OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

これがキングレコードのサウンドだっ!

2024-01-04 18:51:14 | 歌謡曲

水色の世界 c/w お熱い仲 / じゅん&ネネ (キングレコード)

今日から仕事初めとはいえ、街は未だ本格的に動いている感じもなく、それでいて、どこかしらザワザワしているのは大きな災害や事故が連続しているからでしょうか……。

サイケおやじとしては、そんな中だからこそ、ビシッとしたサウンドが楽しめるレコードをっ!

―― そんな思いで取り出したのが本日の掲載盤でして、これはじゅん&ネネが昭和44(1969)年元日に出した、彼女達の名義では2作目のシングル盤♪♪~♪

もちろん、それは前述した思惑どおりの仕上りでして、まずは作詞:山上路夫&作曲:平尾昌晃から提供のA面曲「水色の世界」が如何にも「平尾メロディ」という和洋折衷フィーリングにファンタジーな恋愛模様が綴られた歌詞が乗っかっているという、このあたりは当時流行のGS歌謡を踏襲したプロデュースだと思えば、ミディアムテンポでビート感を強くした小谷充のアレンジも秀逸であり、特にビシッとしたドラムスに泣きメロのエレキギターが特徴的なカラオケパートがあればこそ、じゅん&ネネのツインボーカルとハモリのコンビネーションはヒット狙いがド真ん中 (^^♪

実際、この「水色の世界」は前作「愛するってこわい」に続いての大ヒットになった事は言わずもがな、同じ制作スタッフが関わったB面収録曲「お熱い仲」こそは、アップテンポで尚更にGS歌謡性感度が抜群に高い傑作 (^^♪

というか、メロディ展開のヒネリとかも含めて、それはA面曲「水色の世界」と比べれば幾分雑なところは否めないかもしれませんが、現代の耳で聴いても尚更の事、この歌謡ロックっぽさは捨て難い魅力に溢れていると思いますし、じゅん&ネネがビシバシのドラムスに負けじと歌いまくる仕上がりは痛快至極!

あぁ~~、この当時のキングレコードで制作されていたGS歌謡やエレキサウンドの諸作は、じゅん&ネネに限らず、例えば中村晃子や寺内タケシ等々の諸作の他にも夥しく残されている音源で同系の迫力のある音作りが確認出来るという、その楽しみは幸せでありましょう (^^♪

ということで、流石に年始回りに疲れを感じるんじゃ~、しょ~がないです……。

でも……、それなりにボケないで、付き合っていけるのは、幸せなんでしょう。

そ~思わなきゃ~、バチアタリ (^^;

本年も、よろしくお願い申し上げます <(_ _)>


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