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日米がユーロを敵視するわけ   文科系

2014年07月29日 08時47分26秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
 最近、標記の訳を推察できる一つの数字に出会った。世界の貿易、金融取引、外貨準備などにおいて、世界の主要通貨がそれぞれどれだけの位置を占めるかという数字である。

 ドル53%、ユーロ31%で、以下はいかにも弱小であって、英ポンド5%、円4%、人民元2%ということだ。この数字を見て第一に思ったことがこれ。
「ユーロ決済の量が、思ったよりも遙かに高いのだな!」
 つまり、世界基軸通貨としてユーロが十分に通用する位置にまで、その地位を高めているということだ。これは、すでに物作りで実権がなくなっているアメリカにとっては、本当に凄い脅威だろう。
「ユーロ圏が崩壊してくれたらよい」と、今までどれだけ夢見てきたことかと、想像したりした。

 ドルの信用低下、下落はますます早まるだろう。中国は、BRICS諸国などとともに得意の物作り領域に関わるドルによる決済、外貨準備や米国債を少しずつ整理していくだろうし、米と一蓮托生のような日本は大丈夫なのだろうか。よく見れば安倍内閣も、独自の外交、世界相手商売を始めたようにも見えるが、武器輸出も、集団的自衛権もこんな所からも出てきているかも知れないと、そんなことを思ったりした。また、こんなことも思った。アメリカがTPPに必死な理由の一つも、ドル経済圏の確保・死守ということでもあるのかな。

 旧世界から、新世界へ!  世界はこのままではまだまだ、到底、済まない。一波乱ある気がする。斜陽が決まった旧世界は必ず悪あがきをするもの、黙っては退かない。これは歴史の法則である。
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「よたよたランナーの手記」(59) 高齢リハビリは「未知との遭遇」  文科系

2014年07月29日 00時31分41秒 | 文芸作品
 年寄りのリハビリは本当に「未知との遭遇」。リハビリ自身にウオームアップが欠かせないし、そのリハビリもほんの少しずつしか強度を上げられない。これらを改めて反省し直して、再スタート。

15日にジムでまず30分を3.1キロ、ほとんど歩いたということだ。サイクリングや階段往復を入れた後、21日には同じくジムの30分で3.3キロ。5分ちょっと走りを入れたが、ほとんど異常なし。
 22日は、いつもの18階段を往復90回で、24日には名古屋北部のサイクルツーリングを50キロほど。久しぶりに新たな場所を開拓し、森林公園にも出かけてきた。そこでは、木陰のベンチに座ってそよ風やセミの声を全身体ごと、しばし楽しんでいたものだ。向こうに見えたこんもりした緑の植木を膝の上に乗せてくしゃくしゃにしているような自分を想像しつつ、一種の涼感を味わってみたりもした。

 そして、27日には外を歩き走って30分ほど。半分近くは走ったから3.5キロにはなったと思う。これまでと違って、全く異常を感じず久しぶりに8キロ時ほどでも走れたし、事後に右アキレス腱の痛みも全くないしと、大変順調だった。患部の血流がまた増していると解釈できるから、この程度の強度アップを徐々に図っていけばよいと分かる。当面のこの先はまだまだ油断できないが、この3ヶ月近くの故障、リハビリの試行錯誤は未来に向かって貴重な糧になったと信じたい。でも、ほぼ3ヶ月のブランクは流石に心肺機能を低下させている。ずいぶん久しぶりの今日8キロ時でも、脈拍140台半ばになった。心肺機能が10ほど落ちているということだ。加齢はいつも「未知との遭遇」なのだろうが、70過ぎは特に未知度が大きいということだろう。

 以前の心臓病による3年間ブランクからランニングを再開した時も、30分3・5キロ以上とスピードを上げる段階で脚の故障が起きた。時速7キロというのが、生物としての人間の走りと歩きの境目になろうから、一つの山場なのだと思っておこう。また、時速10キロ前の時も故障でかなり足踏みしたことを思い出す。これは多分高齢ランナーにとっての一つの壁というか、峠なのだと思う。こんな時は、急がば回れ、こんな注意だ。
 ブランクが前は3年、今回は3ヶ月ほどとその長さの違いはあるにしても、あれから2歳年を取ったリハビリだから、その分よく注意して補強運動に努めることだろう。
コメント (2)
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