九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

江戸の「愛国俳諧師」            戦歌の訪ね人

2006年10月02日 23時51分40秒 | Weblog
  君が世や風おさまりて山ねむる
  これからは大日本と柳かな
  君が代は乞食の家ものぼりかな
  花おのおの日本だましい勇ましや
  桜さく大日本ぞ大日本
  日の本や天長地久虎が雨
  日本の外が浜まで落穂かな

 この神国日本を讃える江戸の俳諧師は誰だと思いますか。
 彼はまた、次の様な句も作っています。

  春風の国にあやかれおろしや舟
  日本の年がおしいかおろしや人
  梅が香やおろしやを這わす御代にあふ

 彼は、文化元年1804年(42才の時)にロシア使節レザノフが長崎に来航したニュースを江戸で聞き上記のような俳句を作ったのです。
 「愛国心」溢れる俳句ではありませんか!!

 この「愛国」の句を記した俳人は「やれ打つな蝿が手をすり足をする」「我と来て遊べや親のない雀」等、子供や小動物に優しい眼差しをおくる句の作者「小林一茶」です。
 最近、岡松正剛氏の「小林一茶句集」の書評でこの事を知って大変に驚いた次第です。

 一茶は1827年六十五歳でこの世を去っていますが、この年の前後に「異国船打ち払い令」や「シーボルト事件」が起こっています。
 江戸時代の俳諧師も時代の動きには決して無関心ではいられなかったのでしょうね。
        
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スリランカに「9条の会」ができました。   九条 ひかる

2006年10月02日 10時30分43秒 | Weblog
「スリランカ九条の会」が結成されました。第二弾です。
 前の投稿で、高齢者大会の様子を紹介していませんので、紹介させてい
ただきます。一参加者のコメントですから、正確さを欠くかも知れません
が、すこしでも早くお知らせしたいと思い、書きましたので大きな訂正が
ありましたら、お詫びとともに再度お知らせするつもりです。

 10月1日に第8回あいち高齢者大会が名古屋市公会堂で開催されました。
多くの人が参加され、年金制度や高齢者にやさしい街づくりについて話し
合われました。
 会場は愛知県内から1500名ほどの人が参加され、それぞれの分科会
では小泉改革への批判、高齢者の暮らしに根ざした切実な要求が涙ながら
語られました。
「平和を守るために」の分科会では、高田公子(新日本婦人の会会長)、
西本伸(愛知平和委員会元理事長)、堀三郎(被爆者団体副理事長)の三
氏がパネリストとして話されました。
 高田さんは、日本の女性の活動と米英における共謀罪運用と弊害を。
 西本さんは、アジア各国の核廃絶の運動とスリランカ「九条の会」結成
のことを。
 堀さんは、被爆者立場からの活動と国の支援の充実を訴えました。
 三氏が共通して話されたのは、憲法九条の大切さと世界に九条の考えが
広がっていること、九条への高い評価があることでした。

 会場からは、憲法を守るために行っている様々な運動が紹介され、名東
区では、連日宣伝カーを走らせ、「9条をまもろう、平和をまもろう」の
訴えをしているそうです。
 また、「スリランカ9条の会」代表のN・ベナット・クレーさんも会場か
ら特別発言をされました。
 以下に会場で配布された呼びかけ文を紹介します。

(呼びかけ文)
 「スリランカに9条の会が結成されました」
 日本で日夜平和のためにご活躍のすべての人々に心からの敬意を表す
るとともに素晴らしい報告をしたいと思います。
 インド洋の真珠といわれるスリランカ(スリランカ民主社会主義共和
国)に、日本国憲法の平和的理念を支持し、賛同する「スリランカ9条
の会が結成されたことを、喜びと熱い連帯の心を持ってご報告します。
 すでに、オーバビー博士が提唱してつくられた「9条の会アメリカ」
や日系カナダ人が中心になって結成された「バンクーバー9条の会」が
あることを伺いました。
「スリランカ9条の会」は、「9条は世界の宝」という言葉に新たに意
味を加えることとなるでしょう。
 スリランカ国民は、日本国憲法を日本の国内法規であるとともに、日
本国及び日本国民が、国際社会に対して行った誓約であると考えていま
す。
 侵略戦争と植民地支配への誠実な反省に基づき、世界、とりわけ甚大
な被害を与えたアジア・太平洋地域の国々と人々に対して、平和国家を
再生し、世界平和のために努力することを誓った意思の表明であると捉
えています。
 そこで、1951年9月のサンフランシスコ講和会議において、セイロン
(現在のスリランカ)のスリ・ジャヤワルデネ全権大使(後の大統領)
は、「憎しみは憎しみによってはあがなわれない。愛によってのみ消し
去ることができる」という釈尊の言葉を引用して、日本への賠償を放棄
するとともに、他の連合国にも賠償要求をしないように求めたのです。
 このことは、日本の戦後復興に計り知れぬほどの大きな寄与になった
と思います。
 そこでスリランカの人々は、日本国憲法の前文と9条に明記されてい
る平和の理念に変更を加えることは、単に日本の国内問題ではなく。世
界に対する誓約違反であると考えます。
「スリランカ9条の会」は、日本国政府と日本国民に対して、国際社会
に対する誓約の誠実な履行を要求するとともに、平和憲法を護るために
努力しているすべての人々・団体・組織に連帯を呼びかけます。
 私たちが8月15日という日にこの会を設立した意味を深くご理解くだ
さい。私たちからの呼びかけを、FAXやその他の手段でお受け取りに
なった方は、できるうる限りの多くの方にお知らせくださることをお願
いいたします。
               スリランカ9条の会代表
                  N・ベナット・クレー


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「スリランカ」にも九条の会が出来ました。    九条ひかる

2006年10月02日 09時59分45秒 | Weblog
 スリランカ9条の会が8月15日に結成されたようです。
「スリランカ9条の会」代表のN・ベナット・クレーさんがあいち高齢者
大会で特別発言をされました。
 以下に会場で配布された呼びかけ文を紹介します。


2006.15.AUG.
 
スリランカに9条の会が結成されました。
 
 日本で日夜平和のためにご活躍のすべての人々に心からの敬意を表す
るとともに素晴らしい報告をしたいと思います。
 インド洋の真珠といわれるスリランカ(スリランカ民主社会主義共和
国)に、日本国憲法の平和的理念を支持し、賛同する「スリランカ9条
の会」が結成されたことを、喜びと熱い連帯の心を持ってご報告します。
 すでに、オーバビー博士が提唱してつくられた「9条の会アメリカ」
や日系カナダ人が中心になって結成された「バンクーバー9条の会」が
あることを伺いました。
「スリランカ9条の会」は、「9条は世界の宝」という言葉に新たに意
味を加えることとなるでしょう。
 スリランカ国民は、日本国憲法を日本の国内法規であるとともに、日
本国及び日本国民が、国際社会に対して行った誓約であると考えていま
す。
 侵略戦争と植民地支配への誠実な反省に基づき、世界、とりわけ甚大
な被害を与えたアジア・太平洋地域の国々と人々に対して、平和国家を
再生し、世界平和のために努力することを誓った意思の表明であると捉
えています。
 そこで、1951年9月のサンフランシスコ講和会議において、セイロン
(現在のスリランカ)のスリ・ジャヤワルデネ全権大使(後の大統領)
は、「憎しみは憎しみによってはあがなわれない。愛によってのみ消し
去ることができる」という釈尊の言葉を引用して、日本への賠償を放棄
するとともに、他の連合国にも賠償要求をしないように求めたのです。
 このことは、日本の戦後復興に計り知れぬほどの大きな寄与になった
と思います。
 そこでスリランカの人々は、日本国憲法の前文と9条に明記されてい
る平和の理念に変更を加えることは、単に日本の国内問題ではなく。世
界に対する誓約違反であると考えます。
「スリランカ9条の会」は、日本国政府と日本国民に対して、国際社会
に対する誓約の誠実な履行を要求するとともに、平和憲法を護るために
努力しているすべての人々・団体・組織に連帯を呼びかけます。
 私たちが8月15日という日にこの会を設立した意味を深くご理解くだ
さい。私たちからの呼びかけを、FAXやその他の手段でお受け取りに
なった方は、できるうる限りの多くの方にお知らせくださることをお願
いいたします。
               スリランカ9条の会代表
                   N・ベナット・クレー

               
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もうひとつの9・11  へそ曲がり

2006年10月02日 07時25分46秒 | Weblog
『「9・11」の謎 』という記事を紹介してきました。まだ続きがあるのですが、私が定期購読している「平和新聞」(日本平和委員会発行)の最新の記事の中に「もうひとつの9・11」というコメントがあったので、そちらを先に紹介します。
  
     見出し 1 : ガンジーの非暴力
     見出し 2 : もうひとつの9・11

「9月11日はどういう日?」と問われれば、アメリカでの同時テロ、それに続く「テロとのたたかい」を旗印にしたアフガン戦争、そして世界へのテロの広がりという、暴力の悪循環の始まりと答えるだろう。
 しかし、9月11日はもうひとつ別の意味で、戦争と平和の問題にとって深い関連のある日である。
 
 南アフリカのヨハネスブルクで約三千人のインド系移民労働者が集まった集会で、ガンジーが白人の植民地主義支配と非暴力・不服従のたたかいをよびかけたのが、ちょうど百年前、1906年9月11日だった。
 今年インドやイギリスの新聞には、このガンジーの非暴力(アヒンサー)の思想についての記事がよく見られた。
 百年前の9・11に、ガンジーは非暴力の抵抗運動の行く先には艱難辛苦が待ち受けていることを率直にのべた。
「最悪の事態を覚悟しなければならない。ここにいる三千人を数えるわれわれすべてが誓ったと考えてみよう。われわれは投獄されるであろう。非難攻撃されるだろう。腹をすかし、暑さや寒さに苦しむだろう。過酷な労働を強いられるだろう。鞭打たれるだろう。罰金を取られるだろう。財産は競売にかけられるだろう。貧困のきわみにほうりこまれるだろう。強制送還されるだろう。牢獄で飢餓などの困難にさらされ、病気になったり死んだりする人もでるだろう」
「しかし、この人間的試練に耐えるなら、終わりは近い。私は勇気と確信を持って宣言する。ほんの一握りの人数でも自らの誓いに忠実であり続けるならば、たたかいの終わり方はただひとつしかありえない。それは勝利である」

 戦後、インド独立にさいして、ヒンズー教徒と対立するイスラム教徒はパキスタンを建国し、その後も両国の対立は続いている。しかし当時、ガンジーは自分の支持者にこう述べたという。
「私はイスラム教徒であり、ヒンズー教徒であり、キリスト教徒であり、ユダヤ教徒でもある。みなさんも同じだ」
「殴られても、花束をもらったような心で敵対者と接する」とまでいうガンジーの徹底した非暴力主義は非現実的だという見方もある。
 しかし、非暴力は暴力にまさる、核兵器にもまさるというガンジーの言葉をブッシュ大統領やブレア首相、そしてわが国の憲法改悪論者に聞かせたい、読ませたい。

「『目には目を』ということを続ければ、しまいには全世界が盲目になってしまう 」
「人類はいつの時代も、『自衛』という名のもとに暴力や戦争を肯定してきた。しかし戦争に勝とうと思えばナチよりも残忍にならなければならない。憎悪に出あったとして憎悪でこたえても憎悪が増し、傷口を広げるだけである」 

  (06年9月18日記 巌哲)


 私はガンジーの生き方、とりわけ「非暴力の抵抗運動」の考えに共感します。彼の足元に辿り着くことも出来ませんが、少しでも近づければと願っています。

 午後、入院します。また帰ってきます。
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へそ曲がりさん、御身体大事に(保守系)

2006年10月02日 05時08分04秒 | Weblog
久し振りにこのブログを見ましたら、へそ曲がりさんの赤旗からの記事が連載されていました。正直言って、相変わらずだなと思いました。
安倍総理の政治姿勢を外国のメディアを使って、叩いていましたが、それがなんなんでしょうか。
安倍さんが戦後生まれで、あの安保騒動の岸の孫だとか、それはそれで意味があるのですが、それこそ国会で承認された総理です。
あの安倍首相がお嫌なら、殺すか、今度の参議院選挙で敗北させて辞任の追い込めばいいのです。後者は、文科系さんの戦前・戦後民主主義の手続きなんでしょう。
このブログにお付き合いして一年になります。
私も勉強になりましたが、どうしても私が理解しがたいのは、私もそうだと言われれば、そうかなと思いますが、明治維新前後から大東亜戦争に至る経緯とを分断している点です。くどいですが、歴史は連続しています。
ある一点(時期)をとってこれこそ帝国主義で軍事国家だ侵略国家だと断じても、おかしいのです。もうこの点を何度も言ってきましたが・・。
日本が軍事優先の国家、帝国主義の国家になったとするなら、なった経緯を考慮すべきではないのでしょうか。
今回私が行く国々でも、まさに大陸国家としての歴史の中で生きてきた国です。
チェコでもつい前はチェコスロバキヤでした。
私は思うのですが、もしもこれらの国々の人達がこのブログで主張されているへそ曲がりさんや守るさんなどの中味を見たなら日本人は、アホな集団というか、狂人の集団はないの?と思うでしょう。
軍隊がいらない?本当にそうなの?
馬鹿らしくなって、このブログに登場もしないでしょう。一体軍隊の居ない国がこの世界の何処にあるのでしょうか?教えて下さい。
こんなにも謝罪を繰り返している日本に何故、シナや北朝鮮は核弾頭ミサイルを向けているのでしょう。
話せばわかる相手ですか?彼等は・・。拉致した家族を何故帰してくれないのですか?九条を守る?何を守るのですか。
具体的に言って下さい。
結局私達は、戦後日本の良い湯加減のお風呂に浸かっているだけの偽善者の集団ではないのでしょうか。

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