北朝鮮は1970年代までは、脅威の経済成長をした後、
低迷期に入る。
特に金日成亡き後は、餓死者が出るほどの経済崩壊に見舞われてきた。
そんななかで、北朝鮮は韓国に対する短距離ミサイルを増強、
日本列島をカバーできる中距離ミサイルを開発、核開発をすすめた。
そして核実験に成功(疑問視する説もある)、
さらにアメリカ大陸を射程におさめるミサイル開発を進めている。
こうした軍事開発を可能にしているのは、どんなシステムなのか?
北朝鮮には、宮廷経済、軍事経済、民需経済、地下経済の
4つの経済があるという。
土台は民需経済であるが、一番大切なのは宮廷経済。
宮廷経済とは、金さん、国防委員会、朝鮮労働党、その護衛部隊、情報機関。
このための貿易会社、金融機関、工場などである。
第二は軍事経済部門。資源は、この順番に配分される。
経済危機は1990年代の10年間に経済規模を半減させた。
宮廷経済は85%の水準を維持、軍事も66%を維持。
民需は3分の1に激減した。
北朝鮮は、こうして確保した軍事費を、効率よく配分するために
戦車などは減らし、短距離ミサイル、中距離ミサイルなどの増強、
核開発に集中させたのである。
金さん一人のために万骨枯るの構図。
これを可能にさせているのが臨戦態勢。
北朝鮮は戦時下なのである。 らくせき
低迷期に入る。
特に金日成亡き後は、餓死者が出るほどの経済崩壊に見舞われてきた。
そんななかで、北朝鮮は韓国に対する短距離ミサイルを増強、
日本列島をカバーできる中距離ミサイルを開発、核開発をすすめた。
そして核実験に成功(疑問視する説もある)、
さらにアメリカ大陸を射程におさめるミサイル開発を進めている。
こうした軍事開発を可能にしているのは、どんなシステムなのか?
北朝鮮には、宮廷経済、軍事経済、民需経済、地下経済の
4つの経済があるという。
土台は民需経済であるが、一番大切なのは宮廷経済。
宮廷経済とは、金さん、国防委員会、朝鮮労働党、その護衛部隊、情報機関。
このための貿易会社、金融機関、工場などである。
第二は軍事経済部門。資源は、この順番に配分される。
経済危機は1990年代の10年間に経済規模を半減させた。
宮廷経済は85%の水準を維持、軍事も66%を維持。
民需は3分の1に激減した。
北朝鮮は、こうして確保した軍事費を、効率よく配分するために
戦車などは減らし、短距離ミサイル、中距離ミサイルなどの増強、
核開発に集中させたのである。
金さん一人のために万骨枯るの構図。
これを可能にさせているのが臨戦態勢。
北朝鮮は戦時下なのである。 らくせき