OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

殺人的十番街の殺人

2023-10-21 16:04:59 | サイケおやじの日常

十番街の殺人 / The Ventures (Liberty / 東芝)

本日は、みっちりと高齢者バンドの練習ということで、ベンチャーズの人気演目にして、トーシロには難曲の「十番街の殺人 / Slaughter On 10th Avenue」に取り組んでおりますが、とにかくドラムスとリズムギターがあっての典型的なベンチャーズサウンドということで、1時間ほどはリードを入れないで、リズムを纏める練習をやったんですが、いゃ~~、難しいですねぇ~~ (^^ゞ

もちろん、サイケおやじが弾かせてもらう事になったリードのパートも至難の業ではありますが、ベンチャーズバージョンの「十番街の殺人 / Slaughter On 10th Avenue」」は既に述べたとおり、殊更リズムメインの演奏にリードが乗っかている感じが大切なところですから、決してリズム感が良いとは言えないサイケおやじは四苦八苦 (>_<)

う~ん、ここ数日、久々に掲載の私有盤を聴き直し、懸命にコピー練習していたんですが (>_<)

ということで、練習の合間の投稿にて、本日は失礼させていただきます。

あぁ~~、上手くなりたいなぁ~~~ (^^;

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夢物語でも平和の歌を

2023-10-20 16:07:19 | 歌謡曲

地球の夜明け c/w 美しい星 / Kとブルンネン (CBSソニー)

テレビのニュースなんてものは胸糞の悪くなる報道ばっかりなのが常、とはいえ、殊更最近のパレスチナ ~ イスラエル戦争には胸が潰れる思いです……。

もちろん、他地域からの支援や仲裁の動きはあるにせよ、問題の根底には凡そローマ帝国時代から今日に続くユダヤ王国の滅亡、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教其々の信者による対立、加えて半ば「でっち上げられた」イスラエルという国家の存在意義等々、その背景にはユダヤとアラブ両資本の絡み合いがあると思われるのですから、一朝一夕に片付く問題ではないでしょう。

しかも、これはウクライナの問題でも浮上していたんですが、背景にあるのは戦争が最大の産業と自負しているが如きアメリカの動きが明らかで、これは現在のバイデン大統領が就任直後からの政治姿勢であれば、現地での悲惨とは裏腹にウハウハと儲けている奴らが確かに存在してい事は言うまでもないでしょう。

さて、そこで皆様には、ぜひとも聴いていただきたいのが本日掲載のシングル盤でして、これはKとブルンネンがデビュー3作目として昭和45(1970)年4月に出したソフトロック歌謡の大傑作♪♪~♪

そして何よりも、作詞:山上路夫&作編曲:鈴木邦彦が提供のA面曲「地球の夜明け」は、「人類の進歩と調和のために」というサブタイトルも示すとおり、所謂ビューティフルな世界平和を願う歌詞の世界にミディアムテンポで前向きに明るいメロディが附されているんですから、日本人のKとアメリカ人のブルンネンという国際的なデュエットが演じるところにも、大きな意味合いがあるわけでして、いゃ~~、実にホノボノとした気分に満たされるんですよ (^^)

  争ってなんになろ だれでも
  幸せをわけあおう
  人々はみな愛しあい 生きるのさ
  この地球 ただひとつの国にしよう

―― なぁ~んてサビの歌詞には幾分の気恥ずかしさを感じるのは確かではありますが、しかし、こ~ゆ~歌を忘れてしまっては、やはりダメなんじゃ~ないでしょうか?

その意味で、同じソングライターコンビが提供のB面曲「美しい星」がミディアムアップのドリーミーなソフトロック歌謡に仕上がっているのも、A面曲「地球の夜明け」との関係性からして大正解♪♪~♪

いゃ~~、聴いているうちに胸キュンにして幸せな気分に満たされてしまいますねぇ~~、サイケおやじは (^^♪

ちなみに山上路夫が作詞の「美しい星」と云えば、森山良子赤い鳥ベッツイ&クリス等々が歌っているフォーク系ソフトロックな楽曲が有名ですが、それは村井邦彦の作曲によるもので、このKとブルンネンのトラックとは同名異曲ですので、念の為 (^^)

ということで、本日ご紹介のシングル盤に収録の2曲は共に夢物語でありましょう、現在の悲惨な世界からすれば……。

しかし、繰り返しますが、こ~ゆ~時世・時局なればこそ、ひとりでも大勢に聴かれるべき楽曲だと思いますし、それに和み、あらためて夢を見るのも悪くは無いんじゃ~ないでしょうか。

平和安寧は遥か遠くにあるとはいえ、道は確かに続いていると信じたい気持ちであります。

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これもB面推しの森田つぐみ

2023-10-19 16:49:52 | 歌謡曲

■さよならは似合わない c/w おろしたての放課後
              / 森田つぐみ
(フィリップス / 日本フォノグラム)

以前にも書いたと思うんですが、サイおやじは「台詞入り」のアイドルソングを蒐集していた時期があり、昭和51(1976)年に森田つぐみが歌った「さよならは似合わない」をA面に入れた本日掲載のシングル盤も、そんなこんなの理由からゲットした1枚だったんですが、これが大正解 (^^♪

それはカップリング曲としてB面に収録されていた作詞:森雪之丞&作曲:大野克夫が提供の「おろしたての放課後」が、サイケおやじの好みにドンズバのカントリーロック系ポップス歌謡であり、佐藤準のアレンジにはエレピやペダルスティールギターが全面的に用いられているんですから、たまりません ♪♪~♪

そのアップテンポの曲調は、例えばカーペンターズの「Top Of The World」っぽくもあり、初期オリビア・ニュートン・ジョンの諸作にも通底する洋楽フィーリングが全開しており、加えて当時の我が国で流行の歌謡フォークの味わいも滲み出た仕上がりは、決して上手いとは言い難くも、素直に節回す森田つぐみの個性にはジャストミートじゃ~あぁ~りませんかぁ~~♪

いゃ~~、絶妙にロリっぽさが残る彼女の声質もイイ感じ (^^♪

さて、そこで作詞:森雪之丞&作曲:宮本光雄、そして編曲:竜崎孝路が提供した肝心のA面曲「さよならは似合わない」なんですが、これは既に述べたとおり、イントロに彼女の台詞が入ったミディアムテンポの歌謡フォーク系アイドルソングではありますが、曲調やアレンジにポール・マッカートニーが十八番のオールドタイミーなノベルティソングの出来損ないみたいな感じが残っており、しかし、それでいて、基本は「ぶりっ子」系アイドル歌唱に徹した森田つぐみの歌いっぷりには、これはこれで似合っていた様に思いますが、いかがなものでしょう。

決して悪くは無いと思っているんですよ、サイケおやじは (^^)

ちなみに森田つぐみは、確か某テレビオーディング番組からのデビューだったと記憶しているんですが、大きなブレイクも果たせないままにフェードアウト……。

それでもサイケおやじの記憶に残っている彼女はテレビバラエティ番組の中でピアノを弾いていたり、それなりに扱いは良かった気もしていますし、本日掲載のシングル盤は2作目ですが、他のレコードも王道のアイドル歌謡路線の秀作ばかりでしたから、追々にご紹介させていただきますね (^^)

ということで、世界は騒然としている中にあって、とりあえず……、日本の平穏に感謝するしかありません。

そして毎日、歌謡曲のレコードを弄っていられる境遇も、幸せと思えなければバチアタリでありましょう。

大切にしたいものです。

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出会って別れの浦川智子

2023-10-18 16:53:31 | 歌謡曲

北風のピリオド / 浦川智子 (ポリドール)

我が国の場合、音楽ソフトがアナログ媒体のレコードやテープ等々からCDに代表されるデジタル媒体に切り替わり始めたのは、おそらくは昭和60(1985)年あたりからだったと思っているのですが、当然ながら人気商品、つまりは売れセンのアイドルとか人気ミュージシャンの新作はアナログ盤レコードとCDの並立発売が普通だった時期があり、だからこそと申しましょうか、その頃に中途半端にブレイクした女の子アイドルシンガーのアナログシングル盤をコレクターズアイテムとして探し求めている愛好者こそは、中古市場やネットオークションを熱くさせる存在でありましょう。

もちろん、不肖サイケおやじは、そ~ゆ~ムーブメントは大いに理解賛同出来るところですから、旧知の友人に以前から探索を頼まれていた本日掲載のシングル盤が手に入ってみれば、速攻での連絡は蒐集道の仁義でありましょう (^^;

しかし、そ~ゆ~理由があったからこそ、やはり急速に気になってしまったレコード収録音源と主役たる浦川智子の存在は、これが世に出たとされる昭和63(1988)年9月当時のサイケおやじが異郷の地へ島流しにされていた時期でしたから、知る由もありません。

そこで、そんなこんなの言い訳を考えつつ、現物レコードA面曲「北風のピリオド」に針を落としてみれば、これが案の定、当時流行のデジタルサウンドを当たり前に使った、ミディアムテンポのアイドル歌謡がド真ん中で、普通に寂しい情景描写と刹那の淋しい心象風景が歌い込まれた楽曲を節回す浦川智子の細い声質は、全くジャケ写ポートレートに偽り無しの印象で、作詞作曲を担当した天野滋は、もしかしたら、彼女のルックスイメージを優先しての曲作りだったんでしょうか?

オンタイムで浦川智子に全く接する事が出来なかったサイケおやじにすれば、そんなふうに思ってしまう他はありませんが、それにしても岩本正樹のアレンジも普通っぽさから逸脱しないデジタル王道の音作りで…… (^^;

ちなみに件の友人は入手に関して、それなりに高値の予算をサイケおやじに申し入れていたので、かなりのレア盤なのかもしれませんが、このブツは例によって、ネットオークションの纏め落札レコード群の中から掘り出した1枚なんで、ど~しようかなぁ~~、値段の件は (^^;

ということで、出会いと別れは、この世の真理!

そ~思ってしまえば、中古市場なんてところは、その縮図かもしれませんねぇ……(^^;

まあ……、だからこそ、新しい出会いを求めて、そこを彷徨ってしまうわけですが、それも人生の糧と思うばかりです (^^;

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小川順子を忘れないでいよう

2023-10-17 17:16:04 | 歌謡曲

過ち / 小川順子 (ミノルフォン / 徳間音工)

昭和50(1975)年の公式デビューから僅か3年に満たない期間ではありましたが、小川順子は我が国歌謡界に忘れられない足跡を残してくれたと、サイケおやじは思っております。

なにしろ、18歳での公式デビュー曲となった「夜の訪問者」が大ヒットし、レコード大賞の新人賞に輝いた華々しさは、「第二の藤圭子」という売り文句よりも、小川順子ならではの程好いハスキーボイスとポップス演歌の相性の良さが存分に発揮された名曲・名唱でしたからねぇ~~♪

さて、そこで本日ご紹介するのは昭和51(1976)年5月に発売された、おそらくは彼女にとっては4枚目と思われるシングル盤A面曲「過ち」でして、これが作詞:吉田健美&作曲:杉本真人が提供のロックフィーリングを内容したポップス演歌の決定版 (^^♪

ミディアムテンポで幾分ヘヴィ(?)なアレンジは竜崎孝路が十八番の手練手管であれば、これこそ前述した「第二の藤圭子」っぽさが、小川順子が残してくれた音源の中でも際立って滲み出た歌いっぷりは、曲タイトルに偽り無しの歌謡世界にジャストミート ♪♪~♪

何故か、特段のヒットには至らなかった商業的成果とは裏腹に、小川順子が歌う「過ち」が好き♪♪~♪

―― という歌謡曲ファンは今でも多いはず!?!

それは決してサイケおやじの独断と偏見に基く妄想では無く、何よりも小川順子のレコードを求めて中古屋を徘徊している愛好者の熱気は侮れないものがあると思うんですが、いかがなものでしょう (^^)

ちなみに小川順子はサイケおやじが知っているだけでもシングル盤8枚、LPは3枚、加えてカセット企画商品やカーステレオ用の8トラックソフトも出回っていると云われていますから、CD復刻状況の不明は、せつないところ…… (^^;

また、コアな彼女のファンであれば、所謂ド演歌をやってくれなかった事への失望があったという実情もあり、既に述べたとおり、あっさりと芸能界を引退し、某有名医師と結婚されたのであれば、ますます忘れられない歌手でありましょう。

ということで、小川順子の様に極めて短い活動期間しか公になっていない芸能人は夥しいわけですが、その中に現在でも忘れられていない存在こそが、これまたスタアの証かもしれません。

リマスターでの音源復刻を強く望むばかりです。

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チコビーは歌謡GSの王者だった

2023-10-16 17:18:38 | 歌謡曲

夕日に祈りを c/w 傷だらけの人形 / チコとビーグルス (ビクター)

チコとビーグルスはGSブームが爛熟していた昭和43(1968)年末が公式デビューとされているだけに、最初っから歌謡曲色が極めて濃いレコードを出しており、例えば最初のヒットになった「帰り道は遠かった」、そして今では決定的な名曲・名唱とされている「新宿マドモアゼル」という、正に昭和の歌謡ロックを貫いたバンドだとサイケおやじは思っておりますから、その必然として昭和45(1970)年4月に発売された本日掲載のシングル盤にしても、なかなか愛着の1枚になっています。

それは作詞:橋本淳&作編曲:寺岡真三のクレジットが確認出来るA面曲「夕日に祈りを」からして、ミディアムテンポでマイナーキーが全開の泣き節歌謡がド真ん中♪♪~♪

イントロからのオーケストラサウンドがモロに「そっち系」ならば、ギターやベース、そしてドラムスが作り出す基本的なバンドサウンドにしても、決して歌謡曲保守本流から逃れる術は無く、だからこそ、チコのソフトなコブシ回しが演歌とロックの橋渡しの様でもあり、サビにおける熱情の迸りもイイ感じ♪♪~♪

ちなみに以前にも書きましたが、チコとビーグルスのメンバーは流動的だったと推察している次第とはいえ、この頃はチコ=硲千鶴子(vo)、石橋治虫(g,vo)、関森清(key.vo)、富岡隆広(b,vo)、吉田俊夫(ds,vo) という顔ぶれになっていたらしく、それゆえにチコのボーカルをバックアップするコーラスも、それなりに纏まっているんじゃ~ないでしょうか (^^)

ですから、同じ制作スタッフが提供のB面曲「傷だらけの人形」がラテンリズムも入れ込んだムード歌謡っぽい仕上がりになっているあたりの俗っぽさは、GSという日本芸能史におけるロックの最盛期が、やはり歌謡曲という我が国特有の大衆音楽とは無縁では無かったという屁理屈よりも、素直に素敵な歌と演奏にシビレるのが正解なんでしょうねぇ~~ (^^)

なによりも、チコのベタベタしつつも、実はクールなボーカルと絶品の節回しが最高なんですよねぇ~~ (^^♪

ということで、チコとビーグルスはピンキーとキラーズの亜流だとか、全然GSじゃ~無い!?

―― みたいな、あまり芳しくない評価も確かにございましょうが、サイケおやじは殊更チコのボーカルに強くロックを感じてしまいますし、残念ながらグループそのものは、この掲載盤を出した後、最後のシングル盤を残して昭和46(1971)年頃に解散してしまったそうですが、個人的妄想として、チコには正統派歌謡曲 ~ 演歌ロックのフィールドで更なる活躍を!?!

う~ん、芸能界には「もしも」が許されるんじゃ~なかろうかと (^^;

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これも素敵な鳥の詩

2023-10-15 17:17:45 | 歌謡曲

鳥の詩 / 宮原巻由子 (VAP)

我が国の大衆音楽の中で名曲を挙げろと言われれば、何かと気が多いサイケおやじにしても、作詞:阿久悠&作曲:坂田晃一という巨匠が手を組んだ「鳥の詩」を選ぶのに吝かではありません。

これは皆様ご存じのとおり、昭和56(1981)年に放送されていた人気テレビドラマ「池中玄太 80キロ パートII(日本テレビ)」の挿入歌として劇中では杉田かおる、あるいは西田敏行が歌い、それをレコード化した杉田かおるのシングルバージョンが同年6月に発売されるや、これが忽ち大ヒット!

とにかく深みのある歌詞の世界、せつなさと優しさが混在両立する親しみ易いメロディラインの妙が、幾分危なっかしい杉田かおるの歌唱力には意想外とも思える相性の良さを表出したもんですから、売れるのは当たり前田のクラッカーでありましょう♪♪~♪

ですから、公式・非公式を問わず、カバーバージョンが幾つもレコーディングされている中にあって、サイケおやじのイチオシが昭和58(1983)年8月に発売された本日掲載のシングル盤A面に収録された宮原巻由子(みやはらまゆこ)のバージョンです (^^)

それは結論から申し述べさせていただければ、とにかく彼女は歌が上手い ♪♪~♪

もちろん、というか、そのアレンジは杉田かおるのオリジナルバージョンと同じく、坂田晃一の担当ですから、サウンドの雰囲気諸々を含めて、見事に楽曲の本質が表現されていると思うばかり ♪♪~♪

しかし、それゆえに杉田かおるのオリジナルヒットバージョンに馴染んでいらっしゃる皆様にとっては、ソツが無さ過ぎて、面白く無い……云々がございましょう。

それでも宮原巻由子の安定した歌唱力による歌心は、その歌謡世界の儚さ・優しさをしっかりと伝えてくれるわけで、特にサビからの伸びやかで胸キュンの節回しは絶品(^^♪

あぁ~~、この名唱は、この名曲に相応しいと強く思っております、サイケおやじは (^^)

ちなみに宮原巻由子は現在でも活動を続ける美人モデルとして有名ではありますが、芸能界へのデビューはテレビオーディション番組「スター誕生」合格からのスタートらしく、だからこそ最初はアイドル歌手として2~3枚のシングル盤を出していた中の傑作(?)が、この「鳥の詩」だったと思われます。

と、書いたのも、サイケおやじには彼女のアイドル時代の活動が全く記憶に無く、掲載の私有盤にしても、例によっての後追い中古ゲットでありましたから (^^;

しかし、これにシビレてからは、あらためてアイドルシンガーとしての宮原巻由子に魅せられている次第です (^^)

ということで、冒頭に述べたとおり、日本の名曲っていうジャンルに拘れば、まだまだ夥しい楽曲が残されているわけで、そこには十人十色の好き嫌いがあるのも、また道理!

あくまでも、個人の趣味の範囲内ではありますが、折を見て、ご紹介させていただきとうございます <(_ _)>

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B面にシビレた、これっ!

2023-10-14 17:42:16 | Singer Song Writer

ジャマイカンClimax c/w バスクリン・ビーチ / 河合夕子 (EPIC / SONY)

まあ……、今回は完全にB面推しという、河合夕子の「バスクリン・ビーチ」です。

これは皆様ご存じのとおり、あの有名な入浴剤のCMソングとしても、お茶の間に浸透したスロバラ系オールディズ歌謡なんですが、もちろん作詞:河合夕子・売野雅勇&作曲:河合夕子のクレジットがありますから、つまりは彼女の自作自演♪♪~♪

そしてビーチボーイズ ~ アソシエイションっぽいコーラスアレンジを含む全篇の編曲は水谷公生ですから、全くCMソングとしての抜かりは無く、しかし、楽曲そのものは河合夕子名義のデビューアルバムとして昭和56(1981)年5月に発売された「リトル・トウキョウ」に収録されており、掲載のシングル盤の発売は、そこからのカットとして同年7月の事!?!

ここまでの経緯としては、既に同年2月に発売のデビュー曲「東京チーク・ガール」が、なかなか強い印象を残すヒットとなっていましたから、その勢いに乗じたと云えば、まあ……、それまで…… (^^;

実際、ここに収録のA面曲「ジャマイカン Climax」はB面と同じ制作スタッフが手掛けたデジタルサウンドの4ビート系疑似ジャズ歌謡に仕上がっており、これはこれで、好き嫌いはあるにせよ、彼女のキャラクターイメージからは逸脱していないと思われますが……、サイケおやじの感性にはイマイチ、合っていませんでした。

ところが、このB面曲「バスクリン・ビーチ」には瞬時に魅了され、前述のアルバムなんか買わないうちに掲載のシングル盤をゲットしてしまったという前科があるわけですよ (^^♪

ちなみに、前述のCMで「バスクリン・ビーチ」が何時頃から流されていたのか?

また、正式に河合夕子にオファーがあったのは、何時頃だったのか?

そんなこんなの詳細は知る由もありませんが、サイケおやじが初めて「バスクリン・ビーチ」を聴いたのはラジオの深夜放送でして、速攻で曲名をメモした記憶もあるほどっ!

皆様には、それほどの名曲・名唱とご理解いただければ幸いでございますが、やはり世間様の御厚情と申しましょうか、翌年には掲載盤のAB面をひっくり返した、CMタイアップと思われるシングル盤も発売されたんですねぇ~~~♪

いゃ~~、今は秋のド真ん中ではありますが、こ~ゆ~サーフバラードは何時聴いても、サイケおやじの琴線に触れます (^^♪

告白すれば、現在入れてもらっている高齢者バンドでは以前から、この「バスクリン・ビーチ」を練習しているんですが、女性ボーカルとコーラスのバランスが難しく、未だに纏まりが…… (^^;

明日の練習では再度、チャレンジを提案してみようかなぁ~~~ (^^)

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渡辺千秋の思い出は紫

2023-10-13 17:20:52 | 歌謡曲

パープル・メモリー / 渡辺千秋 (CBSソニー)

ブレイク出来なかったアイドルは不遇?

そんなイメージを覆しているのが、本日の主役たる渡辺千秋かもしれません。

というか、アイドルシンガーとしてはイマイチ、パッとしなかった彼女ではありますが、女優としては最初っから目立つ扱いだった記憶があり、サイケおやじが某社から頂戴した招待券で鑑賞した昭和58(1983)年末公開のジャニーズ映画「あいつとララバイ(東宝・井上梅次監督)」で邂逅した渡辺千秋は、それなりに印象を残していたところへ翌年になるとテレビドラマやCM等々にも頻繁に起用され、ついには件のCMソングになっていた「夏にフレッシュ」で歌手デビューですからねぇ~~~!?!

まあ……、正直……、それはサイケおやじの感性には合っていなかったところもあったんですが、続いて同年9月に出した本日掲載のシングル盤A面曲「パープル・モメリー」には、グッと惹きつけられるものがありましたですねぇ~~♪

それは作詞:来生えつこ&作曲:鈴木キサブローから提供されたミディアムテンポの胸キュン系ポップス歌謡であり、しかも大谷和夫が施したアレンジが往年のハリウッドポップス調と申しましょうか、あのレッキング・クルーが散々やっていたリズム&ビートを恣意的に使っているとしか思えない、なかなか素敵なアイドルソング (^^♪

しかも、決して上手いとは言い難い渡辺千秋の歌唱力を逆手に活かした、微妙な甘え口調による節回しがメロディラインにジャストミートしているもんですから、せつない歌詞の世界がジンワリと伝わって来る仕上りは、サイケおやじの好みのド真ん中 (^^♪

ところが、これも決して売れたとは言い難く……。

結果的には女優として様々なドラマ等々で活躍しながら、何時しかフェードアウトしたと思っていたら、その後の結婚から今では山口県長門市で市会議員の先生にっ!

う~ん、なかなかに面白い人生を歩んでいるなぁ~~、と思っていたら、前述の映画「あいつとララバイ」で共演していた三原順子だって、現在は堂々の政治家のセンセーですからねぇ~~♪

なにやら妙な因果関係を想わざるを得ないとはいえ、とにかくも渡辺千秋の「パープル・メモリー」はサイケおやじの大好きな名曲♪♪~♪

それが本日のオチということで、これらか仕事関連の宴会に参加させていただくわけですが、なんか……、この曲のカラオケを探してしまいそうだぁ~~~ (^^;

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これでイイのも池田ひろ子

2023-10-12 17:31:35 | 歌謡曲

■制服ぬいだら c/w 友達の兄貴 / 池田ひろ子 (CBSソニー)

昭和50年代のオールディズ歌謡アイドルだった池田ひろ子は以前にも拙ブログでご紹介したとおり、結局はブレイク出来なかった幻の実力派だったと思うんですが、それは発売していたシングル盤の仕上り具合にも、幾分の問題があったんじゃ~ないでしょうか……。

それを確信したのは昭和51(1976)年3月に発売された本日掲載の1枚でして、なるほどA面収録の「制服ぬいだら」は作詞:林カヨコ&作曲:浜田省吾、そして編曲:竜崎孝路が手掛けたアップテンポの典型的なオールディズ歌謡ポップスであり、池田ひろ子の安定して「悪びれない」歌唱もキャッチーではありますが、それが「当たり前」過ぎる気がするのも、サイケおやじの偽りの無い気持ちです (^^;

そして、思わず「えっ!?!」と呻いてしまったのが、同じ制作スタッフが提供のB面曲「友達の兄貴」でして、これが……、なんとっ!?

ほとんどA面曲「制服ぬいだら」と同じテンポ&曲調、しかもアレンジも似た様な雰囲気ということは、その続篇という聴き方もございましょうが、サイケおやじとしては、制作側からの発注の段階で、こ~ゆ~狭義のオールディズ歌謡路線が要望された結果としてのA&B面収録曲であり、どちらかと云えば、共感し易いと思われる「制服ぬいだら」がウリのA面になったんじゃ~なかろうか?

―― なぁ~んて、穿った生意気な考察をしてしまうんですが、いかがなものでしょう(^^;

それは決して手抜きと思いたくありませんが、サイケおやじとしては、池田ひろ子の卓越した歌唱力を活かすのであれば、せめてB面には雰囲気の異なる楽曲を入れて欲しかったと…… (^^;

しかし、それでも……、やっぱり池田ひろ子のオールディズ歌謡は魅力たっぷり ♪♪~♪

出来れば、スローな「泣き節」バラードやソウル歌謡も歌いつつ、大衆芸能の世界で長く活動して欲しかったですねぇ…… (^^;

ということで、本日は嘆き節、失礼いたしました <(_ _)>

明日は、もうちょっと明るくやっていきたいものですが……、ど~なりますやら (^^;

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