もう格差というコトバが流行しはじめて、どのくらいが経つのだろうか?
私は、なんとなく、これまでの日本は格差のない、とまでは言わなくても
格差の小さい国だと思ってきた。
小泉さんから格差が始まった、と思ってきた。
しかし、これは正しいのか?
また、格差というコトバは日本の現実を正しく映し出しているのか?
日本の現実とは階級社会ではないのか?
ヨーロッパよりも貧困の程度がひどいのは
日本の階級社会に起因するのでは?
格差というコトバには、不公平・不平等というイメージは弱い。
このコトバを使うことによって、日本に階級というものが
厳然として存在していることを見ないようにしているのでは?