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国民新党のコラム            ネット虫

2007年06月06日 10時52分12秒 | Weblog
  「もはや「右」にスライスしすぎてOBだ」   国民新党HPコラムから

野球の始球式を見たかぎり、安倍首相は決してスポーツ万能には思えない。だが、安倍首相もゴルフを嗜むそうで、先日も夫人と楽しんだ。スコアは100程度というから、並みの腕前だろう。上手くても下手でも、スポーツは健康の増進につながるし、気分の転換にも資する。「国民の多くが不況で苦しんでいるのに…」「警備などにかかるコストは膨大だ」といった批判もあり、かつては「在任中はゴルフをしない」と宣言した首相もいた。しかし、時おりのゴルフは、決して悪いことではあるまい▲われわれが想像するに、安倍首相の打つボールは思いっきり「右」にスライスするのではないだろうか。少なくともフェアウェイをキープしないのではないか。このような見方をされることを想定してか、安倍首相はその後の大学の同窓会で、「ティーショットが右に飛んだら、『やっぱり安倍さんだ』といわれそうだった」と会場を笑わせたという。しかし、ゴルフのボールが右に飛ぼうが左に飛ぼうが、それはどうでもいい。問題は安倍内閣が打ち出す政策が、「右」に大きくスライスしていることだ▲先週の木曜日、安倍首相は集団的自衛権についての懇談会を発足させた。安倍首相の冒頭挨拶、さらには委員の面々を見れば、「結論ありき」であることは間違いない。日米関係を強化するため、いやブッシュ大統領から褒めてもらいたいため、何としてでも、わが国を米国と「運命共同体」にしたいようだ。懇談会の報告が出されれば、安倍内閣はたちまちこれまでの憲法解釈を変更するだろう。しかし、憲法を変えずに集団的自衛権の行使を可能にするとは、およそ法治国家ではない。これまでの憲法解釈は、いったい何だったのか▲そういえば、安倍首相はわが国の核武装を提唱した閣僚や党幹部たちを、そのまま見逃している。歴史問題などをめぐっても、まさに「右」のスタンスだ。安倍首相が憲法を改正したい目的が、第9条そのものにあることも明らかだ。このような右傾化の言動が顕著になれば、かつてならば国会審議は間違いなく紛糾していた。それどころか、自民党の中からでさえ、異議や批判が噴出した。だが、安倍首相が舵を思いっきり「右」に切りつつあるのに、自民党も国会も実に静かだ。国民がよくよく考え、納得しているのであれば、まだいい。だが、単に勢いに任せ、ドンドン「右」に進むことは危険すぎないか。ゴルフでいえば、安倍首相の放ったボールはすでに大きく右に逸れ、隣のフェアウェイに向かっている。

コメント (1)
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オシム・ジャパン善戦   楽石

2007年06月06日 09時57分43秒 | Weblog
コロンビアと引き分けは大善戦だったようです。
世界ランキング20位と40位では、
幕内と十両くらいの差があるんでしょうから、
引き分けは勝利と同じ価値があったかも。

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