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参院選改憲阻止の投票提案!!   平和への結集市民の風

2007年06月25日 00時10分45秒 | Weblog
「007参院選投票指針――9条護憲派「3分の1」突破と与野党逆転」

以下、投票指針を提案してみます。

(1) 定数1 (29選挙区)――地方区は、イヤでも民主党など「有力野党」(推薦)候補へ

その代わり、比例区は、イヤでも共産・社民・9条ネット(「有力野党」除く)へ。

(2) 定数2 (12選挙区)――民主党候補に票が集中すると与党に議席を許してしまう選挙区

与党系候補は1選挙区で1人だけ。ただし静岡・広島選挙区では、有力とは思われない保守系無所属候補も各区で1人立つ。民主党候補も、新潟選挙区の2名を除き、1選挙区で1人だけ。民主党候補が他野党候補の票を取りすぎると与党に議席を許してしまう。民主党以外の「有力護憲派候補」を1位当選させるくらいが、票の偏りを防ぐ。その代わり、比例区は「有力護憲派候補」から外された候補の護憲政党へ。

(3) 定数3 (5選挙区)――共産・社民間の選挙共同に希望がある選挙区

共産・社民候補のうち、「有力候補」に票を一本化するのがよい。その代わり比例区では、共産・社民のうち、「有力候補」から外された候補の党へ。

(4) 定数5(東京選挙区)――民主党候補だけに入れると野党が負ける選挙区

与党からは3人が立つ。民主党候補は2人だけ。再選をめざす民主党現職の鈴木寛氏は、党の教育基本法改定案で、昨年成立した与党案を凌駕すると言われた愛国心条項を取りまとめた中心人物。名うての右翼団体「日本会議首都圏地方議員懇談会」のシンポにパネリストとして参加したことも。

民主党以外に入れても野党2議席は確実。民主党2候補が票を独占すると、野党3人当選の可能性を摘む。田村智子(共産)、川田龍平(無所属)、杉浦ひとみ(社民)の3氏のうち、「有力候補」の上位当選を狙うくらいが、票の偏りを防ぐ。その代わり比例区では、「有力候補」から外された候補の護憲政党へ。

アンケート調査などによると、29ある1人区では、民主党公認と推薦合わせ、10人以上の9条護憲派候補が立ちます。社民の牙城、大分選挙区の社民推薦候補を加えれば、1人区の有力護憲派候補は11人以上。比例区で共産・社民・9条ネットの候補者20人以上が全勝すると仮定します。18ある複数定数区では、民主党票がゼロなら、17人の野党候補(うち護憲派16人)の当選が確実です。1人区で野党全勝なら、合計で66人以上となりますが、これは改選数121の過半数です。うち護憲派は47人以上で、改選数の3分の1を超えます。
太田光征 /「平和への結集」をめざす市民の風  http://kaze.fm/ ;otasa@nifty.com

 「民主党へは1人区でだけ投票しても野党は勝てる」

民主党に優先して投票しなければ野党は勝てない、と思い込んでいる有権者は多いのではないでしょうか。そうではないのだ、ということを説明したいと思います。

アンケート調査などによると、29ある1人区では、民主党公認と推薦合わせ、10人以上の9条護憲派候補が立ちます。社民の牙城、大分選挙区の社民推薦候補を加えれば、1人区の有力護憲派候補は11人以上。比例区で共産・社民・9条ネットの候補者20人以上が全勝すると仮定します。18ある複数定数区では、民主党票がゼロなら、以下に説明するように、17人の野党候補(うち護憲派16人)の当選が確実です。1人区で野党全勝なら、合計で66人以上となりますが、これは改選数121の過半数です。うち護憲派は47人以上で、改選数の3分の1を超えます。つまり、野党が勝つためには、民主党候補は1人区だけで勝てばいい、ということなのです。

比例区では、獲得投票数に応じて議席を獲得できます。例えば、民主党が2千万票で20議席を取るとします。共産党が1千万票取れば、10議席獲得できるということです。得票数の大小の順位が2番だからといって、小選挙区のように議席がゼロ、ということはないのです。だから、与野党逆転のためだけならば、比例区では民主党に優先的に投票する必要はありません。

複数定数区(2人区、3人区、5人区)を分析してみます。5ある3人区では、共産・社民の票が統一されれば勝てる可能性があります。それに民主党の票が加算されれば、さらに確実です。与党系有力候補が3人立つ3人区は千葉と大阪選挙区で、与党系有力候補が2しか立たない3人区は埼玉、神奈川、愛知選挙区です。だから、3人区で民主党票がゼロでも、野党3議席(うち2議席以上の護憲派)は確実。

12ある2人区では、与党系有力候補は1選挙区で1人しか立たないので、民主党票がゼロでも、各区で野党1議席(護憲派)は確実。5人区(東京選挙区のみ)でも、与党系有力候補は3人しか立たないので、民主党票がゼロでも、野党2議席(護憲派)は確実。2人区、5人区(東京選挙区)では、民主党に票が集中しすぎることで、かえって与党の議席を増やしてしまう可能性が高くなります。下表参照。

要するに、複数定数区では、与野党逆転のためには、民主党候補に優先的に投票しない方がいいか、する必要がない、ということです。言い換えると、どうしても票が集まりがちな民主党候補以外をトップ当選させるつもりでいると、野党候補を目一杯当選させる確率が高くなります。

定数2
最悪ケース 理想ケース
自民 当 50万 落 50万
民主 当 110万 当 60万
野党候補A 落 10万 当 60万 定数5(東京選挙区)
最悪ケース 理想ケース
自民 当 100万 当 100万
自民 当 60万 落 60万
民主 当 80万 当 70万
民主 当 80万 当 70万
公明 当 90万 当 90万
野党候補A 落 50万 当 70万


太田光征 /「平和への結集」をめざす市民の風  http://kaze.fm/ ;otasa@nifty.com
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