九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

「私の戦争体験記」はじめに の続き     爺老

2006年07月28日 22時23分38秒 | Weblog
 最近、医療の改善?憲法改善?教育基本法改善?共謀罪法?とかととても気になる硝煙(砲などを撃った後の煙)の立ち込める気配が広まってきています。
 改憲には戦争放棄の九条を無くそうという意図が感じられます。
 すでに、一部の学校で日の丸に対する礼節を厳しくし、起立しなかったからとか、頭を下げなかったからとか、日の丸を掲げなかったから、等の理由で罰せられた人たちが何人も出てきています。
 私は、こんなニュースに接するたびに、忘れようとしていた戦時中のことが、ますます思い出されるようになりました。 そして、また戦時中の様なことにならないかととても心配になってきました。
 しかし、そうした事を中年の人たちに話しかけても、生活に追われているためか、政治的なことは意図的に避けているように思えました。子どもを持つ親であれば避けて通れない問題なのに?と不思議に思いました。
 そして、その理由を良く考えてみると「戦争を知らないからだ」と気付きました。そんなことから、私なりの戦争体験記を書こうと思いたったのです。

                  
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記者魂 2   へそ曲がり

2006年07月28日 22時15分40秒 | Weblog
 「保守系」さんへのコメントを打ち込んだ後で開いたため、「投稿」が遅くなりました。


 今週の「週刊金曜日」、『人権とメディア』(第359回)には「山口 正紀」氏が投稿しています。「人権と報道・連絡会」世話人・ジャーナリストと紹介されています。



   見出し ; ミサイル発射実験報道  「米・日の挑発」を隠す二重基準


 報道が「国民感情」を戦争の方向に誘導する(メディア・ファシズム)が新たな段階に入った。

 朝鮮民主主義人民共和国がミサイル発射実験を行った直後の7月6~7日、読売新聞社が実施した緊急世論調査。政府の「北朝鮮制裁措置」を「支持する」は92%、政府が国連安全保障理事会で「制裁決議案」採択を目指していることを「支持する」も90%に達した。
  
 この「制裁決議案」は、朝鮮に対する国連軍(米軍)の武力攻撃にお墨付きを与える「先制攻撃容認案」だ。それを90%が支持する「日本の世論」に戦慄を覚える。

 そんな「制裁感情」を煽ったのは、新聞・テレビなど、大手メディアだ。『朝日新聞』・『読売新聞』・『毎日新聞』・『産経新聞』・『日本経済新聞』の全国紙5紙が6~7日の社説で、そろって制裁決議案を支持。「朝日」以外の4社は「ミサイル防衛システム整備」にも触れた。それに便乗し、防衛庁長官や外相が「先制攻撃」論を唱え始めた。

 だが、制裁決議案を支持した人たちのうち、どれぐらいの人が以下の事実を知っているだろうか。

 6月下旬、米軍がグアム近海で横須賀を拠点港とする空母や戦略爆撃機、約2万人の兵士を動員した大規模軍事演習を行ったこと。

 6月末からハワイ近海で米海軍を中心とした八カ国による環太平洋合同演習(リムパック)が行われ、日本の海上自衛隊も参加。7月7日には海自の護衛艦3艦がミサイル発射訓練を行ったこと。

 これらがいずれも「朝鮮半島有事」を想定した演習であること。

 さらに、横須賀の米艦船がトマホーク巡航ミサイルを装備し、平壌に対するピンポイント攻撃が常時可能な態勢を敷いていること。沖縄、横須賀などの米軍のミサイル配備が着々と進んでいること。

 メディアはこうした「朝鮮軍事包囲網」の実態を報じていない。市民が知らないのも当然だ。だが、メディア幹部は知らないはずがない。

 朝鮮の《ミサイルの発射は、日本の安全と北東アジア地域の平和を脅かす重大な軍事挑発》(7日付『読売』社説)であるなら、リムパックや海自のミサイル発射訓練、核・ミサイルを装備した米軍艦の存在は、朝鮮にとってより重大な「脅威・挑発」となるはずだ。

 それを承知で、《核保有宣言といい、ミサイル発射といい、一連の行動は「ならずもの国家」と呼ばれても仕方あるまい》(6日付『朝日』・『毎日』社説)と敵対感情を煽る。自分たちが持つ大量破壊兵器を相手が持つことは許さない。恐るべき二重基準だ。米国こそ世界最凶の「ならずもの国家」、日本はその「一の子分」と呼ばれても仕方あるまい。

 二重基準といえば、核保有国インドが9日、核弾頭搭載可能な弾道ミサイルの発射実験を行ったが、それに対する「制裁」の動きはない。イスラエル軍は6月以来ねパレスチナ・ガザ地区にミサイル攻撃を繰り返し、多数の市民が犠牲になっているが,「国際社会」も日本のメディアも沈黙している。

 国連安保理は15日、「軍事制裁」条項を削除した「北朝鮮非難決議」を採択した。これを論評した17日付各紙社説は、「軍事制裁」に反対した「中露」への不満を吐露しつつ、非難決議を全面拒否した朝鮮をバッシングした。『産経』・『読売』も『毎日』・『朝日』も、もうほとんど区別がつかない。

 もし軍事制裁決議がそのまま通っていたら、と思うとゾッとする。イラク侵攻の際、米国は過去の同様の決議を強引に「利用」した。

 1931年9月、日本軍は「満州鉄道」を爆破、「満州事変」を起こした。新聞は《暴戻なる支那兵が満鉄を爆破し我が守備兵を襲撃したので我が守備隊は時を移さずこれに応戦》(9月19日付『東京朝日』)などと「報復」を煽った。

 もし今、米日政府が「北朝鮮がミサイルを発射したので米軍は発射基地を攻撃した」と発表したら、メディアは「満州事変」と同じ過ちを繰り返すだろう。そう思わざるを得ない、危険な地点まできた。



   以上です。
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「『激流・中国』に、日本は部外者ではいられないだろう」  文科系

2006年07月28日 20時33分40秒 | 文化一般、書評・マスコミ評など
1 初めに農業を巡る中国の国土状態を眺めておこう。
20世紀後半50年で、中国の人口は倍増して13億人、地球上の2割が住む国となった。内訳は、都市人口が13%から38%に増え、農村人口が現在は6割である。国の労働力人口で言えば、農民が5割を占めている。
農業外をちらっと見ておくと、石炭は世界の使用の4分の1を使い、石油使用は世界第3位。自動車道は10倍に増えて乗用車が急増。問題の大気汚染は、この石炭使用と自動車増から起こる。中国のいくつかの都市部では、大気汚染、スモッグの状況は世界最悪と言え、人体に辛うじて害がないというレベルを数倍上回る汚染度を示す。酸化窒素、二酸化炭素などの汚染物質が増え、都市の4分の1では年間雨天の半数以上で酸性雨が降っている。
水不足問題が深刻である。もともと世界2割の人口に世界淡水の6%しかないのだ。その水、水流停滞と汚染が酷い。水流停滞では、黄河下流で全く流れないという水流停滞が88年の年10日から、97年は230日へと増えている。揚子江、珠江も乾期にはよく停止する。汚水処理率も悪く、先進国平均が80%に対して、中国は20%だ。北部の淡水量は南部の5分の1で、以下に見るように土壌浸食、砂漠化、農地問題を深刻なものにしている。また都市の多い海岸地帯の水は3分の2が井戸からのもので、その急激な枯渇、塩水化、地盤沈下が問題になっている。
土壌浸食が激しい。もともと森林は日本74%に対して中国国土では16%しかなく、乾燥した北部を中心に国土の40%が自然草地だが、そこの土壌流出、劣化が激しい。例えば、過去10年で乾燥した北部地域を中心に農地、牧畜用地の15%が消滅している。また、黄河中流域の黄河高原が、その70%の地域で浸食が進み、深刻な社会問題となっている。全国的に見て、過放牧と開墾による砂漠化の影響を国土の4分の1が受けている。浸食土壌はその最後において3大河川に流れていき、先述した水流停滞、汚染などの原因になっていく。
こうして1人当たり農耕地が世界平均の半分になってしまった。これは、前回紹介したルワンダ北西部と同等の狭さである。

2 農家・農民問題を見てみよう。
人口13億人の6割が農村に住み、全労働力人口の5割が農民だが、零細で、前近代的で、税が多くてその配分は少ないというように中央、地方の行政から構造的に虐げられていると言える。輸入農産物関税は非常に安くされて、今や農産物は輸入の方が輸出よりも多い。04年農産物関税は、国際平均62%に対して中国15・6%である。なぜこんなことになったのだろうか。
02年国家統計局資料で都市の平均収入は農村の3.11倍と、農村の相対的貧しさ実感が進んでいる。同じ年、農村は人口61%で、そこの小売総額は39%である。それでいて納税額の4割が農村から徴収されている。高校進学率は、例えば北京99%、四川省56%(02年)と農村で低く、農民の収入では学資が払えずに高校退学率50%などというところもある。農民にとっては大学は高嶺の花となり、農民子弟が激減して、教育でも西低東高は常識である。
                            (明日に続く)
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「私の戦争体験記」 はじめに        爺老 77才             

2006年07月28日 14時56分26秒 | Weblog
 私は「昭和区九条の会」の会員で77才になる老人です。
 まず私の作った歌を読んでください。

  忘れんと勉めしものをなぜに又 戦火の臭いたちこめるとは

  戦争の足音迫る昨日・今日

戦争の残骸あわれ小国民

 私の青春は戦争で踏みにじられました。
 私たち昭和初め頃生まれた子ども達は、戦争中「小国民」と呼ばれ戦気高揚に狩りだされました。
 「欲しがりません勝つまでは。」とガマンガマンを強いられました。
 戦争の被害を受けたのは大人ばかりでなく、心身とも傷ついたこの頃の少年少女でした。
 77才になった今でも時々当時の夢を見てうなされる事があり、忘れよう忘れようと努力しました。
 
 次の言葉は、私の体験から得た真実です。どう言い繕っても、
 
 「戦争は、バカらしい、怖ろしい、狂気の 大暴動です。」

 それは若い人に、是非知っておいて欲しい事なのです。
 
 未来の子ども達が、こんな戦争に巻き込まれないように
 「戦争は絶対してはならない」ということを、戦争を知らない人々に伝えなければならない。
 
 これが 今生き残っている「爺・婆」の勤めであると思います。

 語り部として「私の戦争体験」を語ります。 是非読んで感想をください。

                                   爺老

 
 
コメント (7)
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これで最後にしようと思いますが(保守系)

2006年07月28日 02時12分06秒 | Weblog
へそ曲がりさんの戦前の日本への厳しい評価には、私は疑っていますが、もうこの問題からは、私は撤退します。
ただですね。北朝鮮に拉致された人々の返還要求をしてくれませんか。まさか戦前、朝鮮に酷いことをしたから、その程度は仕方が無いと思っているのではないでしょうね。
またシナと北朝鮮に対して、ミサイルを日本に向けるのは止めてくれないかと言ってくれませんか。防衛費が上がって行ってしまいますから・・・・。
更に、シナに対しては、チベットでの虐殺を謝罪しろと言ってくれませんか。
またロシアヘ強制連行された60万で人ですか、しかも死なせてしまったことに謝罪をしろと言ってくれませんか。
へそ曲がりさんは自国に厳しく、他国(ロシア・北朝鮮・シナ・韓国)には、凄く包容力があるように思うのです。
戦前の日本が一体、ロシアにどういう残虐な行為をしたのか朝鮮やシナでどういう残虐な行為をしたのか・・教えて下さい。

コメント (3)
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