■真赤なジェラシー / マルガリータ (ビクター)
本日の掲載盤も既に皆様ご推察のとおり、ちょい前にジャケ買いしてしまったシングル盤でして、もちろん主役たるマルガリータについては、「この人」シリーズに分類しておりますが、どうやら海外から日本へ出稼ぎに来ていたダンサーらしいですよ。
ですから、サイケおやじが知り得ている彼女のプロフィールは、セルビア育ちで本名はマルガリータ・マルフォンソ・イダルゴ、水泳が得意ということですから、水着姿も大いに気になるところですが、それはそれとして、とにかく収録のA面曲「真赤なジェラシー」は作詞:安井かずみ&作曲:都倉俊一、そして編曲:竜崎孝路が明らかに狙って、練り上げたスパニッシュ調の歌謡ポップス ♪♪~♪
そして肝心のマルガリータのボーカルは、例によってガイジン特有のカタコト唱法であり、おまけに声質がロリ系なんですから、微妙な被虐性が秘められている様な歌詞の世界との整合性もド返しの倒錯性は、なかなか面白いんじゃ~ないでしょうか (^^;
残念ながら、サイケおやじは彼女の実演には全く接したことがありませんし、雑誌のグラビアやテレビ等々の芸能ニュースに登場している姿も同様に記憶がありませんので、このジャケ写にして、この歌いっぷりには、尚更に妄想が(^^;
ということで、なんだか、こ~ゆ~歌手のレコードを聴いていると、カタコト歌唱だけ集めた編集盤を作りたくなるんですが、当然ながら今の時代じゃ~、差別的だとか云々で、表立ったレコード会社では無理でありましょう (^^;
そりゃ~、確かに「カタコト=拙い活舌・不安定な発音」という現実はあるでしょうが、それを差別意識に結び付けてしまうという、その発想が既に差別的なんじゃ~ないですかねぇ……?
何事も、他人の気持ちを優先して考え、行動すれば、自分に素直な気持ちは抑えなければなりませんが、単純に面白がるという本質・本音が圧し潰されるのも、完全には納得されません。
う~ん、この世は、だから疲れるんでしょうかねぇ……。