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改憲派、ある国家観   文科系

2020年08月18日 21時47分40秒 | 国内政治・経済・社会問題

 安倍一派のなかには神社神道系の方々も多い聞いてきた。そんなことも思いながら、シンという人と長く付き合ってきたら、とうとうこんな国家観を語るのである。真顔で真剣に、こんな日本国にしたいというのである。現実政治の質疑応答などをやっている時に、こんなのが出てくると、驚くよねー! 「今の憲法は押しつけられたもの。自主憲法を作れ」が次にこう繋がっていく人も日本には多そう。

『自主憲法をつくるならば、神道を国教とし、ただし、信仰の自由は認める。天皇は神と規定し、ただし、政治に口を挟まない。とするべきだと思う。
天皇とは神であり、日本は千年以上にわたって、神道が国教だったというのは、歴史的事実です。国教になると、信仰の自由がなくなるとか、無神論者が信仰を強制されるとか、あり得ないから。国教がある国はたくさんありますよ。国教だと、その宗教の宗教行事に税金が使われるという事であって、それは、現在、ただ今、使われています』

 この人がまた、「政教分離のない教権国家、例えばイランの解放のために世界はすぐにアメリカのイラン対策を支持せよ」等と叫ぶのだから恐ろしい。いくら酷い国家でも内政干渉は戦争の元。国連の「内政不干渉」は戦争を減らす一つの世界史的知恵なのだと、そんな常識も知らないのである。もっとも、今のアメリカは、勝手にどんどん内政干渉をするどころか、国連抜きの「制裁」、革命の輸出を多発している。ベネズエラやイランなど、戦争の脅しをかけるのも、しょっちゅう。

 

コメント (2)
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