぴりソウルフルなコーラス、そしてブラスやストリングスの使い方も含めて、往年(?)のアイドル歌謡が、そのまんま!?

このあたりの感じ方は、同時期に出ていた、例えば松田聖子の諸作と比較してみれば、如何にも古いと思わざるを得ず、しかし、それが今となっては、逆に愛おしいのがサイケおやじの本音であります。

何故ならば、麻野星子の声質が基本的にソフトであり、節回しも薄味ながら、所々で溜息交じりのアクセントを入れてしまうという、これが絶妙のワザトラフレイヴァ~なんですねぇ~~♪

既に述べたとおり、このシングル盤も、また彼女についても、サイケおやじが知らなかったというのは、勉強不足もございましょうが、やはりヒットには遠かった1枚と思えば、逆に今となっての「お宝」度数も高くなっているんでしょうか?

CD化されているかも定かではありませんが、「昭和」という時代の幸せを再認識する何かの手掛かりになれば、このシングル盤が残された意義もあろうかと思う次第です。

ということで、麻野星子の正体も結局は判明せず、また残された音源についても探索中ですので、本日は、ここまでとさせていただきますが、それにしても世相の混乱、毎日書き連ねている自らが暗くなっても、しょ~がないですねっ!

好きな道の険しさも、楽しみにちがいありませんから、精進を重ねていくしかありません。

失礼致しました  ^^) 

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