九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

ここまでのグランパス(13) 閑話休題  文科系

2008年06月05日 13時27分06秒 | スポーツ
6月1日、若い友人からこんなメールが飛び込んできた。

『後半40分に同点、44分に逆点、何という力でしょうか、過去こういう試合運びを私は知りません。絶対に勝つんだ、と、信じて動く、走り込む、これぞサッカーですね。まったく嬉しいですよ。
反対にメンバーのニュースが入る度に心配なのは我らが代表チーム、明日はかぶりつきで観戦です』

前半は31日あった、グランパスのナビスコカップ京都戦、2対1大逆転勝利のこと。後半は2日のオマーン戦への不安。それへの僕の返信はこう。

『今回も、着眼点など、面白いメールでした。
点を取ったのが巻と津田でしょう? ぎりぎり土壇場で、若手たちが、まことに見事なもんです。こういう経験は人を伸ばしますから。ただ、今年の名古屋、逆転が今までもかなりあったけれど、ますます多くなってくることでしょうね。よその監督が何人か「勝つべくしてかっている」と評したけれど、もう強豪ですね。
ジャパンは、逆にホントに心配。こんなに攻撃的ばかりで、大丈夫? ととえばFWとDFの距離感などコンパクトネスは、どうなっているのか? ひょっとして、オマーンにも負けたりして?』

闘い勝ったあとのメールが質問で、松井のこと。僕は返信をこう書きました。

『よく聞いてくれました。NHK衛星放送解説者は結構、また何回も、松井を褒めていましたよ。
僕が思うに、日本人には珍しく、ドリブルもキープ力も敏捷性もパス力も備わって、何よりも「攻める姿勢」、「狙う姿勢」がいつもあるから、相手を集めてスペースが作れるんですね。彼がボールを持つと、周りの味方が必ずフリーになれるわけです。遠藤、俊輔が自由に動けたのはそのせいもあったと思います。アジア相手であって敵が守備を固めてくる場合には特に、彼のように「敵を集めて、DFを剥がす選手」が絶対に要ります。
岡田はそれを見ているはずであって、今回のゲームで彼はレギュラーを不動にしたでしょうね。
今日のゲームは会心のものです。あーいうようにアグレッシブにやれば、アジアに敵はないでしょう。ただ、攻勢にやって、しばらく先制点が取れないと、いつも困りますけどね。』


さてと、グラの京都戦、ホントに凄かった。もう神懸かり。ずっと1点負けていたのを、終盤85分に1点、土壇場の89分に1点。それも得点者FWが、25日の浦和戦に続いて、巻と津田。
先発メンバーを半分も入れ替えてのこの勝利、層が厚くなっている証拠です。これで、不安な苦手の夏場も、乗り切れそうですね。めでたいめでたい。


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軍隊を持たない国 5 へそ曲がり

2008年06月05日 10時46分31秒 | Weblog
★軍隊を持たない国 5★

 ⑧ 世界の非武装憲法

ヨーロッパ・なども含めて、軍隊のない国家についてまとめてみよう。まず「非武装憲法」である。

☆ 1921 リヒテンシュタイン公国憲法第44条

☆ 1946 日本国憲法第9条

☆ 1949 コスタリカ共和国憲法第12条

☆ 1979 キリバス共和国憲法第126条

☆ 1994 パナマ共和国憲法第305条(現在は310条)

 いくつか確認しておこう。

 第1に、コスタリカ憲法が最初の非武装憲法だと唱える見解が多いが、正しくない。リヒテンシュタインは1868年に軍隊を廃止して、1921年憲法が常備軍廃止を明示している。
 非武装永世中立のコスタリカの重要性は言うまでもないが、最初の非武装憲法はリヒテンシュタインである。
 第2に、リヒテンシュタイン憲法は日本国憲法に影響を与えていない。
 第3に、日本国憲法はコスタリカ憲法などに影響を与えていない。この意味については後述する。
 非武装中立についても見ておこう。
 いったん非武装永世中立となったが、のちに中立を放棄したのがルクセンブルクとアイスランドである。
 現在の非武装永世中立はコスタリカである。やはり非武装憲法を持つパナマも中立であるとの指摘もある。
 憲法に中立が明記されている例はオーストリア、マルタ、カンボジアなどがあるが、武装中立である。 

⑨ 軍隊廃止の理由

 もともと(古くから)軍隊を持たない国がある。アンドラ、サンマリノ、モナコ、ルクセンブルク、リヒテンシュタイン、アイスランド、バチカンなどヨーロッパに多く、大国の狭間で外交術を駆使して安全を維持してきた。
 他方、この半世紀余りに軍隊を廃止した国には、軍隊が国民を殺害したために廃止した国がある。
 コスタリカは、1948年の内戦のため国民同士が殺し合う悲劇を体験したので常備軍を廃止した。
 ドミニカ国は、1981年に一部の人間がクーデター未遂を起こし、国民を殺害したため軍隊が廃止された。
 軍隊が国民を守るというのは、もともと幻想にすぎない。歴史を振り返れば、国民を殺害した軍隊は枚挙に暇がない。沖縄の日本軍を想起すればいい。軍隊の幻想に気づいたコスタリカやドミニカ国は、軍隊を廃止した。
 一方、外国軍に占領されて軍隊が解体された国がある。グレナダは、1983年に米軍がグレナダ侵攻を行って旧政権を抹殺した。この時に軍隊が解体された。パナマは、1989年に米軍が侵攻し、武装解除され、後に94年憲法で軍隊廃止を明記した。
 外国軍によって占領されて軍隊が解体した点では日本が先輩格であるが、グレナダ、パナマと日本は別の道を歩んだ。

⑩ なぜいま軍隊のない国家か。

「軍隊のない国家といっても小国が多く、経済力がないので軍隊を保有できないだけで、日本にとって参考にならない」という見解がある。
 しかし、第1に、国連加盟国192か国のうち25か国が軍隊を持たない事実そのものに大きな意味がある。
 第2に、軍隊のない国家が増えてきた。
 第3に、具体を持たないことだけが問題なのではない。各国がいかなる歴史を有しているのか。どのような外交政策を採ってきたのか。教育や市民社会の在り方はどうなのかが重要である。
 そして、第4に、軍隊のない国家に学ぶ側面だけを問題にするのは不十分である。
 日本国憲法第9条があるのだから、本来、日本は諸外国に学ぶ立場ではないはずだ。諸外国が第9条に学んできたかどうかが問題である。
 逆に言えば、日本政府が第9条を守ろうとせず、骨抜きにしてきた歴史、そして第9条を世界に輸出してこなかった不作為を反省する必要がある。
 というのも、軍隊のない国家は、日本国憲法第9条と何の関係もないからである。それぞれの歴史の中で軍隊のない状態になってきたのである。日本政府が第9条をセールスしていたなら、もっと多くの軍隊のない国家ができていたはずだ。
 政府だけが怠慢だったわけではない。私たち、平和運動を行う側も、第9条の実践的意義を十分に活用してきたとは言い難い。
 第9条を世界の平和主義の中核に位置づけ、多くの国がこれに学ぶようにしていかなくてはならない。「9条世界会議」がその出発点になるだろう。
コメント (4)
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琴欧州は良い四股名か?   落石

2008年06月05日 09時30分34秒 | スポーツ
大関として初優勝した琴欧州。
あまりの安易な四股名に感じます。
ヨーロッパはブルガリアだけじゃないし。

モンゴルの朝青龍や白鵬のような、
良い四股名とは思えませんね。

優勝して横綱になったら、もっと良い四股名を
ファンから募集したら、どうでしょうね?



コメント (3)
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