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サッカー・アジア・カップ、始まります  文科系

2007年06月28日 04時38分29秒 | スポーツ
①現代サッカーチームには、カウンター・サッカーというのとポゼッション・サッカーというのがある。前者は強力な守備を固めて敵にいいかげん攻めさせ、たまに隙を見て一挙の逆襲で効率よく得点するチーム。例えば近年のイタリアとか、現在世界最強チームの一つと言われる英チェルシーなどだ。後者は圧倒的なボール支配(ポゼッション)を誇るパスサッカーであって、ブラジル、スペインなどである。
さて、この分類で行けばオシム・ジャパンは文句なく後者なのだ。ジーコもこれを目指したが、ジーコの時よりも遙かにボール支配率が高いのである。多分アジアでは抜群であろう。強いチーム相手にも6割以上の支配率を弾き出すと思う。

②さて、次は肝心なゴール前である。オシムは多彩なゴールへの接近術を用意している。
まずは駒野、加地と両翼の攻め上がりとセンタリング。加地のスピードとクロス精度の高さは周知のことだが、駒野の精度が劇的に上がっているのが楽しみだ。
次いでかの有名な中村俊輔と心境著しい中村憲剛の「パス・アンド・ゴー」、「パスして・直ぐに走り込んで・またパスをもらって」とやる「流れるようなゴールへの接近」。ディフェンス陣にも阿部とか今野とかの「敵ボール奪い上手・即・戦術的パス上手」がそろっており、一気の逆襲も可能なのである。
仕上げは何と言っても高原。アジアでは一頭頭抜けており、得点王の本命なのではないか。

③「防御・敵ボールの奪取」の能力はどうか。バックスは非常に強いとは言えないが、守備的中盤の鈴木啓太、阿部、今野が極めて強い。またフォワードも含めた「全員守備」という意識が徹底している。つまり、なかなか味方ゴール近くまで余裕を持っては攻めさせないだろうということだ。

こうして、アジアでのこのチームは、圧倒的な強さを示すのではないかと言いたい。ただ、サッカーは1発があるから、それも疲れて動けなくなったときにこれが起こることが多いから、予測が難しい競技とは言える。が、走る持久力はどこにも負けぬはずだから、その可能性はむしろ日本に起こりうると思う。
オシムは実に良い戦略的チームを作った。
コメント (4)
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