■星港ナイト / 高倉尚子 (TAURUS / 東芝)
掲載したのは以前、某ネットオークションで纏め売りされていたアナログ盤レコード群の中から最近になって発掘したシングル盤なんですが、まずはジャケットスリーブの大アップポートレートに登場してる高倉尚子のルックスにグッと惹きつけられます (^^)
そして、さらに驚かされたのが、針を落として流れ出した収録Ａ面曲「星港ナイト」のイケイケ感であり、それはフュージョンタッチのイントロからビシバシのビートでノリまくる彼女の歌唱力の本物度数の高さでした。
そこで制作クレジットを確認すれば、作詞：売野雅勇＆作曲：泰英二郎、そして編曲：芳野藤丸が手掛けたというんですから、おそらくは彼女のボーカリストとしての資質を認めての仕事だったんじゃ～ないでしょうか。
そ～でなければ、アップテンポで途中にイントネーションが変化するリズムが仕込まれた難しい楽曲「星港ナイト」が制作されるとは思えず、逆に言えば、普通のアイドルシンガーでは絶対に提供されないかと……。
う～ん、こんなに気になる高倉尚子をサイケおやじが気がつかなったのは、これまでも度々述べて来たとおり、これか世に出た昭和62(1987)年はサイケおやじが島流しにされた初年度でしたからねぇ……。
果たして彼女が、どんなステージライブを行っていたのかも全く知らず、当然ながら「この人」シリーズに分類するしかない高倉尚子ではありますが、とにかくも現在、猟盤活動のターゲットにしておりますので、他の音源が入手出来ましたから、ご紹介させていただきます。
最後になりましたが、「高倉尚子」は「たかくらしょうこ」、そして曲タイトルの「星港」は「シンガポール」と発音するのが正解らしく、後者に関しては実際の歌唱中でも、そ～歌われておりますので、念の為 (^^)
いゃ～～、奥の細道は、まだまだ続きます。
