香港の討論番組などを観ていると、
中国は大国、ようやく過去の栄光が戻ってきたぞ、
さあ、世界に力を見せ付けようという言説が
大きくなってきているようです。
尖閣問題でも、中国がホンキになれば簡単に日本をやっつけられる、
と言って憚らないジャーナリストまでいました。
国民のなかにも、愛国教育が浸透して、
大国意識を持つ人が多くなっているようです。
(共産主義というイデオロギーを捨てたので、
それに替わる国民統一のために愛国教育が
広く行われているそうです。)
ノーベル平和賞の授賞式への不参加ばかりでなく、
他国にも不参加を呼びかける。
ここには、欧米のモノサシを拒否して
自分のモノサシを世界に通用させようという
考え方がハッキリと見えます。
日本も経済大国になった時、日本式の経営こそ
日本が世界に誇るものだと自画自賛しましたが、
押し付けはしなかったと思います。
世界帝国だった中国では、大国化は違った様相を呈しているようです。
欧米のモノサシを受け入れるのか?
自国のモノサシを使わせるのか?
この場合は、普遍性を持たせねばならず、
今の中国のモノサシには、まだ、その力はないようです。
この課題は、覇権国家を目指す中国にとって
避けては通れない問題です。
しばらくは、中国自身、モノサシの使い方に
試行錯誤を続けるでしょうし、摩擦もありそうです。
日本としては、欧米のモノサシを使ってきたわけですから
中国のモノサシは使いたくないでしょうが、
欧米のモノサシを受け入れた理由を説得できるのか?
日本が本当に欧米のモノサシを自分のものとしているのか?
が問われそう。
中国は大国、ようやく過去の栄光が戻ってきたぞ、
さあ、世界に力を見せ付けようという言説が
大きくなってきているようです。
尖閣問題でも、中国がホンキになれば簡単に日本をやっつけられる、
と言って憚らないジャーナリストまでいました。
国民のなかにも、愛国教育が浸透して、
大国意識を持つ人が多くなっているようです。
(共産主義というイデオロギーを捨てたので、
それに替わる国民統一のために愛国教育が
広く行われているそうです。)
ノーベル平和賞の授賞式への不参加ばかりでなく、
他国にも不参加を呼びかける。
ここには、欧米のモノサシを拒否して
自分のモノサシを世界に通用させようという
考え方がハッキリと見えます。
日本も経済大国になった時、日本式の経営こそ
日本が世界に誇るものだと自画自賛しましたが、
押し付けはしなかったと思います。
世界帝国だった中国では、大国化は違った様相を呈しているようです。
欧米のモノサシを受け入れるのか?
自国のモノサシを使わせるのか?
この場合は、普遍性を持たせねばならず、
今の中国のモノサシには、まだ、その力はないようです。
この課題は、覇権国家を目指す中国にとって
避けては通れない問題です。
しばらくは、中国自身、モノサシの使い方に
試行錯誤を続けるでしょうし、摩擦もありそうです。
日本としては、欧米のモノサシを使ってきたわけですから
中国のモノサシは使いたくないでしょうが、
欧米のモノサシを受け入れた理由を説得できるのか?
日本が本当に欧米のモノサシを自分のものとしているのか?
が問われそう。