九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

グランパス、3分の1を終わって(6)ストイコビッチのスタイル  文科系

2008年05月26日 08時03分37秒 | スポーツ
6 ストイコビッチのスタイル

このシリーズの最後として、監督のストイコビッチのやり方を、彼の言葉、行動、来歴などからまとめあげてみたい。

①最初に、彼がどういうチームを理想としているかということだ。
「チームとしての『自分らのスタイル』を持つこと」を彼は常に強調する。その『自分らのスタイル』とは、先ず最低限こういう特徴のものであろう。
「ボール・ポゼッションを重視する全員守備・全員攻撃の攻勢的サッカー」
「ワンタッチ、ツータッチで繋いでいく、シンプルなパスサッカー」
そして、「そういう自分らのスタイルを理解する『フットボール・インテリジェンス』を選手全員に最も強く要求するスタイル」
さて、以上は選手として自分自身が一番重視してきたことを語っているに過ぎない。彼はこんなことも言っているのだから。
「最も重要なことは、私がサッカーを理解しているということです。なぜなら、ピッチの上で選手が何をすればいいのかというメッセージを示すのが、私の仕事だからです」(「フットボール・ダイジェスト4月29日号」から)

②確かに彼自身がそういう選手だった。選手としてのキャリアで最も華やかな舞台は90年ワールドカップ・イタリア大会であるが、世界を沸かせたそのゲームで当時25歳の彼はその『フットボール・インテリジェンス』を十二分に見せてくれた。ベスト4を賭けてマラドーナのアルゼンチン(前回86年の優勝国)と闘い、PK戦で敗れた好ゲームが、後の語りぐさになっているのだ。前半30分ほどで1人が反則退場。延長戦を含めた残り90分ほどを、オシム・ユーゴは、アルゼンチンと互角以上に10人で闘ったのだった。この大会で監督を務めたイビツァ・オシムはこう振り返っている。
「技術が高いだけでない。ピクシーは人を動かして、自分も動ける。彼はセルフィッシュではないコレクト(正しい)な選手だった」
「汗かきもオトリになることも厭わない選手だった」
(以上、集英社、木村元彦「オシムの言葉」より)
80~90年代、分裂前の旧ユーゴは世界の人材の宝庫。イタリア、スペインで大活躍した選手が多い。その全盛期の代表選手がピクシーなのである。

③その『自分らのスタイル』に自信があるからなのだろう。ピクシーはこんなことも語っている。
「私はここまでグランパスの選手たちに、勝てというプレッシャーを与えたことはありません。まずは、チームとしてのスタイルをしっかりと作り上げること。そうすれば、結果は自ずと後から付いてくるものだからです」(同上「フットボール・ダイジェスト」)
選手個人に対しての彼は、非難がましいことはいつもほとんど言わなくて、ポジティブな発言が多く、「褒めて育てる」やり方の人のようだ。このやり方で育ちなおした典型が、例えば玉田圭司であろう。彼は久々に日本代表に入り、この24日のコートジボアール戦で先発して1点を上げている。

④その代わり、ストイコビッチ自身はもの凄く勉強、努力をする。以下は、非常に頭の良い人の言葉だと、僕は思う。
「新しいチャレンジではありますが、何をやったらいいか、という迷いは一切ありません。(ここで質問「まったく?」。これに対しても)
「はい(笑い)。自分のすべきことを整理できていますし」
また「去年のグランパスの試合はDVDでほとんど観ましたが、そこにはたくさんの問題がありました。まとまりがない。コンパクトさもない。スペースも与えている。これではカウンターアタックを食らいやすい。(中略)そして、一番の問題はチームの団結力がなかったこと。これはすぐに変えなくてはいけないと思いました」
(以上も、同上誌から)

これで、本当に勝てて行くことになったら、実践的にも真に頭の良い人だと証明されるわけだが、相手もあることだし、僕にはそれはまだまだ分からないとしか言えない。それほどに現在の日本サッカー界が激しく発展している、下克上の時代だからである。

(終わり)
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中国の巨大震災に自衛隊を最大活用せよ。   まもる

2008年05月25日 00時07分56秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
★ 隣国の中国が大災害、今こそ自衛隊を主体にした援助隊を大規模に送るべきだ。
 自衛隊の存在は危険な方向に傾きすぎている、本来の専守防衛と、国際災害派遣が唯一の任務であることを知らしめるためにも中国に援助部隊を。同じ趣旨の池辺さんのメールを転載したい。
*********************************************************************
 「四川大地震:国際緊急援助隊に自衛隊も加え大規模な支援を」
池辺幸惠2008/05/18
四川大地震で日本が派遣する国際緊急援助隊はまだ30ほどしか現地入りしていないようです。しかしこうしたときこそ、戦争支援ではない方法で、自衛隊の価値を世界に示すべきチャンスです。


 このたび四川での大地震が、死線である72時間を越えました。日本の救助隊が駆けつけて真っ先に救助した若い母子はもう亡くなっていたという。瓦礫の下で埋もれ救援を待ちながら亡くなられた5万人以上といわれる方々に深く哀悼の意をささげます。

 わたしは、今、残念でなりません。日本からなぜに、たったの30人ほどなのか!?それも警察・消防士の関係だけとか。災害当初、人手はいくらあっても足りません。なぜ、日本の自衛隊が、<災害救助隊>と名を変え、迷彩服をやめて、白衣の医師や看護師と一緒に、災害地に近いところまで駆けつけて待機しないのか。

 たくさんの水や食糧、医薬品と、救急の手術室、さまざまな後方支援を、たとえば、大小のヘリコプターや瓦礫をかたづける重機、燃料の緊急支援……等々も、さっそくに全部隊に災害救助に必要なもろもろの出動命令がなされるべきであろう。

 私は阪神淡路大震災を神戸で体験しました。あのたった20数秒の揺れでもあの大災害でした。今回のその5~6倍もの長く強い揺れ、その被害は途方もなく甚大であることがよく分かります。そして、すぐさまボランティアをはじめていた私にとって、この動こうとしない日本政府と自衛隊の冷たい対応には怒りさえおぼえています。

 必要のないイラクのサマワで、重火器をもっていき特別手当を貰いながら、することがないからのんびりとお風呂に入るしかなかったなどとウソぶいていた自衛隊の無法と体たらくを思った時、今こそ、名誉回復の時じゃないでしょうか!サマワの時も、丁度出動の時、イランで大地震がおきました。私は、すぐ行き先を変えて、イランに救出に向かうべし!と歯噛みしておりました。

 こんどこそ、戦争支援でない日本の自衛隊としての価値を示す時です。隣国としても、ここ一番の愛の手、救援の手のだしどころでしょう。世界における日本への不評と不安感(アメリカのポチ・9条止めて再び戦争をしたがっている)を払拭するには、最高の機会です!こういう言い方をして中国の方々には申し訳ないけれど、まさにこれからの日本の方向性を決める最大のチャンスが今だと私には思われます。

 今こそ日本の自衛隊の平和的人道支援活動を示すときです。イラクでの無法のあり方と決別し、憲法9条に守られた、まっとうな人道支援に堂々とでかける時です、さあ、自衛隊を災害救援隊と名を変えて、総力を結集して中国の大地震の支援活動にでかけましょう。


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グランパス、3分の1を終わって(5) 攻撃改善の証言など  文科系

2008年05月25日 00時05分24秒 | スポーツ
5 攻撃改善の証言など

上記のように守備のメンタル面強化と平行して、相手の新たな守備改善を打ち破る攻撃の改善にも、ピクシーは当然手を打った。まず、サッカーダイジェスト誌インタビューでの小川佳純の言葉。

「僕たちは2トップにくさびをいれて、その後にサイドに展開するサッカーをしていますが、そのパスコースをボランチの人数が多いチームに消されていた。素早くサイドチェンジをできればいいんですが、相手のプレッシャーは早いですからね。これから相手の分析もさらに進む中で、試合中に相手の動きを見ながらスペースをどう生かすのかを、チームとして考えないといけない」

監督の言葉はこうだ。まず、第12節、0対0で神戸と引き分けた直後の記者会見の言葉で、グランパス・ホームペイジに掲載されたものだ。
「攻撃面でインスピレーションが足らず、決定力も足りませんでした。中盤でのパス回しにもスピードがなかったように思います」
「今日は体力的に疲れがあったと思います。次の札幌戦までは1週間空きますし、選手をしっかり休ませて、新しいスタートを切りたいと思います」

そして、第13節、その札幌戦のハーフタイムには、ストイコビッチには珍しくこんな檄を飛ばしている。前半を0対1で負けている時点のことである。なお、この言葉も「グランパス・ホームペイジ」の記者会見から取った。
「ボールをしっかり動かしていこう。中盤のスペースを有効に使おう。お互いに声をかけあおう」

3点を入れて勝ったこのゲーム後半の様子を、サッカーダイジェスト誌はこう描いている。
「小川は『DFと中盤の間のスペースを意識し、狙い通りにそこを使えた』と振り返るが、名古屋は得意のサイド攻撃だけでなく、センターからも短いパスを小気味よくつないでいった。同点としたあとはスピード系の杉本投入で勢いを得たのは事実だが、『さらにつなぎ始めて、あいだに入ってくる動きが増えていった』と札幌の芳賀が認めるとおり、杉本を中心とした多彩なパスワークはジワジワと札幌を自陣に押し込んでいく」

この記述どおりに、この札幌戦の1点目は敵ゴール前左でのスペース走り込みを使った細かいパス交換で崩した。マギヌンの胸トラップパスを小川が受けて、さらに走り込むマギヌンに戻し、マギヌンのシュートだ。

2、3点目はいずれも、後半67分に吉村に代わって入った杉本が、ゴール右横スペースへとタテに走り込んだスピードの産物であった。69分、ゴール右横へ走り込んでから、グランダー・クロス・アシストをゴール前に走り込む玉田に通して、1点。80分にヨンセンが得点したペナルティーキックも、杉本のタテへのスピードに対する相手反則で勝ちとったものだ。いずれも、終盤になって疲れた敵を右サイドから豊かなスピードでもって強引にぶっちぎって成した技である。

杉本は今期の得点自身も4点と多いが、ゲーム終盤に出てくる彼は野球で言えばドラゴンズの岩瀬のような「頼りになる抑え投手」なのである。彼が前線にいることによって、敵は安易には攻められないから点を上げにくくなるし、味方の勢い、点取り確率が急に高くもなるからだ。グランパスには「前半終了時リードのゲームは、4戦全勝」という戦績があるのだが、これは杉本に負うところがきわめて大きいと、僕は思う。
スピードスター・杉本、この抑え投手は終盤に出てこそ価値がある。つまり、0対0で終わった一つ前の神戸戦のように、先発に使うのはかえって損だと思う。

(続く)
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急激な原料高の行方   落石

2008年05月24日 21時53分19秒 | 国内政治・経済・社会問題
このところの石油をはじめ食料などの
急激な高騰は、世界経済になにをもたらすのか?

石油ショックより大きな変化。
この事態に日本は、どういう対応が可能なのか?

どこが勝ち組みとして残るのか?

とても大きな転換点のように感じます。
これも、詳しい方は教えて下さい。



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フランスの若者の反乱   落石

2008年05月24日 21時45分04秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
この間、フランスで起った反乱。
パリ郊外に住む貧しい移民の子どもたちと
大学は出たけれど、という若者が
グローバリズムに対して蜂起した反乱。

この2つの勢力は、どうも協力しながら
政府の出した雇用に関する案を葬リ去ったらしい。

これは、日本で言ったら、
日系二世のブラジル人たちと、
博士浪人が連帯したようなものかしら?
ロシア革命の労働者とインテリに似た点が
あるのかしら?

日本では、あまり報道されていないフランス事情、
どなたは、詳しいことを知っていたら
教えて下さい。



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みのもんたサンの普通の感覚   落石

2008年05月24日 08時45分54秒 | 文化一般、書評・マスコミ評など
今朝、みのもんたサンの番組に舛添厚生労働大臣が出演。
後期高齢者の問題を放送していました。

このなかで、みのサンは、
さまざまな問題が噴出、自殺者まで出ているのに
福田さんは、まだ、見直さないのか?
天下り関係のお金が12兆円もあって、
これを節約すれば、あっという間に解決でしょう?
と質問。

この普通の感覚が、どうしてマスコミの人には
ないのでしょうか?

私が会社に入った頃は、官庁に対するマスコミの姿勢は
もっと、普通の人と同じでした。
最近は、妙に政治に参加しているという意識、
いわば当事者意識が強すぎるのじないかな?

普通の人のほうに顔を向きなおしてほしいな。





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お隣の退職後の男性事情   落石

2008年05月23日 19時52分45秒 | 文化一般、書評・マスコミ評など
朝鮮日報にこんな記事がありました。
ちょっと面白いので、紹介します。

   

最近、定年退職した夫と一緒に暮らす主婦たちが、
このような会話をしているという。
「うちは3食だけど、どうして?」「うちは“無食”だけど」
「それは本当にラッキーね」といった具合だ。
「1食」「3食」とは、自宅で食事をする回数を指す。
自宅で食事をしないことを「無食」という。
自宅で食事をする回数が多いということは、
それだけ外での活動に積極的ではないことを意味する。
夫がほとんど外に出ることなく、一日中家の中でゴロゴロしているため、
世話が焼けるということから、このようなジョークが出てくるのだ。

 最近、中年男性が集まる席で「女性差別的」なジョークに代わって
よく出るようになったのは、
50歳前後で退職を余儀なくされる男性の「自虐ネタ」だ。
「妻がコムタン(牛肉や内臓などを煮込んだスープ)を作ったら、
最低三日間は遊びに出て帰ってこないという意味だ」
「退職後には世界の四つの大学に通う。
1年目はハーバード大(“一日中外を駆けずり回り、忙しく過ごす”という意味の
韓国語の頭文字を取り、ハーバード大と引っ掛けた)、
2年目はハワイ大(“一日中妻のそばで過ごす”)、
3年目は東京大(“地域の老人会に入る”)、
4年目はバンコク大(“部屋の中に引きこもる”)だ」といった感じだ。
実際、こうしたジョークは、若いときには権威的で威圧的だった夫に対する
妻の「復讐」という側面もある。
だが、裏を返せば、「憐れみ」の感情を持たざるを得ない夫が、
自らをけなしつつも愛しているとも言える。
しかし、こうした自虐ネタで逆境に打ち勝つこともできないほど、
中高年の男性たちをめぐる状況は急激に悪化している。

    

かっての経済優等生も、普通の人になってしまったようですね。
もちろん日本も同じですが。
東京大が、老人会に入るって、どうしてなのかな?
韓国語がわからないので、??です。



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グランパス、3分の1を終わって(4)  文科系

2008年05月23日 02時38分20秒 | スポーツ
4 3連敗後、守備改善の証言

2で、ヴェルディ、川崎、ガンバと3連敗したあとの「盛り返し」を見た。FC東京に1対0、神戸と0対0、札幌と3対1である。今回は、この前後に起こった守備の改善を選手、監督の言葉などから探ってみる。

まず、FC東京戦勝利という時期におこなわれた小川佳純選手の「サッカーダイジェスト」誌インタビューから。まず、連敗原因を問われて、こう答えている。
「先制点を取れば勝てるという自信がある一方で、ここ数試合は簡単に失点を許す場面がありましたから、チーム全体で高い守備意識を保てたかどうかだったと思っています」
「疲労に関しては、相手も同じ条件ですから言い訳にならないです。少しでも運動量が落ちてしまうと足下でのプレーが増えて、小さなミスが生まれる」

監督の敗因分析もとうぜん同じである。以下の発言は、前者が第10節、ガンバに負けて3連敗した時のもの、後2者は第11節、東京に勝ったあとのもの、いずれも記者会見の言葉だ。
「今日の試合ではディフェンスの選手が少し優しすぎたのではないかと感じています。その点でメンタル面の強化をし、気持を切り替えさせたいと思います」

「今日の試合で勝ったことで、まずはディフェンスのメンバーに笑って欲しいと思います。彼らも今日は気持を切り替えてきました」
「4バックという戦術は前と変わらないのですが、顔ぶれを少し代えて今日の試合に臨みました(竹内を外して増川を入れた。センターバックとして増川先発はその後、定着した感がある。右サイドバックにバヤリッツァが座る。故障の玉田に代わって杉本も先発。これは故障後の玉田が先発に復帰。以上、文科系解説)。そして今日の選手たちはファイティングスピリットを持って戦いました。もちろんディフェンスの選手だけではなく、その他の選手たちもしっかりとサポートしてくれたと思っています」

こういう調整の結果として、2の①で述べたことが現出したわけであった。つまり、全員守備を基本としたうえで、疲れていないDFに1人入れ替えて、ディフェンスの当たりを厳しくするように修正した。これによって、現在の強豪、FC東京相手に失点を0に抑ええたということである。
センターバックに吉田と増川、右サイドバックにバヤリッツァというDF陣はいかにも屈強で、威圧感がある。また、バヤリッツァは竹内と同様におおいに前にも上がっていく。

この実践から学んだことは、今後に向けて非常に大きいと思う。
次回は、攻撃改善の証言を観てみたい。

(続く)
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宇宙基本法の未来        まもる

2008年05月23日 00時04分55秒 | Weblog
★宇宙基本法の成立を新聞が報じたのを読んで心配していた矢先に風の仲間「きくち」さんから下記のようなメールが届きました。みんな危惧しているのですね。転載します。
********************************************************************

「宇宙軍拡が心配――「宇宙基本法」は廃案に」     きくちゆみ

2008年5月21日、宇宙基本法が参議院本会議で可決・成立した。民主党に反対にまわるよう働きかけたが、「憲法の平和主義の文言を入れさせて与党案に歯止めをかけてあるから大丈夫」とあっさり賛成に。

投票総数235のうち賛成が自民、公明、民主など221票、反対が共産党、社民党、糸数慶子議員、川田龍平議員の合計14だった。大多数の人が平和を望んでいると思うのだが、その声は国会に届いているのだろうか?「宇宙基本法」の危険性を見抜けた14人をもっと応援したい。賛成した221名の議員には「宇宙の軍
事化が心配」と懸念の声を届けよう。

その日、参議院本会議を傍聴していた市民ロビイストの関義友さんは「あーあ。地球上のことですら満足に考えられないのに、かんべんしてほしい」とメールを送ってきた。

どこが歯止めか。第14条には「国は、国際社会の平和及び安全の確保並びに我が国の安全保障に資する宇宙開発利用を推進するため、必要な施策を講ずるものとする」とある。

日本政府が「国際社会」と言えばそれはほぼ米国を意味し、「我が国の安全保障に資する宇宙開発利用」と言ったら、これは日米で共同開発中のミサイル防衛のことではないのか。

米国がレーガン政権のときに必死になって推進したが実現できなかったSDI(戦略防衛構想)がここにきてミサイル防衛で復活している。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
それにしても、日本政府の宇宙平和利用の原則が、根本的に、なんと簡単に変えられてしまったことか!日本人である限り、この法律に従わなくてはならないのですよね。

でも、この法律、憲法違反ではないのでしょうか(憲法に詳しい方、教えてください)?
憲法と法律が矛盾するときは、憲法が優先するのですよね?

この法律もアメリカの要請が大きいのだろうな、と思っています。横田基地から自衛隊と日本政府を直接支配するのでしょうね。

そして、わたしたちの税金はミサイル防衛にむしり取られていきます。
「宇宙技術開発」とか、さしさわりのない名目で。一部の日本企業はMD参入に積極的です。

もちろん、ますます医療や福祉や教育などへの予算は減るでしょう。

さて、次はどうすれば、この法律を廃案に、あるいはより平和的なものに修正できるかを考えなくては。

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えっ「平和な国」比べで5位?          まもる

2008年05月22日 10時56分34秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
 中日新聞によれば、英国誌エコノミストの調査部が2008年度の「世界平和度指数」を発表し、日本は昨年と同じ5位という評価でG8では唯一のトップ10入りだとか。ご同慶の至りである。
 百四十か国が対象で、スイスもベスト10に入っていないというのだから大したものだ。(感覚がちと古いか)
 調査法は、政治的安定性、テロの潜在性、軍事費など24項目の数値化だという。
 ちなみに、平和度の高い順に、①アイスランド②デンマーク③ノルウエイ④ニュージーランド⑤日本・・・・
 そして、60位中国、96位アメリカ、97位イラン、108位ミャンマー、
118位、ロシア、133位北朝鮮、140位イラク

 なるほどと肯ける国もあり、どうして?と思う国もある。

 アイスランド・・氷河と火山の国だものね
 デンマーク・ノルウエイ・ニュージーランドは、何となく絵本にしたいような国だものね、でも大戦中はねそうでもなかったよな。
 日本・・後回し

 中国・・「えっ」というランクだ。オリンピックへのご祝儀評価だ。それとも英国流ジョーク?
 アメリカ・・元凶なのにね! これも同盟国のご祝儀だ。
 イラン・・・仕掛けられて可哀想。
 ミャンマー・・自由がないからイラクより下だろう。
 ロシア・・・ロシア国民は納得。
 北朝鮮・・・正しい評価。
 イラク・・・イラク国民には気の毒だが正しい評価。

 さて日本・・戦後史として見ればちょと高すぎるが納得。
       しかし、現状や落ち行く行く先を考えるとね。高点すぎだ。
       30位がいいとこでしょう。
       こんな評価が頂けるなんて

       あれも、これも 九条の御蔭ですよ!!!
       
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やさしい日本? 落石

2008年05月22日 09時34分33秒 | 文化一般、書評・マスコミ評など
日本人の気質が変わった。
電車のなかでケータイで話す人に注意したら
睨まれてしまった。
人にうっかり注意も出来ない。
反発を食らうから。反発を恐れて何もいえない。
なぜ、そうなったのか。よく分からない。

  こんな疑問に答えてくれる本を読みました。
  その概要です。

   

前提は、豊かな社会の実現。
それとともに言われるようになった自己実現。
人生の自己目的化。
それは人生を自己のためだけに使うこと。
自分こそ、もっとも価値がある。
自分が「聖」なる存在となった。

もともと都市は自由を求める人々が集まった。
個が尊重されることが前提にできあがった空間。

自分が犠牲になるような価値を認めない。
(かって国のためと言われて死んでいった親や祖父の世代と違って、
その強烈な反省から、この世代には、
他者のために自己犠牲を、という思考はない。)
今の楽しさが一番大切。
(かっては、今を堪え、未来に希望を。
未来とか、他者という価値が第一目標の地位から滑り落ちた。)

人生は一度きり。自分の値打ちが無駄になることは惜しい。
人生は楽しむためにある。
自分のために生きる。楽しさ至上主義。

豊かな社会は、こういう考えの人間を大量生産してきた。
(これはとても良いこと。しかし全面的な善はない。)

   

もうひとつの特徴は、平等感覚。
(これも戦前の反省から強く支持されている。)
若者は世代を超えて交流しない。上下関係を嫌うための。
仲間うちの関係は当然、対等が原則。

これは、言うは安く実際はムツカシイ。
そこで採用されたのがお笑いタレントの世界の模倣。
ボケ、ツッコミの役割分担。
キャラは楽しく過ごすための発明。
対等なキャラ。
キャラがかぶることは嫌われる。平等感覚を傷つけるから。

こうした新しい人間関係をあらわすコトバが「やさしさ」
やさしいから、傷つけるようなことは言わない。

上下関係への強い嫌悪感が裏にある。
価値観の押し付けに強く反発。
上からの目線にむかつく。
無条件反射のように反応。

    

この50年、子供は、こわれもののように扱われて成長してきた。
未来のために我慢することなど知らない。
傷つけられたら、いつでも爆発してしまう日本人として大量生産された。
平等をタテマエとした自尊心の強い武士の集団のような日本が誕生。
どうも、簡単にキレてしまう武士の集団らしい。

こうした関係も、物理的な距離が充分保たれていれば衝突の機会は少ない。
しかし満員電車のように、肌を接するほどに接近した空間では、
ちょっとしたことが爆発のキッカケに。

とくに上からものを言われると、反発が起る。
電車のなかでのケータイ問題。
注意するほうは、正しいことを言うので、ついつい上からの物言いに。
そこで睨まれてしまうことに。

    

でも、非国民といって睨まれるよりはずっと良いか?

どうも、こんな背景があるようです。
本は、

  ほんとうはこわい「やさしさ社会」 森真一 ちくまプリマー新書

です。




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グランパス、3分の1を終わって(3)  文科系

2008年05月22日 02時16分50秒 | スポーツ
3 名ボランチの時代

先回の最後に中村直志のことを述べた。ところで今のJリーグ、強いチームは全て良いボランチがいる所。そんな気がする。

ボランチとは、ブラジル語(ポルトガル語)のハンドルという意味らしいが、普通には守備的MFと呼ばれる後ろ目のミッドフィールダーである。漢字で言えばいわば後中衛と言ったところ。立場上攻守を繋ぐ役目であって、守備の前線に立ちつつ、そこで敵ボールを奪えたら即座に攻撃に移る第1攻撃手でもある。
もちろんボランチ個人の才能によって攻守の比重も変わってくるが、今の日本ではその両方を備えた最高の選手がここにいないチームは、もう勝てないのではないかと思う。

守りに比重をかけつつも、第1攻撃手としては正確な中長距離パスも繰り出し、攻撃時には時にワンツーなどで敵ゴール前にも顔を出し、スルーパスも放ち、(中長距離)シュートも打つ。このように何でもできると良いのだが、できることをフルに繰り出すためには、なんせ走れなければお話にならない立場である。それも特に前後の長い距離を。さらに、危険を察知したら即、左右にも馳せ参じなければならないのである。グランパスの中村直志はその上この13節まで、タックル数でJリーグ・ナンバーワンときているのだから、一体どれだけの体力の持ち主なのだろうか。途方もないことである。

浦和ではトゥーリオがボランチに上がった。中村(名古屋)、今野(東京)、憲剛(川崎)、小笠原(鹿島)、遠藤(ガンバ)。上位チームの第1ボランチは皆、オシムのお眼鏡に適った人物ばかりの感がある。いやむしろ、オシムのめがねに適った選手が、オシムに教えられたことを生かしてこの下克上を勝ち抜き、チームを上位に上げてきたと言うべきではないだろうか。
ただ走るというのなら、今の日本チームは世界1であろうと識者は言う。だから、「考えて走る」。「敵に走らせ、自分らは走りをなるべく倹約する」。そのためには、「ボールを走らせる。『ボールは疲れない』」。これら全て、オシムの言葉である。この言葉のように組織的指揮を各チームにおいて取っているのが、今の上位チームのボランチなのではないか。

こうして、今の「Jリーグ下克上」を作ったのは、他ならぬオシムなのだと僕は思う。そしてちなみに、若きピクシーは昔、オシムの弟子として世界デビューを果たしたのであって、名古屋の監督になる直前の段階から、常に彼に相談し、助言を求めてきたことも既に判明している。
ストイコビッチが初めての監督業でひとまずこんな成功を収めたその背後には、オシムが存在するに違いないのだ。そして、このまま2人が見事にかみ合っていくならば、「日本、ワールドカップベスト4に。代表監督はピクシー! 」と、こんなシーンも今や単なる夢ではないだろう。少なくともオシムは今、そんな目論みも持っているのではないだろうか。

ピクシーとサッカー監督との関係ということで言えば、もう一つニュースがある。ピクシー自身がこう述べているのだ。
「アーセン・ベンゲルとは去年のクリスマスの時期に1週間ほど一緒に過ごす機会がありました。ロンドンで買い物をしたり、アーセナルのトレーニングを見学させてもらったりしたのですが、彼と話していて改めて感じたのは、お互いのサッカ-観が似ているということです」(サッカーダイジェスト4月29日号)
フランスで監督実績を積み、グランパスに来ては選手ストイコビッチとともにチームただ1度の優勝杯をもたらし、現在は、クラブ実績世界1のイギリスで大活躍している名監督である。


(続く)

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グランパス、3分の1を終わって(2)  文科系

2008年05月21日 04時58分45秒 | スポーツ
2 盛り返したグランパス

8~10節を3連敗したグランパスは、11~13節に盛り返した。
得失点で見ると連敗中は2対6、盛り返した後は4対1だ。何かが変わったのだが、それは何なのか。今のJリーグはゲームごとに調整をしないと、すぐに「対策」をたてられてしまうのだが、名古屋の「調整」は、まずこんな所だと思う。

①「守備を、その最後の当たりをもっと厳しく!」。
最近、あるゲームの総括でピクシーが命じた言葉である。名古屋のチームタックル数は以前からJリーグ首位だが、名古屋の中村直志が最近個人タックル数ベスト10の1位になったのは、この結果ではないか。吉村とバヤリッツァのタックル数もベスト10の近くにあるはずだ。ちょっと前には、名前が入っていたからである。

こうして、連敗中の3ゲームには6点だった失点が、最近3ゲームでは劇的に減ってわずかに1。ストイコビッチは意外にも、まず守備から入る監督なのである。以前ここに書いた彼の戦略論的言葉がそれを示している。いろんな意味で含蓄のある言葉だと思う。
「攻撃の選手よりも守備の選手のほうがフットボール・インテリジェンスは求められます。なぜなら、ディフェンスラインは常にパーフェクトでないとやられてしまうからです」

②もともとヨンセンへのクロスから点を入れるチームだが、最近は左右からのクロスではなく、「右から、小川と竹内(バヤリッツァ)が入れ替わりで攻め崩す」という戦術が多くなった。
クロス数ベスト10に以前は両バックサイドの竹内、阿部が入っていたのに、今は竹内、小川が入り、名古屋はチームクロス数でもあいかわらずベスト10の首位を続けている。

③マギヌンが、玉田、小川との呼吸合わせなどで、フィットしてきた。ドリブル数ベスト10に玉田とともにマギヌンも顔を出すようになったのがその証拠と言えるのではないか。チームドリブル数は1位だし、パス数も3位と順位を上げてきた。

マギヌンが玉田、小川と組んで、さらに中村も加わり、ポスト・ヨンセンの周りをできるだけ多く走り回る。そうしてこそ、相手守備が疲れた後半の杉本投入が十分に生きてきて、得点にもなる。こういう点でもさらに、点の取り方が進化してきたように思う。
もっとも点の取り方については、「点取り法としてのワンツー」が増えているようだが、これをもっともっと洗練させるべきだと思う。「ワン」の後、「ツー」の時に、彼ら全員が一斉にゴールに殺到して! もちろんセカンドボールにも常に注意せよと、ピクシーは言っているのだが。

④走り尽くす中村、最高のポスト役ヨンセンの他に、後ろから攻撃にも参加するバヤリッツァも、チーム3本目の柱として凄く利き始めたと思う。
中村は「グラの小笠原」。本当によい選手だ。オシムが代表に選んだわけである。「グラが落ちるときは、中村に何かあったとき」、そういう気がする。そういう意味では、ピクシーは休養の仕方などにも、トレーナーや医師と相談して、腐心しているのではないか? 「休養」という言葉が、ストイコビッチ監督から度々発されてもいる。  
今のJリーグはとにかく走り尽くさないと勝てない。鹿島とガンバの低迷は、アジアチャンピオンズリーグを並行して戦ってきて疲れ切っているからだと、指摘されている。この両チームのボランチ、小笠原、遠藤に疲れがたまっているらしい。小笠原は故障がちだし、遠藤は最近の大事な浦和戦前半を欠場している。

(続く)  

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愛馬の碑             ねこのQちゃん

2008年05月21日 01時18分38秒 | 文芸作品
先日、三ヶ根山へ連れて行って貰いました。
A級戦犯の碑があるということで、避けてきた場所です。

しかしそこには、フィリピンで亡くなった兵士を慰霊する広大な墓苑が隣り合い、平和を希求する誓いが充ちていました。

そのなかに、愛馬の碑が2基。捜せばもっとあったでしょう。

平和であれば馬は農耕に運搬にと、大切な働き手。家族同様に愛されていた日々を、徴発令一枚で引き裂かれ、まるで物の如くに、戦場に送られたといいます。

冷酷な上層部とは別に、兵と馬との間には、濃密な愛情が生まれ、逸話もたくさん残されています。

水上勉氏の「醍醐の櫻」、伊藤正起氏の「木曽馬とともに」、伊藤桂一氏の「軍馬のこと」などに克明です。

 ・ 馬あわれわれに添いきて頸を寄す飢えきびしきか汝もさみしきか 伊藤桂一
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グランパス、3分の1を終わって(1)  文科系

2008年05月20日 10時07分02秒 | スポーツ
1 新たな下克上的発展の時代

今期Jリーグは3分の1を終わって、中断期間に入る。各チームは当然、中期総括をして今期の今後への対策、修正の作業に入る。そんな今、レッヅと同じ勝ち点で2位と健闘しているグランパスの、総括をしてみたい。
第13節の札幌戦で、「今期の躍進を象徴するようなゲーム結果」を出して、直前の落ち込みをも持ち直したグランパス。以下に観るような下克上の集団ボールゲーム界で何よりも大切なのは監督の力量、ゲーム毎の調整能力。最後は、ストイコビッチのキャパシティーに焦点を当てて観るということになるのだろうと思う。

さて、今期はとにかく大混戦、ちょっとした下克上の時代と言って良い。レッヅの首位は予定通りに近いとしても、前年度優勝の鹿島が6位、ガンバが8位、マリノスが9位。長谷川監督の下、去年まで躍進を重ねてきた清水にいたっては実に15位である。逆に、FC東京が3位で、柏が4位なんて、誰が予想できただろうか。グラの2位も当然、後者であって、「予想外の健闘」に入るはずだ。

こんな下克上のような時代を例えばセルジオ越後氏は「低迷の団子状態」のように語る。が、僕は全く違う見解だ。この15年で世界最大の伸びを示したJリーグが、『団子』であるわけはない。新に質的な発展をとげ直している時期なのだと観たほうがよい。
僕に言わせればセルジオ越後氏は、視野が狭いというか、せっかちに日本を、ブラジル、アルゼンチン、西欧列強と比較しているのかと評するしか術を知らぬ。アジア・クラブチャンピオンに日本、浦和が初めて座った。日本の国別順位が、アジア・アフリカで4位になった。セルジオ氏はなぜか、こういう事実を見ていないのである。さもなければ、ご自分の生誕地・ブラジルに早く追いついて欲しいと、せっかちすぎるのだと言うしかないだろう。

さて、集団ボールゲームは相手のあるもの。とにかくまず、グランパスの得失点を他チームと比較してみることにする。

得点は、①浦和24、②川崎22に次ぐ3位で、鹿島、FC東京と並んで20。失点は、①浦和、大分の11点に次ぐ3位で、鹿島と並んで12点。得失点差では、浦和の13がダントツであって、それに次ぐ2位、これも鹿島と並ぶ8点である。これは次が4点の3チームであるから、かなり高いものだと言えよう。

さて、上の数字だけ見れば浦和、そしてグラ、鹿島が抜けている。同じ得失点の鹿島よりも名古屋が4つも順位が上なのはなぜかとか、グラを筆頭にFC東京とか、大分とか、柏とか、聞かない名前が何かで好成績を残しているという特徴もあって、非常に面白い。個性的な下克上時代とも言えるのである。すべてのチームが自分の個性を最大限に生かして、ゲームごとに相手の長所を分析し、それを打ち消す対策を立てる。下克上に相応しい番狂わせが続くのはそういうことでもあろう。

かってない監督泣かせの時代なのである。

(続く)
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