九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

改めて歴史を学ぶという意味(保守系)

2006年07月29日 18時56分01秒 | Weblog
私はこのブログに参加して、どうも明治前後から日露戦争位までの日本の歴史への批判はないように感じてきました。しかし、日韓合併あたりから、あの大東亜・太平洋戦争になってくると俄然、守るさん、へそ曲がりさんの論調は、あの戦争への批判が厳しくなります。そしてついには、とりわけ憲法の九条を廃止するのではなく守るという主張に転じてきます。
新憲法の前文に「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、我らの安全と生存を保持しようと決意した・・・」など、平和を愛する国がいくつあったのでしょうか?戦争がどれどほどあったのでしょうか。もう勘定しなくてもいいですよね。
そして北朝鮮があり、覇権国家たらんとする中華思想のシナという国がこの日本にミサイルまで向けている。この憲法前文と現実の乖離はどう説明したらいいのでしょうか。
しかもあの九条の内容は、国家の自衛権はあるという解釈ですが、あれを素直に読めば、軍隊の保持はありえないのです。ですから守るさんにもあの九条を守るならば、やはり運動は、今の自衛隊の解散を主張すべきですし、再度日米安全保障条約の破棄運動をすべきだと言ってきました。
しかしそうではない。あの九条を守るという、戦争の惨禍を語るという、一体何の運動なんだろうと思うのです。
日本は、少なくともあの明治維新という戦死者の少ない内乱で偉業をなしとげ、西欧列強の植民地化から防御しました。その後、やっと亜細亜初の立派な憲法やその他の法律を立法化して、三権分立の憲法も作り、あの不平等条約の改正に努力しましたが、しかしあの条約改正が出来る最大の要因は、日清戦争に勝ち、日露戦争に勝利したのが最大の要因です。その為にどれほどの犠牲者を出したことでしょうか。
当時の白人国家というか列強は結局、ここまでしないと普通の国家として認めないというのが現実でなんです。
こうした国家にしても黄色人への差別意識もあり、私達の両親やその親達は、残念な気持であったろうと思います。しかもこのあたりから黄渦論もでるようになり、日本の文明や経済成長・軍事力への警戒が強まっていくわけですが・・。
歴史とは、自らが当時を想像してみることでもあるのですが、少なくとも、ここまでの所で、日本が独立を保つ方法が上記の政策以外にあったのでしょうか。
しかも韓国併合も何も喜んでやったわkではありません。韓国の地勢的な位置や韓国内の対立と混乱によって、日本が出ざるを得なかったわけです。ですから、この併合について国際的に批判されるものでもありませんでした。続続・・・。
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「『激流・中国』に、日本は部外者ではいられないだろう」 その2  文科系

2006年07月29日 01時07分05秒 | Weblog
他に、農村虐待を示す三つの政策的大状況を見てみよう。
①農業向け国家支出総額は、80年の12%から7%へ。他に、地方財政から払われる分がねぎられてもいる。
②農村金融の空洞化は酷く、4大国有商業銀行の農村向け貸し付けは減り続け、現在融資はわずか5%。この他、農業信用社は不良債権が多く危険状態にある。
③医療、衛生面の問題として、人口の6割が住むのに、政府の衛生関連支出は2割という数字がある。医薬品も都市95%に対し、農村消費はわずか5%だ。農民の9割は無保険の自己負担で、衛生部調査では治療、入院ができない、しないと報告されている。要治療の37%が治療を受け、要入院の65%が入院しているだけだ。

さて、こんな苦境にある農村が、各種「開発」のために土地も強制的に取り上げられている。開発区の乱立で、農村での地上げ、「圏地熱」(土地囲い込みブームのこと)が激烈である。補償が以下に見るように「構造的に」全く不十分なままになっているから、出稼ぎや、食えない失地農民が急増している。国営新華社通信では失地農民が3500万人と発表され、失地関係中央陳情が圧倒的に増えている。
こうして現在、農村の余剰労働力人口が1億5千万人とされ、出稼ぎが9800万人となったが、出稼ぎ農民へは、「構造的な」賃金未払いが頻発している。公共的建設事業を中心として、後払いが原則だからだ。未払い分の3分の1は地方政治が発注するプロジェクトにおいて発生している。建設バブルもいつ弾けるかと心配されるほどに、凄まじい。


3 背景としての中国の政治体質問題
最後に、地上げ反対運動の攻防などを見ることによって、中国で最も深刻な政治体質問題というものを紹介してみたい。以上に見た「農村虐待」の本質的な原因とも言えるものである。
まず最も具体的に1農民を例にとって、問題解明の初めとする。
最初は、04年刊行、後に発禁処分を受けたルポ「中国農民調査」(人民文学出版社刊)所収の丁作明事件である。安徽省路営村の丁は高卒のインテリ農民だ。年収の4分の1を地方政府が取り立て、支払わねば逮捕されるという現状に怒りを感じていた。「中央政府の新規定で、平均収入の5%を超える費用取り立ては禁止」と知った丁は、これを農民達に密かに告げて回る。村の最高実力者は村共産党支部書記で、郷長(村の1つ上の自治体単位の長)やその息子のチンピラ集団とぐるになって公私混同の悪事をはたらいていた。丁は郷党委員会、県党書記(県は郷のさらに上の自治体)に陳情し、村帳簿チェックを要求した。すると、村党支部書記と村民委員会主任(村長)の差し金で丁は逮捕され、警察で取調中になぶり殺しにされた。対して、7つの村から3000人の農民仲間が集まって抗議行動に出る。この事件が、国営新華社通信で報道され、やがて中央政府が調査を命じ、殺害人6名と県、郷の職員が逮捕された。
さて、こういう悪徳役人、党官僚の悪事が現在、圏地熱と呼ばれる地上げに集中しているのである。その悲劇の例を見てみよう。
03年9月、これも安徽省から北京に陳情にきた朱正亮が天安門で焼身自殺を図ったが、その背景にはこんな事件があった。内装業を始める積もりで建てたばかりの自宅が立ち退きを迫られ、朱の不在中に総勢100名が押しかけて、取り壊されてしまった。在宅の妻は阻止しようとして100メートルも引きずり回されて血だらけになるし、親戚に助けを求めようと駆けだした息子も取り押さえられるという始末である。同じ問題を抱えた北京の大剛は「強制執行中止審査」に勝って執行延期通知まで受け取っていたにもかかわらず、取り壊しに遭っている。夜中に男達が押し入り、手足を縛り、外に放り出された上、あっという間に取り壊された。このように、国への陳情では近年、立ち退き不服に関わるものが圧倒的に多く、03年には全国で50%増という有様である。なぜこのような事件が頻発するのか。
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私の戦争体験① 幼稚園・小学校時代     爺老

2006年07月29日 00時04分25秒 | Weblog
 私が生まれたのは昭和4年、2才の時に満州事変。8才の時にシナ事変。つづいて日中戦争でした。
 幼い私が戦争についての記憶は、お婆さんから聞いた日清戦争の話です。日清戦争にに負けたべん髪のシナ人の捕虜が、ヒイヒイ泣きながら曳かれてったという話が初めです。
 幼稚園では、次の様な歌も歌った覚えがあります。

  僕は軍人大好きよ   (替え歌) 僕は軍人大嫌い
  今に大きくなったなら        今に大きくなったなら
  勲章つけて剣さげて         むしろかぶって 小屋建てて
  お馬に乗って             お芋を焼いて
  ハイドウドウ              ハイドウドウ
 
 それから、小学校にかけて、たくさんの戦争の本を読みました。
 例えば、黄海の海戦「勇敢なる水兵」の絵本や歌・・日清戦争の海戦で、瀕死の水兵が敵艦の沈没を願いながら天皇陛下万歳と言って死ぬ話。                                               ・日露戦争・・旅順の要塞。軍神広瀬中佐。乃木大将。東郷元帥。日本海海戦。
        バルチック艦隊全滅。
 ・第一次世界大戦・・ドイツの捕虜の話。
こんな話を絵本や歌で知りました。
 
 そして、男の子は皆軍人になるのだ、女の子は従軍看護婦さんになると言っていました。
 その頃、日の丸は国中にあふれていました。日の丸を掲げない家は「非国民」の家、日の丸を持って兵隊の行進を見送らないと、非国民だと罰せられたのです。
 シナ事変、日中戦争で大きな都市を占領するたびに、日の丸を掲げ、私たち子どもも戦果を喜んだものでした。しかし、その日の丸が進むにつれて何千何万という人々が、死に、殺され、踏みにじられたのでした。日中戦争の次は第二次世界大戦です。(太平洋戦争=大東亜戦争ともいいます。)

 私はその頃、日の丸の下で「小国民」としてお国の為に尽くすのだと強く思っていました。
 しかし、身体が弱く軍人さんにはなれないと思っていたし、昆虫が大好きだったので、六年生の時書かされた作文「十年後の私」に「昆虫学者になってボルネオ(今のカリマンタン)で蝶を追いかけているでしょう。」と書いて「この戦争の大事な時に、何と言う非国民だ!」と、ひどく叱られました。     つづく
                                                                                         
            
 

  
 
   
       
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