九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

平和のつどいの講師紹介です。         まもる       

2008年06月18日 11時17分11秒 | 国内政治・経済・社会問題
★私の参加する「昭和区九条の会」の三大イベント(美術展4月・ともし火ウオーク12月・平和のつどい8月)の一つ「昭和区平和のつどい」が今年も8月2日に企画されています。
 毎年、講師を呼んで憲法や平和について考える企画を用意しています。
 今年は、立命館大学国際平和ミュージアム名誉館長の「安斎 育郎氏」にお話をしてもらうことになりました。得意の手品などを交えながらの巧みな語り口には定評があり「手品などの楽しい騙しから、国民を相手にした国家的な騙し」まで分かりやすく話してもらえる予定です。
 ぜひ参加ください。 このブログへも安斎氏の情報を時々紹介したいとおもいます。
 
★写真は、「平和のつどい」の参加券です。クリックして拡大してご覧ください
平和のつどいの概要が書かれています。

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安斎育郎(あんざい いくろう、1940年4月16日 -)は、立命館大学特命教授・名誉教授、立命館大学国際平和ミュージアム名誉館長。専門は、放射線防護学、平和学。

東京都生まれ。東京大学工学部卒業、同大学大学院を修了し、工学博士号を取得。東京大学医学部助手、立命館大学経済学部教授を経て、1988年から立命館大学国際関係学部教授。2007年4月より、京都造形芸術大学非常勤講師として平和学を担当。趣味はマジック(東大奇術愛好会会長だった)。

長年、東大教官(公務員)として勤めながら、「雇い主」日本国の原子力・核政策を激しく批判してきたことで知られている。そのために不遇な時期もあった。

立命館大学に移籍してからも本業としてその活動は続けている(東海村臨界事故の調査活動や反核運動・平和運動など)。

その一方、擬似科学やオカルト現象を批判・解明する「不思議博士」(「ジャパン・スケプティクス」の元会長)としてもその名が知られるようになった。

その活動の一環として「超能力を科学する」「人間がなぜだまされるのか」の演題で年数十回の全国講演(勤務している立命館大学のほか、地方自治体、さらには企業の研修)や著書執筆を行う他、頻繁にメディア出演(2004年12月-2005年1月、NHK人間講座「だます心・だまされる心」の講師役、新聞雑誌のインタビューやテレビ出演など)もおこなっている。加えて、同僚の木津川計が主催する雑誌『上方芸能』に「霊感を科学する」というエッセイを毎号発表している。

上記の講演やエッセイは安斎氏のユーモアと含蓄ある語り口が、大変面白いと評判となっている。評論家で仏教者の宮崎哲弥からはその活動(著書『霊はあるか』『だます心 だまされる心』)を激賞された。

一方で批判されたオカルト陣営からは目の敵にされる事もある。たとえば一時オウム真理教から名指しで攻撃を受けたり、その前後に謎の人物から嫌がらせをされた。また、さまざまな方面から「安斎教授は『科学ガリガリ亡者』だ。」といわれたこともある。

ただ、安斎自身は「世の中にはまだ科学でもわからない事がたくさんあり、急いで決めずに調べていけばよい」「科学のなすべき役割と宗教の役割は別。それぞれにそれぞれの持分がある(ただ、お互いに侵してはいけない領域もある)」という柔軟な姿勢をとっていることから、科学原理主義者ではない。

これらの活動に加え、「在野」の放射線・放射能専門家としても活躍している。最近ではアレクサンドル・リトビネンコ事件やら北朝鮮核実験についてマスコミから取材をよく受けている。

イラストレーターの安齋肇は、甥にあたる。


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サッカーは米国系スポーツと全く違う!  文科系

2008年06月18日 06時46分31秒 | スポーツ
「ユーロ2008」の一昨日の拙稿が事実となって顕れた。僕は改めてこう叫びたい。そして今、何か高揚したような嬉しい気分である。
「サッカーは米国系スポーツとは全く違う。『真のスポーツ精神』が、まだまだ残っている」

オランダがルーマニアを2対0で負かしたのである。こうしてオランダは、スポーツの精神を貫いて、自らの優勝確率を大幅に減らすという「愚行」を敢えて行ってみせた。サッカーには、「ジェントルマンスポーツ精神」が明確に存在すると証明してみせたわけだ。サッカーは勝利第1主義でもないし、「興行」でもなかった。

では、ことの次第をもう一度順を追って。

14日当ブログで、僕はこう書いた。
「オランダはルーマニアに負けるだろう。そうすれば第1と第2の優勝候補を同時に蹴落とすことができるのだから。そして、自らの優勝確率を飛躍的に高めることができるのだから」
ところが1昨日にはこの予測を、こう訂正した。
「いや、前言は訂正する。サッカーなどのイギリス系スポーツには、勝利第1主義ではない真のスポーツ精神が一部残っているから、オランダは案外ルーマニアを負かしてしまうかも知れない」

そして、本日。オランダ対ルーマニア戦も、イタリア対フランス戦もともに2対ゼロとなった。
オランダは、自らにとって最も恐い相手・イタリアを、予選敗退という窮地から救って見せたのである。イタリアもフランスも同時にたたき落とす道が自分の手にあったのに、その「勝利第1主義の道」を投げ捨てて、見せたということだ。

ちなみに繰り返すが、世界順位はイタリア3位、フランス7位、オランダ10位であり、また伊仏は、直近のワールドカップドイツ大会における優勝国と準優勝国である。そして、ルーマニアが勝てば、伊仏ともに予選落ちという局面だったのである。


さて皆さん、僕はサッカーがますます好きになりましたよ。日本人も少しスポーツの考え方を変えなければいけませんね。折良く「週刊スポーツダイジェスト誌」最新号に、こんな言葉が載っているのでお読み願うことにしよう。こういうイギリス的スポーツ精神を、三浦カズの兄・泰年がこんなふうに証言している。彼も有名な元Jリーガーだ。

「プレミア(文科系注 プレミアリーグ。イギリスのサッカー一部リーグのことである)では、わざと長い時間倒れて時間稼ぎをしているような選手がいると、観客からブーイングが起きる。カードを出されて審判のもとに行かない選手はいないし、ロスタイムに時間稼ぎをするようなこともない。むしろ、臆せず、もう1点取りに行くというのが当たり前で、彼らの規律ある厳しさ、フェアプレー精神は日本が見習うべきものとも言える。ただ、だからイングランドはワールドカップで66年以来、優勝していないのかも知れないが」

それかあらぬか、今ユーロ2008もイングランドは非常に珍しいことに、予選落ちしていて、今行われている本戦そのものに出られていない。予選落ちさせた立役者は今回いよいよ台風の目となってきたクロアチアである。このクロアチアはしかも、予選最後のイングランドとのゲームで、こんなことまでをやってみせている。 局面は2対2。このまま行けば、クロアチアはこのゲーム前に既に予選通過を決めているし、イングランドも予選通過となって、両チーム安泰。この場面でクロアチアはあえて点を取りに行き、イングランドを自分の手で2連敗させてたたき落として見せたのである。ゲーム後のクロアチア監督談話がこうだ。
「我々の強さを世界に見せつけたかったから、全力で行った」
これも、サッカーの祖国を相手として世界に示して見せた、変な情け容赦のない「スポーツ精神」!!
サッカーはイイナー!!

日本サッカーもそろそろ、こんなことは止めて欲しい。
「痛がってねて、反則をもらおうとしたり、時間稼ぎをしたり」
「『マリーシア』ともっともらしく述べて行う、種々の反則」
「勝っているとき終盤の時間稼ぎ」
「同点なら予選通過という時などに、攻めずに身方陣地内でボールを回すだけといったような『敢闘精神が欠如したプレー』」
逆に、こう言いたい。
「プロのスポーツ選手なら、どんな時も攻めるべきだ。勝利が第1なのでもないし、ましてや金が第1なのでもない。スポーツは単なる『見せ物』、『興行』なのではなく、『スポーツ』なのだ」
アメリカスポーツがこういう精神をいかに損なってきたか。だからあの国に薬物が蔓延したのだと思う。ちなみに、イギリスはスポーツへの薬物汚染が最も少ない国ではないだろうか。
コメント (3)
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