長谷部誠が、日本サッカー史上に燦然と輝く3本の指に入るのは間違いなしの選手ということを書いてみたい。おそらく中田英寿と同じほどの実績だが、これが29歳で引退したヒデよりもずっと長く続いているという意味では、さらに偉大とも言える。
マスコミも、こういう記事をどんどん書いてほしい。新人のニュースとか、「犬が人を噛むよりも、人が犬を噛む方がニュースになる」流儀ではなく。
①何よりもこれ。南ア、ブラジル、ロシアと、W杯3大会の連続キャプテン、中心選手。これは奇しくも、フランス、日韓、ドイツと3大会中心選手であったヒデのあとをそのまま継いだ形になっている。
②ドイツの実績がまた、当時世界で突出していたイタリアでヒデが挙げたそれに匹敵する。渡独後2年目に、リーグ優勝と同時にキッカー誌ベストイレブン。35歳の今年も、チーム防御の中心選手として『kicker』誌選出のベスト11。また今年は、ベスト4に入った欧州リーグ杯の戦いにおいて、欧州サッカー連盟(UEFA)が選ぶヨーロッパリーグ(EL)の優秀選手にも選出されている。
③また、35歳になった今もドイツの名門フランクフルトのフィールド上の監督といわれるほどの役割を果たしている選手であり続けている。攻撃的中盤選手だけが世界で活躍できた日本にあって、これはイングランドの吉田麻也と並んで希有な実績と言えるのではないか。
長谷部誠、1984年生まれの35歳。できるだけ長くプレーし続けてほしい名選手である。そして、まだまだ続けられると思われるほど、チームの信頼が厚いようだ。ちなみに、そんな彼が熱心に語った言葉にこんなのがあった。
『これはしっかり書いておいてください。中田ヒデさんには是非、日本のサッカー界に復帰してきてほしい』
ヒデの引退が、2006年ドイツ大会終了後。長谷部の代表初選出がこの年の1月だから、長谷部はヒデをしっかりと観察して、非常に多くのことを学んだに違いないのである。世界的に大成する名選手は、若い頃に出会った世界的名選手をよく観察し、そこから学ぶ目を持っているものだ。ちょうど中田ヒデが16歳の頃だったか、ナイジェリアのカヌーと戦ってすごいショックを受けたあと、彼と自分なりに対抗できる日を夢見てあれこれと考え、種々励んできたように。
マスコミも、こういう記事をどんどん書いてほしい。新人のニュースとか、「犬が人を噛むよりも、人が犬を噛む方がニュースになる」流儀ではなく。
①何よりもこれ。南ア、ブラジル、ロシアと、W杯3大会の連続キャプテン、中心選手。これは奇しくも、フランス、日韓、ドイツと3大会中心選手であったヒデのあとをそのまま継いだ形になっている。
②ドイツの実績がまた、当時世界で突出していたイタリアでヒデが挙げたそれに匹敵する。渡独後2年目に、リーグ優勝と同時にキッカー誌ベストイレブン。35歳の今年も、チーム防御の中心選手として『kicker』誌選出のベスト11。また今年は、ベスト4に入った欧州リーグ杯の戦いにおいて、欧州サッカー連盟(UEFA)が選ぶヨーロッパリーグ(EL)の優秀選手にも選出されている。
③また、35歳になった今もドイツの名門フランクフルトのフィールド上の監督といわれるほどの役割を果たしている選手であり続けている。攻撃的中盤選手だけが世界で活躍できた日本にあって、これはイングランドの吉田麻也と並んで希有な実績と言えるのではないか。
長谷部誠、1984年生まれの35歳。できるだけ長くプレーし続けてほしい名選手である。そして、まだまだ続けられると思われるほど、チームの信頼が厚いようだ。ちなみに、そんな彼が熱心に語った言葉にこんなのがあった。
『これはしっかり書いておいてください。中田ヒデさんには是非、日本のサッカー界に復帰してきてほしい』
ヒデの引退が、2006年ドイツ大会終了後。長谷部の代表初選出がこの年の1月だから、長谷部はヒデをしっかりと観察して、非常に多くのことを学んだに違いないのである。世界的に大成する名選手は、若い頃に出会った世界的名選手をよく観察し、そこから学ぶ目を持っているものだ。ちょうど中田ヒデが16歳の頃だったか、ナイジェリアのカヌーと戦ってすごいショックを受けたあと、彼と自分なりに対抗できる日を夢見てあれこれと考え、種々励んできたように。