九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

辺野古と消費税    らくせき

2010年12月26日 13時28分35秒 | Weblog
今年を振り返ってみると、民主党政権の変化が一番、印象に残っている。

まず鳩山さんの沖縄基地返還への取り組みと見事な挫折。
これはホントウに見事な挫折。勲章モノ。

二つ目が菅さんの消費税発言。
意気揚々と打ち上げた花火・・・
しぼんでモトノモクアミ。よかった。
この辺りから菅さんは、完全に草冠が取れて官さんになってしまった。
会社にはやさしい、法人税の値下げ。
失業者には、もう年末・年始の支援を打ち切って、冷たい政治。

これらの動きの裏側には、政治家の野望とそれを読みきった官僚の抵抗がある。
どうも、後半は、官僚の逆転勝ちで終った模様。

さて2011年は?

辺野古への移転は、沖縄県民の意思表示で一挫折しているが、
民主党政権は、自民党と同じ手を使って、
名護市を兵糧攻めに、戦局は長期戦に入った模様。

消費税は、脅しと誘導で、いよいよ値上げへ動き出しそう。
どこかの経済人が日本の長所として、国民が大人しいことをあげていたが、
ヨーロッパでは大人しくない国民が抵抗中。
2011年の行方は、大人しい日本国民の感情にかかっている・・・



コメント (3)
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ギター、僕の暗譜法 文科系

2010年12月26日 09時54分59秒 | 文化一般、書評・マスコミ評など
 
 ギターを先生に習い始めて7年、当初から自分なりの暗譜法を工夫し、習慣づけてきたことで、69歳の身にどれぐらい助かっていることか。弾いているうちに自然に覚えてしまった若いころには到底考えられないような努力のタマモノなのだが、今回はそのことを書いてみたい。必要な人がこれを読まれているかも知れないと、大いに期待してのことだ。

 僕がこんな事を言うと、「うそーっ!」と笑うギター関係者が多いだろう。普通にクラシック楽器を習った人には、こういう人が案外多いからだ。「10年以上も習っているが、今すぐ何か弾いてと言われると、案外弾ける曲がない」。
「全くのギター一人習いの後、定年後に先生につき始めて7年の69歳だが、今習っている大聖堂全楽章(6ページの曲です)を暗譜でほぼ弾ける。アラビヤ奇想曲とか魔笛とか、郷愁のショーロとかの大曲も含めて20曲ほどを、ほぼ暗譜している」
 こんな心許ない経験でこれらの曲をほぼ弾けるということ自身を、普通のギター関係者は信じないはずだ。これは、僕の場合間違いなく、暗譜習慣が身についているからのこと。この習慣がなかったら僕のギター演奏に今のような喜びは全く感じられなかったと確信している。強弱、緩急をアレコレと思いついては、試し、楽しむ余裕も持ちにくいからである。根気さえあれば誰でも出来るこの暗譜法は、以下のようなものだ。

 当然のことながらこれは年寄り発心者の苦肉の策であって、これからギターを志す若い人の道ではない。以下のようなやり方を取ってきた僕は、読譜能力育成を犠牲にしているし、いわゆるコード知識に至ってはゼロに等しいのである。逆を言えば、楽譜をぽつぽつとしか読めなくて、コード知識が皆無でも、これぐらいは出来るということだろう。今振り返れば、コード知識ぐらいはマスターすれば良かったかと思うが。

1 ある曲に初めて着手する時から、このように取り組む。1~2小節ずつを覚えるまで繰り返す。20回でも50回でも。ほぼ完全に覚えたら次の1~2小節に進むという要領。この「確実」ということが、何かと後で助かる。よって、次の日はまず前日までの成果確認・完成から始めるのが常だった。

2 そして次には、曲の最初の繋がり段落まできたら、そこまでを繋げる。その繋がりが暗譜で容易に弾けるようになるまでは、次へは行かない。すると、大体の曲は1週間以内で1ページを暗譜できるのではないか。よって、普通の曲なら1ヶ月以内で全部が繋がってくるはず。その曲の全貌が見えた時の、嬉しいこと、嬉しいこと! これ以降の自由な楽しみのために、上のような「急がば回れ」の苦労をやってこられたのだから。

3 以上の際、上手く弾けない技術的難所を残しても、拘らないで進む。「1曲が繋がる」までは、着実な暗譜優先を第一の目的とするというのが、得策だと思っている。  

4 こうして、1曲を暗譜してから初めて、弾き込みに入る。暗譜していればむしろ、弾き込みは容易になるからこそ、全く腕に余る曲にも挑戦できたのだと確信している。また、いったん暗譜したら楽譜をなるべく見ないことが大切。覚えにくい所も、思い出す回数が多いほど、定着しやすい。

5 過去に暗譜した曲のうち特に好きなものを僕は「暗譜維持群リスト」に納めている。それらの曲それぞれを順番に、月に数回りずつは弾いている。度忘れもたびたびで維持の苦労が増えた最近は、大小20曲ほどに減ったのだが。これらを「今日は、これとこれにしよう」などと、その日の気分に合わせて弾き回せることが、僕の音楽生活をどれだけ楽しくしてくれたことか。この楽しさを僕の人生にとってどれほど大きいものと理解しているかについて、12月2日拙稿「随筆 死にちなんで」をご覧頂けると嬉しい。この作品をらくせきさんが「幸福論」の一種とコメントしてくださったが、幸福論自身はいつかここでも討論しあってみたいと思っている。

コメント (36)
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