九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

あのヒディング監督、粉砕さる  文科系

2008年06月11日 22時00分46秒 | スポーツ
今、ヨーロッパカップ戦が行われている。そこで、昨日10日に大きな衝撃が走った。

あのフース・ヒディング監督がスペインに惨めな大敗を喫したのである。日韓ワールド・カップにおいて韓国躍進をもたらし、ドイツワールドカップではオーストラリアを率いて日本を体力勝負に引きずり込んだ末に苦杯をなめさせた彼。今の彼はロシアを率いている。まさに世界を股にかける名監督である。

そして昨日、オーストリアはインスブルックにおいてスペインと対戦した。彼にしては非常に珍しい1対4の大敗である。スペインのバレンシアというチームに属するビリャという選手がハットトリックを演じるというオマケまで付いた大敗だった。

ただ、さすがユーロ選手権。日本のようにビリャのことばかりは、書かない。ビリャ自身がこう語っているのだ。
「初めの2点はトーレスが取らせてくれたモノ」
1点目はトーレスのパスから。2点目はイエニスタのスルーパスによるものだ。この2点目、アラゴネス監督もこう語っている。
「トーレスが敵DFを引きつけていたので、取れた得点だった」

日本のマスコミに望みたい。このように「敵を引きつけていた」とか、「得点以上に、あのアシストが良かった」とか、「あっちであいつが潰れてくれたから取れた得点だ」とかを、もっともっと書いて欲しいと思う。新聞にアシストランキングがないのも、我が国のサッカー点取りの深化を遅らせているはずだ。

ところで、ここでトーレスというのは、いまヨーロッパで話題の人。イギリスの名門リバプールで大売り出し中の弱冠24歳、フェルナンド・トーレスという183センチ、70キロの超イケメンである。同じくイギリスはマンチェスターユナイテッドにチャンピオンズリーグカップをもたらして超有名になったクリスティアーノ・ロナウド23歳に勝るとも劣らないだけでなく、女の子の人気で言えば問題にならないだろうといったアスリートである。

ボールを圧倒的に支配し、ロシアに21本のシュートを浴びせかけて勝利したスペイン。玄人受けする美しく楽しいサッカーをやってもなかなか勝てないというゲームを続けてきたこの国が、果たして1964年以来の勝利を収めるのだろうか。


コメント (2)
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一新しましたね、管理人さん。          平 和平

2008年06月11日 10時51分22秒 | 時事問題
 一新しましたね、管理人さん。
画面が一新されていて驚きました。6月からですか?
カエルとマモルのバトルらしいし、梅雨に入った季節にもあっています。
 ときどき、イメージを変え、新鮮な雰囲気にしていただきありがとう
ございます。
 本当はもっと投稿し、もっと現状を知っていただく必要があるのでし
ょうが・・・。生来の怠け者ですからできなくて済みません。
 常連の落石さん、文科系さん、へそ曲がりさんにはその意味で感謝感
謝です。
 
 秋葉原の事件・・・、『負け組み』(好きな言葉ではないが)が現代
社会へ誤った挑戦を行った事件だと思います。
 しかし、実は『勝ち組』にも医師や弁護士など『勝ち組』の親を子ど
もが親の圧力耐えかねて殺す事件も頻発しています。
 これらの事件は、社会の歪みを殺人と言う形で浮き上がらせています
が、連帯を欠いた社会、自社(自分)さえ利益(よければよい)を得れ
ばあとはどうでもなれ、という新自由主義的考え方が、小泉・竹中ライ
ンで定着したことにも要因があると思います。

 広い意味でみると、労働者・国民が大会社・資本の考えに負けている。
 昔の言い方をすれば『思想攻撃』に負け、自己責任、自立自助、勝ち
組、負け組みという皮相な見方、価値判断が蔓延し、総合的な考え方や
横のつながりがズタズタにされ、会社や地域では、技術や文化の継承が
できていないことにも大きな要因であると思います。

 反面、韓国では牛肉輸入に反対して100万人のローソクデモが起こ
り、閣僚全員が辞表を提出というニユースに接しました。
 日本では後期高齢医療制度、大企業の下請けいじめ、公務員や企業の
相次ぐ不祥事、防衛省武器調達汚職、在日米軍の横暴・事件の多発など
など・・・問題が頻発しているのになぜ国民が黙っているのでしょうか。
コメント (4)
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政治家の経済政策の立ち位置について     さとうしゅういち氏の分析

2008年06月11日 10時01分07秒 | 国内政治・経済・社会問題
★わたしが愛読してやまない市民メデイアネットJANJAN http://www.janjan.jp/にさとうしゅういち氏が面白く参考になる記事を載せている。紹介したい。 (ネット虫)

★掲載のの図表は、タイトルをクリックして拡大してご覧ください。
★また論文の続きはコメントに転載しました。
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【政策本位で選んでみよう】おもな政治家の経済政策上の立ち位置を知る
                     さとうしゅういち2008/06/10

ポスト福田をめぐる動きが活発化しているといいます。報道で様々な動きが伝えられていますが、有権者は「誰と誰が組むか」ということよりも「政策本位」で政治を監視していかねばならないと思い、おもな政治家の経済政策上の立ち位置を検証してみました。

 福田内閣の支持率が低迷する中、ポスト福田をめぐり、小泉純一郎元首相や「勉強会」を開いている中川秀直元幹事長、新党結成の噂も伝えられる平沼赳夫さんらの動きが活発化していると報道されています。

 しかし有権者は「誰と誰が組むか」ということよりも「政策本位」で政治を監視していかねばならないと思い、おもな政治家の経済政策上の立ち位置を検証してみました。

 図は、横軸に庶民負担増⇔庶民負担減、縦軸に公共サービス大⇔公共サービス小をとりました。各政治家の位置はあくまでデフォルメしたものです。


おもな政治家の立ち位置。
■政治家の立ち位置を4象限に分類する
 右上の黄色は、庶民負担増&公共サービス大です。いわば、高福祉高負担の北欧型といえます。2004年から2005年ころ、岡田克也さんが代表だったころの民主党は、消費税増税を主張しつつ、農業所得保障や年金充実を掲げており、日本ではおそらく初めての典型的な右上でした。

 また現在では、谷垣禎一自民党政調会長、与謝野馨元経済産業大臣らが、自民党内ではここに近い主張をされています。彼らの主張を要約すれば「社会保障費は削れない。消費税を増税するしかない」です。

 一方、左下の水色は、庶民負担増は消極的で、公共サービスはカットです。中川秀直さんが代表例ですし、今は政界を引退された竹中平蔵さんもこの領域だったと考えられます。彼らは、当面の消費税増税には消極的です。「歳出を削減する一方、起業を促し、経済を成長させる。もって財政を再建させる。」というのが、彼らの2000年ころからの一貫した主張です。民主党でも前代表の前原誠司さんらは、この考えに近いイメージがあるため、政界再編もうわさされるのでしょう。

 右下は、庶民負担増&公共サービス小です。かつては消費税を増税した橋本龍太郎さん、その後は庶民増税を強行した小泉純一郎さん、そして今は大阪府知事の橋下徹さんが突き進んでいる道です。庶民からは増税・負担増を行う一方、サービスはカットするという「最悪の領域」です。

 左上は、現在の多くの野党政治家の位置です。「庶民負担増には消極的&公共サービス大」の領域です。

■長期的には「右上」か「左下」しかないが……
 私は、長期的に言えば、「右上」か「左下」しか現実的な選択肢はないと思います。

 「左上」を長期に続ければ、あるところまでは景気がよくなりますが、いずれ、インフレ&金利上昇になります。そこで経済成長が頭打ちになるため、財政再建にもマイナスです。

 「右下」の小泉路線は論外です。この路線を小渕内閣の一時期を除き、10年以上続けたために、日本経済は苦境に陥っています。

 アメリカのサブプライムローン問題や原油高騰以前から既に日本経済は悪かったのです。一部の大手企業は、アメリカ経済の堅調さに引っ張られ、また非正規雇用をさせて、巨額の利益を上げていました。

 しかし、今や減益に転ずる企業が増えています。アメリカ経済が悪いうえ、庶民もモノが買えなくなっているからです。また今後は正社員を減らした副作用として技術力の低下なども危惧されます。

 さりとて、「右上」の谷垣路線は「短期ないし中期」で妥当かどうか疑問ですし、「左下」の中川さんの路線にも大きな疑問を抱かざるを得ません。以下にその理由を挙げます。

★コメントに続く
コメント (1)
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