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好対照、ユーロ杯はドイツかスペインか?  文科系

2008年06月27日 16時04分47秒 | スポーツ
「ユーロ2008」が、大詰めにきた。4年ごとのサッカーワールドカップの真ん中の年に、やはり4年ごとに開かれるヨーロッパ各国代表対抗戦の本戦。昨夜準決勝第2ゲームがあって、スペインがロシアを負かした。3対0と予想外の大差で。決勝は30日ドイツ対スペインで行われることになった。

昨夜のゲームを振り返って、優勝の行方などにも言及してみたい。

前半は、中盤での潰しあいが熾烈なまでに展開されていく。20分ぐらいまでは双方が、ボールをなかなか前へ運べないのである。そのうちに、双方に右からの崩しなどが見られ始め、「良いパスだ。これはゴールまで行きそーだ」と観ても、最後に激しいタックルが襲って、敵を振り切れないのである。30分、ゴール方向へのボールの前進やシュート体勢の数などでスペインがやや優勢かなと観ているうちに、40分、ロシアが走らされ始めていると明らかになってきた。
「こりゃ、ロシアの後半が不安になったきたぞ!」

何がこの小さな差を作り、それを広げ始めたのか。先ず、中盤で敵を潰す組織の厳しさ。次いで、味方にパスが繋がる度合いなのである。スペースに走って味方ボールを受ける動きで、スペイン右サイドなどがやや勝っていたということではないか。ロシアが少しずつ振り回され、「ボールを追いかける走り」が増えてきたのである。
ボール保持率もほぼ互角なのだが、それでいて目に見えるようなこの差は、後半の出だしでスペインに自信を与えることだろうと、そんなことを考えていた。

後半開始。案の定スペインの出足が急に鋭くなっていて、47分、ついに1点。左イニエスタからの低いクロスに、走りこんだシャビがダイレクトに合わせた綺麗な得点だった。ついで70分、交代出場のグイサが敵の裏へ抜け出して2点目。
ここから先は、僕はもうテレビを消していた。
「観なくても分かる。経過から見て、逆転はありえない。そして、俺にはなんだか観るに忍びない」

今年のスペインは強い。しっかりした技術に、苦手な組織力も、そして走力までも、最高のものがあるようだ。では、ドイツとの決勝はどうか。
技のスペイン、集団的敢闘精神のドイツ。普通なら誰が考えてもスペインだろう。イタリアを負かしたスペインは、あのオランダを一蹴したロシアを軽く蹴落としてしまったのだから。
対するドイツは、レギュラー多数を欠いたトルコにアップアップ、終了直前の勝ち越し点という勝利だった。ところが、こういうドイツは強いのである。いつもいつもなぜか分からないうちに勝っているチーム。余程精神力が強い国民性なのだろうと思うしかない。こんなチームが決勝に残ったら予想は途方もなく難しい。負けないチーム・ドイツ。でも、勝ち方をいっぱい持っているようなスペインに勝てるとは、到底思えないのである。
だからやっぱり、スペイン。得点は3対1と見た。
コメント (1)
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