今日の赤旗に「今月の俳句」として掲載された一句。
村のカルテ、という表現が、この句のキーワードでしょうか。
カルテといえば病歴や現在の病気について書かれたもの。
個人ばかりではなく、村という人々の共同体そのものが病んでいる。
村の病気は、もう隠しておけないほど悪化。
誰の目にも明らかになってしまっている。
野に晒されているわけですから。
村は瀕死の状態です。
そんな村の様子を見ながら、白鳥が北へ帰っていく。
冷徹な叙情の句。
同じ作者の一句。
三月の仏をさがす鶏の首
これも面白い句ですね。 らくせき
村のカルテ、という表現が、この句のキーワードでしょうか。
カルテといえば病歴や現在の病気について書かれたもの。
個人ばかりではなく、村という人々の共同体そのものが病んでいる。
村の病気は、もう隠しておけないほど悪化。
誰の目にも明らかになってしまっている。
野に晒されているわけですから。
村は瀕死の状態です。
そんな村の様子を見ながら、白鳥が北へ帰っていく。
冷徹な叙情の句。
同じ作者の一句。
三月の仏をさがす鶏の首
これも面白い句ですね。 らくせき