最近、標記の訳を推察できる一つの数字に出会った。世界の貿易、金融取引、外貨準備などにおいて、世界の主要通貨がそれぞれどれだけの位置を占めるかという数字である。
ドル53%、ユーロ31%で、以下はいかにも弱小であって、英ポンド5%、円4%、人民元2%ということだ。この数字を見て第一に思ったことがこれ。
「ユーロ決済の量が、思ったよりも遙かに高いのだな!」
つまり、世界基軸通貨としてユーロが十分に通用する位置にまで、その地位を高めているということだ。これは、すでに物作りで実権がなくなっているアメリカにとっては、本当に凄い脅威だろう。
「ユーロ圏が崩壊してくれたらよい」と、今までどれだけ夢見てきたことかと、想像したりした。
ドルの信用低下、下落はますます早まるだろう。中国は、BRICS諸国などとともに得意の物作り領域に関わるドルによる決済、外貨準備や米国債を少しずつ整理していくだろうし、米と一蓮托生のような日本は大丈夫なのだろうか。よく見れば安倍内閣も、独自の外交、世界相手商売を始めたようにも見えるが、武器輸出も、集団的自衛権もこんな所からも出てきているかも知れないと、そんなことを思ったりした。また、こんなことも思った。アメリカがTPPに必死な理由の一つも、ドル経済圏の確保・死守ということでもあるのかな。
旧世界から、新世界へ! 世界はこのままではまだまだ、到底、済まない。一波乱ある気がする。斜陽が決まった旧世界は必ず悪あがきをするもの、黙っては退かない。これは歴史の法則である。
ドル53%、ユーロ31%で、以下はいかにも弱小であって、英ポンド5%、円4%、人民元2%ということだ。この数字を見て第一に思ったことがこれ。
「ユーロ決済の量が、思ったよりも遙かに高いのだな!」
つまり、世界基軸通貨としてユーロが十分に通用する位置にまで、その地位を高めているということだ。これは、すでに物作りで実権がなくなっているアメリカにとっては、本当に凄い脅威だろう。
「ユーロ圏が崩壊してくれたらよい」と、今までどれだけ夢見てきたことかと、想像したりした。
ドルの信用低下、下落はますます早まるだろう。中国は、BRICS諸国などとともに得意の物作り領域に関わるドルによる決済、外貨準備や米国債を少しずつ整理していくだろうし、米と一蓮托生のような日本は大丈夫なのだろうか。よく見れば安倍内閣も、独自の外交、世界相手商売を始めたようにも見えるが、武器輸出も、集団的自衛権もこんな所からも出てきているかも知れないと、そんなことを思ったりした。また、こんなことも思った。アメリカがTPPに必死な理由の一つも、ドル経済圏の確保・死守ということでもあるのかな。
旧世界から、新世界へ! 世界はこのままではまだまだ、到底、済まない。一波乱ある気がする。斜陽が決まった旧世界は必ず悪あがきをするもの、黙っては退かない。これは歴史の法則である。