■Yuko Nagisa / 渚ゆう子 (東芝)
おやじバンドに女性ボーカリストが参加することになり、演目はベンチャーズ歌謡をやろう! と決定したところで、メンバーが持参したのが、本日ご紹介のコンパクト盤です。
A-1 京都慕情
A-2 二人の大阪
B-1 京都の恋
B-2 夏の日の想い出
上記収録曲は説明不要、渚ゆう子が代表曲「京都の恋」と「京都慕情」の二連発ヒットシングル盤を素直に入れたものですが、特筆すべきはジャケットの素晴らしさでしょう。
これを見た瞬間、サイケおやじは彼女の素敵なエロキューションに完全降伏♪♪~♪
ストッキングに包まれた爪先から踵の力の入り具合とか、膝のくずし方、強く妄想されられる太股の裏側や胸のふくらみ♪♪~♪
そして何よりもエグイほど思わせぶりな彼女の表情と手の仕草♪♪~♪
あぁ、もし家に帰って、彼女のような人がいたら、どうしょう……。
なんて戸惑ってしまいそうでしたから、サイケおやじは迷わず、ジャケットの写真を撮らせていただきました♪♪~♪
肝心のバンドの練習は「京都慕情」に決定し、女性ボーカルといっても既におばちゃんですが、とにかくその熟女のお色気を完全にバックアップするべく、奮闘していく所存です。
当時奥村チヨをはじめ、このテの悩殺ジャケは数多ありましたが、この人の持ち歌のイメージからは結びつくものが…。
とは言え、この人は曲調とは少しかけ離れた「茶髪にミニスカート」という出で立ちでブラウン管に登場していましたから、このジャケもさもありなんでしょうか。
コンパクト盤ゆえ実現したジャケと言えるかもしれませんね。
コメント感謝です。
当時の東芝レコードは、特にLPだとお色気ジャケットの歌謡曲LPが十八番でしたが、それにしても、これにはショックに近い驚きがありました。
渚ゆう子はブレイクした頃、既に二十代も半ばでしたから、自然体といえば、それまでなんですが……。
今は、こういうイメージが似合う歌手がいなくなりましたですね。さみしいです。