九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

喜寿ランナーの手記(325) 老人ランは、病気との闘い  文科系

2020年11月06日 21時00分49秒 | スポーツ

 4日に最近の記録目指して目一杯走った(5キロ走が、キロ平均6分34秒)後、疲れが少なかったので5日はジムに行ってLSDをやってみた。久しぶりの2日連続で初めちゃんと走れることを確かめたうえで、ちょうど10キロのマシン走LSDをやってきた。ほぼ全力で5キロ走った疲れは、この年になるとかなりのもの。その翌日に10キロを所要時間73分で走ったわけだ。終わりの方には右膝などに軽い痛みをともなった筋肉疲労を感じたが、普通の連日走なら何とかなると改めて再確認できた。俺の体力、まだ捨てたもんじゃない。

 一昨日から久しぶりに最近数年を振り返っていたが、思えば病気入院、1か月ブランクなどばかり起こっている。16年末から1か月は、前立腺癌陽子線治療の通院で明けた17年早春には、盲腸の手術。18年は小康状態だったが、19年夏には胃がんの疑いから、胃腺腫皮下削除術で一週間の入院(結果はがん細胞なし)。そして、20年夏には両目の白内障手術入院5日間、1か月のドクターストップ。こうしてみると、老人のランニングは、病気との闘いでもあるとわかるのだ。鍛えては病気、また戻しては病気で1か月のドクターストップとか。こんな状態でもすべての病気が早期発見早期治療だったからこそ今また、18年12月11日のキロ平均6分12秒をめざすことができているのだが、はて、実現できるのかどうか。出来るなら頑張ってみよう。こんな試みが出来る心身があることは、幸せというもので。「走れる=健康な心肺、身体」には違いないのだから。今の6分34秒から、今シーズンにどれだけ伸ばせるか、こんな楽しみが持てるのは幸せなことだ。ちなみに、僕がランナーになったのは遅くて2000年の59歳の時だが、2010年には慢性心房細動で心臓カテーテル手術をしている。これも不整脈ランナーには良く起こる病気と覚悟していて、発病後直ちにこの手術を決断、早期発見早期治療によって完治しているからこそ今でも走れているのだ。今なお、期外収縮さえないという完治である。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

政府が隠す、日本貧困化最大の証   文科系

2020年11月06日 09時44分39秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)

 生涯未婚率という言葉がある。50歳前後まで結婚したことがない人の率である。この年齢以上になる女性には出産が望めないところから、政府が取ってきた統計数字なのだろう。ところが、今の日本では、この男性の数字が4人に1人。女性の倍近い率になっている。原因の要は「女性から結婚相手に選んでもらえない低所得の男性」というものだが、この数字と原因を政府はこれまで、徹底的に隠してきた。お役所はもちろん、早くからこの問題に目を付けた社会学者や出版社にさえ、この「低所得原因説」を扱わないように画策してきたのである。
 

 山田昌弘・中央大学文学部教授(家族社会学専門)の光文社新書2020年5月に発行された「日本の少子化対策は何故失敗したのか」にこのことが書いてある。
 『私は1996年に出版した「結婚の社会学」(丸善ライブラリー)の中で「収入の低い男性は結婚相手として選ばれにくい」という現実を指摘している。・・・・・
 当時、これほど評判の悪かった指摘はなかった・・・1990年代後半のマスメディアや政府は、この事実への言及を避けていた。
 政府関係の研究会で、私がこの指摘をしたところ、政府のある高官から、「私の立場で、山田君が言ったことを言ったら、首が飛んでしまう」と言われたことがある。
 当時、大手の新聞では、私の発言の該当部分は記事にならなかった。
 ある地方公共団体に依頼され執筆したエッセーに関しては、担当課長が、削除を依頼しにわざわざ大学までやって来て、頭を下げられたこともある。
 その理由は、「収入の低い男性は結婚相手として選ばれにくい」という指摘は事実であっても差別的発言だから(たとえ報告書であっても)公で発表することはできない、それだけではなく、それを前提とした政策をとることはできない、というものである』(48~49ページ)

 日本政府は何故こんな大事な数字、その原因を隠し続けてきたのか。その理由は自明だ。この数字とその原因にこそ「日本の失われた30年」が凝縮されているからである。そういうご自分らの失政を隠したいからなのだろう。ここ20~30年の青年達の親世帯は、男性の一馬力だけでも普通の生活が維持できたのに、今は2馬力でも子どもを大学にやれるかどうかという日本になってしまった。

 皆さん、生涯未婚率をネット検索してみて下さい。「未婚も悪くない」という文章とともに、これを「バラ色」のように描いたイメージ写真まで付いていますから。こういう「世論工作」を一体誰がするのでしょうか。ひょっとして、政府外郭団体のような所に、税金を使わせて? という事実の背後では、孫の居ない老夫婦がどんどん増えているはず。これは、確実に子孫が絶える家が増えているということなのです。

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする