九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

玉田の凄さ!  文科系

2008年06月20日 19時51分16秒 | スポーツ
ジャパン代表の昨日の練習で、こういうことがあったらしい。

玉田 「俺が動き出しているのに、(トップ下に入った)本田がそれを見ていないことが多かった。あれじゃ彼があのポジションに入った意味がない」
本田 「後方を見ることが多くて、前が見えなかった。いけなかった」

玉田は、本田がグラの元後輩だからこう語ったのだろうか。違うのである。彼はオマーン戦前の練習後にも、俊輔に同じことを言っていて、あの俊輔がこう応えている。
「玉田の動き出しは世界水準でも凄いモノ。あれを時々俺が見えていないことがあったが、俺の方が悪い。あれは、見てあげなくちゃいけない」

日本が一番弱いのは「流れの中での点」。そのためには、フォワードに皆が合わせてやらないといけない。全盛期の磐田が、中山、高原の動きだしに合わせて全てが順をおって動き、今でも語りぐさの好チームを作っていたようなものだ。

玉田は今季2点しか取っていない。それが何故、代表のワントップ? これが皆さん解りますか? 目に見えないところでもの凄く犠牲になって(敵のDFを引き連れて”潰れる”という表現をする)、リーグ2位のヨンセンの得点を助けているのですね。
よく ”フォワードは得点が全て”、”フォワードはエゴでよい”と、こんな声を聞きますが、これは素人の観点と言えると思います。

アドリアーノとかフッキみたいなFWは日本には合わないし、第1生まれない。また、サッカーを遅らせるFWだと思う。筋肉が日本人とちがうのだし。日本人が百mで勝てないようなもんです。


話は変わりますが、サッカーの評論家って全く不勉強と思う。
先ず何よりも、僕が上に書いたような選手自身の言葉を拾わない。また、文章の中に統計数字が非常に少ない。それらのかわりに、抽象的な自分の観点や、昔のエピソードの、それも思いついたようなだじゃれに近いようなモノも含めたくだらないモノが多い。まるで、頭の中からひねり出したことだけで、文章、原稿料を埋めているような。
また、そのような意味では、サッカーダイジェストの方がサッカーマガジンやナンバーなどよりもずっと優れていると思う。日本のサッカー雑誌が良くならないと日本のサッカ-も良くならないので、一言抗議したかった。

サッカー評論に、変な例えや比喩や、余分な昔話は要らないということだ。
また、個人よりも組織をもっともっと、数字を挙げて話して欲しい。
コメント (3)
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大河ドラマの功罪   落石

2008年06月20日 19時05分31秒 | 文化一般、書評・マスコミ評など
先日、長野県の上田に遊びにいってきました。
上田といえば、真田一族。街には真田十勇士の紹介があちこちに。
真田の里にも足を伸ばし、真田城址にも登ってみました。

昨年の大河ドラマの「風林火山」の幟旗があちこちに。
城跡からは、春霞のなかの真田の里が望めます。
駐車場の車のなかに中年の男の人がいたのですが、
いつの間にか、近づいてきて、城について案内を始めました。
「名古屋から来た」というと、「信長と家康は敵」と、
いったので、ちょっとビックリ。

たしかに武田一族を滅ぼしたのは信長。
長篠の戦では、真田の跡継ぎが相次いで戦死、
残った幸村も家康と戦って戦死しています。

そういえば、NHKの大河ドラマでは、
戦国時代と幕末が、よく採り上げられます。
私達は、戦国時代の山本勘助や篤姫に、
感情移入して楽しんでいるわけですが、
もし当時、NHKの大河ドラマがあったら、こんなに視聴率を取ったのでしょうか?

百姓であった我々の御先祖は、山本勘助や篤姫に
感情移入していたのでしょうか?
どうも、そうは思えないのです。
おそらく別世界のことと思っていた人たちが大部分だったのでは、
ないでしょうか。

では、今日の我々は、なぜ、戦国時代や幕末のドラマを楽しむのか?
テレビを見ながら、勘助になって戦い、篤姫になって幕政に関わる。
ヒーローやヒロインと同じ時代を生きているという感覚が
楽しみを支えているように思います。
彼らの夢は国家の統一であり、国家を危機から守ることです。

私達は無意識のうちに国家に感情移入をしているのでしょう。
これは良くもあり、悪影響もありそうです。

異論ありかな?

コメント (6)
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山崎VS安倍論争   落石

2008年06月20日 11時16分55秒 | 国内政治・経済・社会問題
今朝の中日新聞によれば、北朝鮮の拉致問題に関して
山崎氏は「対話の努力は百害あって一利ないという人もいるが、
幼稚な考えだ」と、暗に安倍さんを批判。

これに対して、安倍さんは、「政府以外の人が甘いことを
言って交渉するのは、百害あって一利なし。百害あって利権あり。
交渉すること自体に害があると誤解して批判するのは
日本語能力がない」と、反論。

   

アメリカがテロ国家の指定を解除する方向に
動き出したために、自民党内の内紛が表面化。

さてさて・・・
どっちが良いんでしょうね?


コメント (5)
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澤地さんの話         まもる

2008年06月20日 09時41分28秒 | 文化一般、書評・マスコミ評など
風仲間、鎌倉の神谷さんからのメールです。活動の勇気をもらいました。私も聴きたかったなあ。
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 以下は「澤地久枝さん講演」の感想です。

昨日2008.6.11、相模大野のグリーンホールで行われた澤地久枝さんの講演会に行きました。
「希望と勇気、このひとつのもの」という題。

さがみはら九条の会の主催、発足の会での記念講演です。
小田実さんに関する話が中心でしたが、そのお話の中で、私が泣けた話。
 昔、この相模原でベトナム戦争の米軍戦車が修理されてまたベトナムに行時、
相模原市民が基地前に座り込みして、100日間戦車が出るのを止めた。
そんな行動をとりつつも、市民には、「こんなことしていったい何になるんだろう?」「たった100日止めることしかできなくて無駄なことではないか?」というなんともやるせない思いがあった。

 けれど、ベトナム戦争も終わり、ずいぶんたってから、ベトナム戦線で地下トンネルを通い昼間は戦場の兵士として戦い、夜は村に帰って赤ちゃんにおっぱいをあげていた女性が話してくれた。「そのとき、赤ん坊にお乳あげながら聞いていた短波のラジオから、『日本の相模原市というところの市民が、座り込みして100日間ベトナム行きの戦車を止めている』というニュースがながれてきた。どんなに励まされたかわからない。」と。

 澤地さんは言いました。
 戦争を止めさせるには、国や色々な違いを超えたネットワークを作る以外に方法はない。そう思いませんか?
どんなに遥かかなたに見えることでも理想をもつことが、人間のしるし。希望をもつことで、やらなきゃならないことが見えてくる。一人の人の勇気は、隣の人の勇気の元になる。希望の中から力が見つかる。
ひとりでもやる。ひとりでもやめる。「ここからひかない」と思い定めた時、半歩でも前にでる。そこから力はでる。近くの愛する人といっしょに。

覚悟、、、77歳の言葉は力強く、心から年長者に対する尊敬の思いを感じ、励まされました。

コメント (3)
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面白い社会を勝手に作ろう」高円寺の松本さん     朝日の記事より

2008年06月20日 00時00分39秒 | 国内政治・経済・社会問題
★朝日新聞に下のような記事を見つけました。中でも斬新なのは、商店会や町内会など“守旧的”な組織も巻き込む作戦だ。「町内会や商店会は、貧乏人が生きていくのに使えます・・・・」
 こんな言葉にビックリ。このたくましさ、平和運動にも何かヒントになりそうですね。   ( まもる)


********************朝日の記事****************************************
 高円寺論壇のオピニオンリーダー、貧乏人の星、ストリートゲリラ……。どう形容してもぴったりこないのは、この人の方法論が、ふざけきっているから。東京・高円寺にあるリサイクルショップ「素人の乱」店長の松本哉(はじめ)さんが、初の単行本『貧乏人の逆襲! タダで生きる方法』(筑摩書房)を出した。

 家賃を下げる交渉術、タダ飯のありつき方など貧乏人生活術、店を開いて勝手に生きる術、「文句があったらでかい声で言え」とデモや地方選挙出馬マニュアル……。「勢いだけで書いた」文章がほとばしる。旅行ではなく都内の移動手段としてのヒッチハイクは「当然の権利」とするなど、その主張はラジカル(根源的)だ。

 著者の主張は「それぞれ個人が勝手に生きること」。だから格差社会は問題だという論調にもくみしない。「負け組もがんばって経済強者になりましょうというのが前提になっている。そんな生き方ごめんですよ」

 中でも斬新なのは、商店会や町内会など“守旧的”な組織も巻き込む作戦だ。「町内会や商店会は、貧乏人が生きていくのに使えます。デモなど騒ぎを起こしたって『あの兄ちゃんがやってんならいいか』となる。自分たちが勝手に生きられる生活圏を自分たちで作る。これが一番腹のすわった闘争でしょ」

 路上で勝手に鍋作戦など、ふざけた企画が目白押しの松本さんの店、デモ、選挙(区議選に出馬した)には、周囲にどんどん仲間が増えてくる。店も、リサイクルショップだけではなく多彩になった。

 「こうなったらいい社会ができるなんてアジテーションは信じない。北朝鮮もソ連も、ユートピアを示してあんな国になった。僕らは、まず自分たちが勝手に面白く暮らしている社会を作っちゃって、それを今の社会――会社での競争、大量消費、住宅ローンなんかを強いられ死んでいく社会と対置させたい」

 自伝の『貧乏人大反乱』(アスペクト)や対談集など、今年は5冊の出版が予定されている。(近藤康太郎)
コメント (1)
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