九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

朝鮮半島は静か?   らくせき

2010年12月20日 19時30分08秒 | Weblog
朝鮮半島は戦争の危機が迫っているという報道が盛んです。
韓国の砲撃訓練に冷静だったのは北側だったようです。

国連の安保理も中国・ロシアVSアメリカなどの対立で
機能していません。

フシギなのは、あきらかに北が一歩、踏み出したことから
始まった緊張なのに、あまり中国やロシアで
考慮されていないことです。

こんどは喧嘩両成敗ではないのでは?

もうアメリカは脅威ではないと、北は感じ取っているのでしょうか?

それにしても日本外交はアメリカの属国ではなく
旧宗主国として、出来ることがあるはずなのに・・・

それどころじゃないか、菅さんは。






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朝日新聞、朗報か!??  文科系

2010年12月17日 12時15分26秒 | 文化一般、書評・マスコミ評など
 朝日新聞記事の劣悪化が酷い中、その元凶とみなされてきた主筆、舟橋洋一氏が15日付で退職した。アメリカべったりのワンマンだけあって、なんか駐米大使になるという噂まであるようだ。若しそうなったとしたら、日米緊密体制復帰業績への論功行賞と言うことになり、さらなる情勢悪化の予測に、心がおののいてしまう。

 僕の朝日新聞購読取りやめ(11月9日、拙稿参照)も振り返ればどうも、彼の持って行った方向に腹を立ててのことらしい。舟橋氏の去就は、とにかく注目されるところだ。日本の体制側方向がちょっと見えるような気がして。
 これを機会に、記者クラブ制度が一気に崩壊でもしてくれれば嬉しいのだが、どうもそんな情勢とは違って、「駐米大使」の目もあるのではないか。中国大使の丹羽氏と相殺するような方向で、近ごろ風当たりが強い官僚たちが譲歩したように見せかけたのかな。
 そう言えば、大林検事総長が辞めたのは、いい気味だ! 村木厚子氏にあれだけ酷いことをしたのだから、当然。こうして今の日本、何かが激しく動いているように思う。
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ウィキリークス(8)釈放されました! 文科系

2010年12月17日 10時54分27秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)

 本日未明、ジュリアン・アサンジュ氏が釈放されました。嫌なことばかりが多いちかごろ、朗報です。三つの記事をお知らせしましょう。

ウィキリークス編集長、保釈 「活動続け無実訴える」
2010年12月17日3時24分
.(写真説明)16日、ロンドンの英高等法院で保釈決定を受けて姿を現し、メディアに語りかけるウィキリークスのアサンジュ編集長=ロイター
[ロンドン=伊東和貴]スウェーデンでの性的暴行容疑などで拘束されていた「ウィキリークス(WL)」編集長のジュリアン・アサンジュ容疑者(39)が16日夕、英高等法院の保釈決定を受けて保釈された。今後も機密文書の暴露を続ける考えを強調した。
 アサンジュ編集長は大勢の報道陣が待つ裁判所前に姿を現し、「またロンドンの新鮮な空気を吸えるのは素晴らしい。私を信頼してくれた世界中の人々に感謝したい」と切り出し、「これからも活動を続け、無実を訴え続けたい」と語った。
 その後、市内の路上でも取材に応じ、スウェーデン当局が身柄の移送を求めていることについて「さほど怖くない。米国へ移送される方を深く懸念している」と述べ、同編集長の訴追を検討している米政府への警戒感を示した。
 一方で「まだ大量の情報がある。公表のスピードを上げようとしている」とも強調。広がりつつあるWLへの支持活動が「私たちを止めようとする団体への警告になるだろう」と強気の姿勢を貫いた。
 アサンジュ編集長は今後、外出時間の制限や居場所を知らせるための電子タグの装着などを条件に、英イングランド東部の友人宅に滞在する。スウェーデンへの移送の可否を判断する審理は、来年1月11日に始まる予定。(asahi com)】

ウィキリークス:アサンジ容疑者保釈…「私の仕事続ける」
[ロンドン笠原敏彦]スウェーデンでの性犯罪容疑で英警察に逮捕、拘束されていた内部告発サイト「ウィキリークス」創設者、ジュリアン・アサンジ容疑者(39)の保釈請求が16日、裁判所に認められたのを受け、同容疑者は同日、保釈された。同容疑者は保釈後、記者団に「私の仕事を続ける」と、米公電暴露など、内部情報の公開を今後も続ける考えを示した。無罪に向け法廷闘争を続ける意向。
 前回の保釈条件には、身柄引き渡し問題に決着がつくまで英南東部の人里離れた支援者の邸宅に外出制限付きで住み、所在を知らせる電子タグを身に着け、最寄りの警察に毎日出頭するなど厳しい条件が付けられた。今回の保釈条件の具体的内容は不明だが、英BBCは、前回から一部変更されたと報じている。
 スウェーデンへの身柄引き渡しを争う審理は、来年1月11日に始まる予定だ。(毎日JP)】

ウィキリークスのアサンジ容疑者が保釈、「活動続ける」決意
2010年12月17日(金)10:14
(トムソンロイター)
 [ロンドン 16日 ロイター] 政府等の内部文書を公開する民間サイト「ウィキリークス」の創設者で、英当局に性犯罪容疑で逮捕されたジュリアン・アサンジ容疑者(39)が16日、保釈された。保釈金は20万ポンド(約2600万円)。
 ロンドンの治安裁判所は14日、保釈金に加えて警察に毎日出頭するなどの条件付きで保釈を認める決定を下したが、スウェーデン司法当局の代理を務める検察側が当地の高等法院に抗告し、実現していなかった。
 アサンジ容疑者は高等法院前に詰め掛けた報道陣や支援者らを前に、自身の無実を訴え、今後も内部文書を公開する活動を続けていく決意を表明。「自分の仕事と、逮捕容疑に関して身の潔白を主張する活動を続けたい」と述べた。
 疲れた様子の同容疑者だったが、「ロンドンの新鮮な空気を再び吸うことができて最高だ」とした上で、世界中の支援者への感謝も口にした。英国の司法制度については「結果が常に公正といえないにしても、まだ死んではいない」と述べた。
 アサンジ容疑者はまた、自分の身柄がスウェーデンに移送されることよりも、米国からスパイ罪で訴追される可能性をより懸念していると明かした。「確認できていないが、米国にいる弁護団から本日、私が訴追されたとのうわさを聞いた」としている。(goo ニュースから)】
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朝鮮半島に、夜明けの夢  文科系

2010年12月17日 09時47分19秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
 ここ数日書いてきたような朝鮮戦争が起こるという恐怖感からか、今朝、明け方の寝床でこんな夢を見た。イラクの戦後のようになるのかな、また地獄だなーと、悲劇的予測の思い入れがこうじたものらしい。

 先ず新聞一面トップに、とびきり大きい大見出し。
 【金正日父子退陣、南北統一か!】
 小見出しは、こう続く。
 【統一の形態 国民投票か?】【『アメリカ合衆国のお陰です』と李大統領】
 アメリカは意外にも、こんな良い画策をしていたのだ! ヴェトナム、イラク戦争の苦い経験をこう活かしたのか! あれらによる権威失墜も一挙に名誉挽回だな! アメリカ創建時のあの良心が世界に示されたというものだ。さーこれからは、世界の将来、どんなに明るいものになるだろう。

 そんな夢から覚めて朝の新聞に目を通したら、朝鮮半島を巡っては嫌な記事ばかり。『対話 物乞いしない 北朝鮮、米国への譲歩否定』。『「北との対話 時期でない」韓国、ロシアに』
 ところがこんな中で一つ、不思議にもこんな記事がある。『中国国務委員と米副長官が会談 6カ国会合問題』と題された記事文中に。
『日米韓は北朝鮮に非核化に向けた具体的行動を求めており、会合開催への条件整備は難航しそうだ。一方、北朝鮮と太いパイプを持つとされるリチャードソン米ニューメキシコ州知事は十六日、平壌入りした』
 こんな時でもアメリカは、北にパイプを持っているんだと、ちょっと驚いた。その瞬間にさっきの夢が、蘇る。《このリチャードソン氏、なんとか首領様を夢の新聞見出しのように、説得してくれないかな》。
 これも夢だな。今度は、白日夢!  
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ウィキリークス(7)アサンジュ氏保釈などを巡る攻防熾烈  文科系

2010年12月15日 14時56分46秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
【 ムーア監督が全面支援 アサンジ氏に保釈金提供
2010年12月15日(水)13:19
(共同通信)
 【ニューヨーク共同】米映画監督のマイケル・ムーア氏は14日までに、内部告発サイト「ウィキリークス」創設者ジュリアン・アサンジ容疑者(39)の保釈金として2万ドル(約170万円)の提供を表明。「ウィキリークスを存続、発展させるため私のウェブサイト、サーバー、ドメイン名のほか何でも提供する」と全面支援を約束した。】

【 ウィキリークスを擁護=メディアが首相に公開書簡―豪
2010年12月14日16時6分
[シドニー時事]オーストラリアの新聞、テレビなどメディア業界の報道責任者らは14日までに、内部告発サイト「ウィキリークス」は「メディアの一部だ」などとして、同サイトを擁護する公開書簡をギラード豪首相に送った。書簡にはシドニー・モーニング・ヘラルド紙の編集長らが名前を連ねた。同サイト創設者のアサンジ容疑者は豪出身。
 書簡は、ウィキリークスについて、「政府が隠す情報を明るみに出すというメディアと同じことをしている」と指摘。外交文書などの報道を違法にするような試みがあれば、強く反対すると表明した。ギラード首相はウィキリークスによる米外交公電の公表に関して「非常に無責任な行為」と批判している。 】


【 「米スパイ罪での立件間近」、アサンジ容疑者の弁護士が言及
2010年12月12日
[ワシントン 10日 ロイター] 政府等の内部文書を公開する民間サイト「ウィキリークス」の創設者、ジュリアン・アサンジ容疑者の弁護士は10日、米ABCニュースに対し、米当局が同容疑者をスパイ罪で近く立件する可能性が高いとの見方を示した。  ABCニュースによると、ジェニファー・ロビンソン弁護士はロンドンで、米検察当局によるアサンジ容疑者の立件が間近に迫っているとコメント。ただ、その理由などについては詳しく報じられていない。
 米司法省は、アサンジ容疑者に対して刑事責任を問えないか広く検討中で、ホルダー司法長官も先週、スパイ罪などによる立件の可能性について言及。同省スポークスマンは、今回のロビンソン弁護士の発言についてコメントを拒否している。
 ただ、スパイ法以外の適用が検討されている場合、さらなる捜査が必要で、すぐには立件されないとみられる。
 一方、ロビンソン弁護士はABCニュースに対し、アサンジ容疑者はウィキリークス代表として、米国憲法が保障する表現の自由に保護されるとの考えも示した。 [asahi com]】


米空軍、新聞サイトなど接続遮断 WL公表の機密情報掲載
2010年12月15日(水)10:43
 【ワシントン共同】米空軍は14日、内部告発サイト「ウィキリークス」が公表した米機密文書の情報を掲載する米紙ニューヨーク・タイムズや英紙ガーディアンなど25以上のウェブサイトについて、空軍のコンピューターネットワークからの接続を遮断する措置を講じた。空軍広報担当者によると、ウィキリークスが公表した機密情報の拡散を防ぐのが狙い。米軍がメディアのサイトの利用を禁じるのは異例で、議論を呼びそうだ。 】
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随筆 「死にちなんで」 (リメイクしました)  文科系 

2010年12月14日 00時12分25秒 | 文芸作品
 12月2日にここに載せたこの随筆を、昨日リメイクして、ちょっと長くしてみました。所属同人誌用の作業として。もし比較して読んでいただける方がいらっしゃれば、嬉しいです。                  


 心臓カテーテル手術をやった。麻酔薬が入った点滴でうつらうつらし始めてちょっとたったころ、執刀医先生の初めての声。
「これからが本番です。眠っていただきます」。
 ところがなかなか眠りに入れない。眠ったと思ったら、間もなく目を覚ます。痛い。するとまた、意識が薄らいでいくのだが、また覚醒。そんなことが三度ほど繰り返されたので、「痛いです」と声をかけた。執刀医の先生、かなり驚いたように何か声を出していた。
 さてそんなときずっと、いやに冴えている頭脳である思いにふけっていた。大事故の可能性もある手術と、意識していたからでもあろう。手術自身はちっとも怖くはなかったのだけれど、こんなことを考えていた。
「このまま死んでいっても良いな。死は、夢を見ない永遠の眠り、か」
 知らぬ間に生まれていたある心境、大げさに言えば僕の人生の一つの結実かも知れないなと、噛みしめていた。

 小学校の中頃友人を亡くして、考え込んでいた。「彼には永遠に会えない。どこにいるのだ」。ひるがえって「僕もそうなる」。それ以来自分が死ぬということを強く意識した。間もなくこれが「永遠の無」という感じに僕の中で育っていって、何とも得体が知れぬ恐怖が始まった。この感じが寝床で蘇って、何度がばっと跳ね起きたことか。そんな時はいつも、冷や汗がびっしょり。そしてこの「症状」が、思春期あたりから以降、僕の人生を方向付けていった。「人生はただ一度。あとは無」、これが生き方の羅針盤になった。大学の専攻選びから、貧乏な福祉団体に就職したことも、かなり前からしっかり準備した老後の設計まで含めて、この羅針盤で生きる方向を決めてきたと思う。四人兄弟妹の中で、僕だけが違った進路を取ったから、「両親との諍い」が、僕の青春そのものにもなっていった。世事・俗事、習慣、虚飾が嫌いで、何かそんな寄り道をしなかったというのも同じこと。自分に意味が感じられることと、自分が揺さぶられることだけに手を出して来たような。こうした傾向を、二十歳の春から五十年付き合ってきた連れ合いはよく知っており、「修業している」といつも評してきたものだ。
 ハムレットの名高い名台詞「生きるか、死ぬか。それが問題だ」でも、その後半をよく覚えている。「死が眠りであって俺のこの苦しみがなくなるとしたらこんな良い終わり方はないと言えるが、この苦しみがその眠りに夢で現れるとしたら、それも地獄だし?」というような内容だったかと思う。この伝で言えば、今の僕のこの「症状」ははてさて、いつとはなしにこんなふうに落ちついてきた。
「夢もない永遠の眠り。それに入ってしまえば、恐いも何もありゃしない」
 どうして変わってきたのだろうと、このごろよく考える。ハムレットとは全く逆で、人生を楽しめているからだろう。特に老後を、設計した想定を遙かに超えるほどに楽しめてきたのが、意外に大きいようだ。ギター、ランニング、同人誌活動、そしてブログ。これらそれぞれの客観的な出来はともかく、全部相当なエネルギーを費やすことができて、それぞれそれなりに楽しめてきた。中でも、ギター演奏、「音楽」はちょっと別格だ。自身で音楽することには、いや多分自分の美に属するものを探り、創っていく領域には、どういうか何か魔力がある、と。その魔力ぶりは僕の場合、こんな風だ。
 この二月から、ほぼある一曲だけにもう十ヶ月も取り組んでいる。南米のギター弾き兼ギター作曲家バリオスという人の「大聖堂」。楽譜六ページの曲なのだが、この曲だけを日に一~二時間練習して先生の所に十ヶ月通ってきたことになる。長い一人習いの後の六十二の手習い七年で上級者向け難曲なのだから、通常ならとっくに「今の腕ではまーここまで。上がり」なのだ。習って二ヶ月で暗譜もし終わっていたことだし。が、僕の希望で続けてきた。希望するだけでは、こんなエネルギーが出るわけがない。やればやるほど楽しみが増えてくるから、僕が続けたかったのである。「この曲はもっと気持ちよく弾ける、その為には」。ギターの構えから、長年の悪癖までを、この半年ほどでいくつ苦労して修正してきたことか。こんな熱中ぶりは、自分でも訝しいほどである。
 ギターを習い始めて、これと同類の事をもういくつも体験してきたように思う。

「何かに熱中したい」、「人が死ぬまで熱中できるものって、どんなもの?」若いころの最大の望みだった。これが、気心の知れた友だちたちとの挨拶言葉のようにもなっていたものだ。今、そんな風に生きられているのではないか。日々そう感じ直している。
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ウィキリークス(6) 日本を巡る話題二つ  文科系

2010年12月13日 23時23分41秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
 今回は、日本関係の二つ。
 一方は、シンガポールの大使が米高官に語った日本低評価のことば。
 他方は、日本が武器輸出三原則を崩す方向のきっかけになったアメリカ側からの働きかけ。後者の口実は実は、「イランの弾道ミサイルにヨーロッパで有効対処する為に」? 西のイラン、東の韓国と両方のミサイルが危ないって、アメリカも忙しいこと! それにしても、イランでも韓国でも日本を戦争に巻き込もうとして「予防戦争(12日拙稿参照)」って、よく言うよ! 対イランで、ミサイル防衛計画?? イランもカルトか?  

【「日本は太った敗者」と批評 米公電でシンガポール高官
2010年12月13日(月)20:24
 【シンガポール共同】オーストラリア紙が12日付で、内部告発サイト「ウィキリークス」から独占入手した米外交公電の内容として報じたところによると、09年、シンガポール外務省無任所大使が米高官と会談した際、アジアで中国が影響力を増す一方で「日本は太った敗者」と批評。日本の地位低下は「愚かさと質の悪い指導層、ビジョンの欠如」が招いたと指摘した。[共同通信]】

【米、武器三原則見直し迫る
 【ワシントン時事】内部告発サイト「ウィキリークス」が公表した米外交公電で、米政府が2009年9月、日米共同開発中の海上配備型の次世代迎撃ミサイル(SM3ブロック2A)の欧州への輸出解禁を日本に打診していたことが2010年11月30日、分かった。イランの弾道ミサイルの脅威に多国間で対処するために、すべての武器や関連技術の輸出を原則として禁じる武器輸出三原則の見直しを日本に迫った形だ。
 公電はオバマ大統領が昨年9月に新たな欧州のミサイル防衛(MD)体制構築を発表する直前、米国務省から日本や中東などの米大使館に出された。
 その中で米政府は、SM3の能力向上がイランの弾道ミサイルの脅威から欧州を防衛するために極めて有用であることを指摘するとともに、将来の北大西洋条約機構(NATO)と欧州同盟国のMD構想には、ミサイル防衛装備の「潜在的な売却」が含まれると説明。同構想にSM3ブロック2Aを含めるかどうか、「戦略的決断をするために日米で連携したい」としている。[時事通信社] 】
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 米産軍複合体の東アジア「予防戦争」 文科系

2010年12月12日 11時39分16秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
 東アジア情勢が風雲急を告げてきた。砲撃事件に見るような北の乱暴、ワガママに対するものだという雰囲気が圧倒的だが、僕は全くそう思わない。嘘の理由でイラク戦争を始めたように、アメリカ産軍複合体の本音は全く別の所にあると思うからだ。この「恐怖の北」という雰囲気は、アメリカの本音を密かに進める為に作り出された口実だと確信している。その証明をするつもりで、事の次第を順を追って書いてみたい。目先の「危機」は、広く歴史的に見ることが大事と自分に言い聞かせている、そういう狙いからのことだ。

1 天安艦沈没事件の産物を思い出そう
 この3月、天安艦沈没事件があった。あの事件の大々的社会問題化によって、次の二つの重大変更が東アジアに起こっている。国連に北名指し非難決議を説得できなかったことが示しているように 実に好い加減な調査報告書しか出せなかったにもかかわらず、この二つだけは、アメリカがきちんと確保しているのである。
 一つは、韓国軍戦時指揮権を米軍から独立させる対米自立予定時期が無期限に延期されたこと。二つ目は鳩山政権下で、「抑止力」がクローズアップされて、その普天間移転方針が挫折したこと。これは周知のように、鳩山政権崩壊の最大原因になった。後の菅政権は、これに恐れをなしたというように、普天間既定方針を初めから掲げている。
 そしてそこへ、今回の砲撃事件と、日米韓のかってない大演習である。こういう危うい情勢がさらにエスカレートしたわけだ。「北のせいでこうなった」と、大々的に宣伝しつつのことだった。
 マスコミも、ちょっと頭を冷やして冷静に考えてみて欲しいものだ。政治が最悪だから極貧に陥り、石油もなくてこの極寒にろくに電気も点かず、それゆえ2日も戦争を続けられないような貧乏国に対して、世界2大国の米日と韓国が、脅威を感じている!!? 核があるから?テポドンでそれを飛ばすかも知れないから? これらは「だだっ子のオネダリ」(ウィキリークス発の中国外交官談より)よろしく、「弱い犬ほどよく吠える」の喩えの通りに強がりの案山子に決まっているし、自分から核など撃てるわけがないではないか。そんなことをしたら、戦争違法化の歴史的流れの中で、首領様一族がフセイン一家のように皆殺しになるのが先方にも目に見えているからだ。
 間違いなく、アメリカの狙いは、言葉とは違う所にある。それを考える為にも、アメリカが近年の世界でやって来たことを振り返ってみたい。

2 米産軍複合体の自己増殖
A 世界二局体制の東欧が崩壊し、冷戦が終わってから、アメリカの軍事力が下がらないのが僕には不思議で仕方なかった。そしたら、湾岸戦争と、9.11に次いでイラク戦争である。なんのことはない、「敵」があろうとなかろうと米産軍複合体は自己増殖を続けてきたと見ることが出来る。
B アメリカの世界的言語学者にして、近年はアメリカの戦争外交を批判してやまないノーム・チョムスキーは、その渾身の名著「覇権か生存か」で、こんな事を語っている。冷戦構造の前と後、アメリカのやっていることは同じ「予防戦争」なのだ、と。
 1980年代のニカラグァでは、親米ソモサ独裁政権が潰れた後、ニカラグァ解放勢力を国際テロ撲滅キャンペーンの対象となし、この小国の国土を破壊し尽くした。いくらアメリカに近いとは言え、あんな小さい国のテロが恐ろしいというのである。今回の北朝鮮と同じ手口ではないか。
 イラク戦争の前には、広報産業の成果として、国民の多くにこう信じ込ませることに成功していた。
「9.11にはフセイン自身も関与し、イラク人も参加していた」
 イラク戦争終戦後まで国民の半数がそう信じていたのだそうだ。
 チョムスキーは、このニカラグァでもイラクでも「先制攻撃」ならぬ「予防戦争」の概念によってアメリカ国家が戦争を始めたと語る。デッチアゲの「脅威」は想像上のものにすぎないのだが、それに対する「予防戦争」!?
C アイゼンハワー大統領がその退任時に、米産軍複合体が国家方針をねじ曲げるという暗い警告を発したのは有名な話である。上に述べた状況は、そういう予言に完全に一致している。チョムスキーもこのアイゼンハワー大統領予言に当然目を付けてきた。

3 「予防戦争」の現在
 アメリカは何故こんな事を続けるのか? チョムスキーは、アメリカを「帝国」と呼んでいる。アイゼンハワーが自身のアメリカ大統領経験から骨身に染みて学び、未来に向かって警告した米国「産軍複合体」。ケネディをキューバ絡みで暗殺したと噂されるのも、彼らである。こういう彼らの帝国主義。「脅威」が大きいほどアメリカの高価な武器が売れる。核兵器への不安が広がるほど「ミサイル防衛計画」で外貨が手に入る。アメリカ産軍複合体は、軍事的危機、「予防戦争」、そういう「チキンレース」をいつも自分から作るのである。いや、今はむしろ、是非作らねばならないのだろう。
 イラク戦争によって、国家財政を食いつぶしてしまった。さらにまた、サブプライム証券化商品バブル弾けで、国家の赤字はさらに膨大なものに広がった。貿易不均衡大赤字は全くなくならないし、アメリカ国家にはもう、この産軍複合体を養っていく金などどこにもありはしない。それどころか、このままではドル世界体制も終わりだろう。イラクと同じように、局地戦争をやって自らの存在意義を示すことももう出来ないのか。
 そこでアメリカ産軍複合体は、他国の国家予算をも食い物にし始めた。

4 「予防戦争」に同行国を巻き込む
 さて、国連、アナン事務総長らの反対を押し切って強行したイラク戦争で、同行国政権は戦争直後に皆潰れた。「大量破壊兵器がある」という嘘の開戦理由がばれたのだから、当然のことだろう。イギリス、スペイン、イタリア、オーストラリアなどだ。今回は、イラク戦争と同じ事を東アジアでやり始めたのだと、僕は言いたい。今度は、日本、韓国を巻き込んで。そしてあわよくば、中国をも巻き込もうとしている、とも。なお、中国を巻き込むことに失敗したとしても、将来中国に対する「予防戦争」、そういう危機の対象にするという布石が打てるというものだ。こうして「予防戦争」のエスカレートが繰り広げられるたびに、アメリカの武器が諸外国国家に大いに売れていくということなのではないか。
 チョムスキーも、こう指摘している。
『同様に、米弾道ミサイル防衛機構は1995年に日本の政府当局者に対し、戦域ミサイル防衛は「今世紀最後の軍事ビジネスのチャンス」だと助言した。日本が引き込まれたのは、その製造技術を利用するだけでなく、宇宙の軍事化に対する産業界の関与を深め、政策立案者とアナリストがよく使う言葉を借りれば「計画を確定する」ためでもあった』(「覇権か生存か」P330)

5 将来に向かい「予防戦争」の布石も
 ところで、こんな疑問が湧く。「予防戦争」や国際通貨危機などの悪の報いから大赤字の国庫を抱えて切羽詰まって、背に腹は替えられぬアメリカはともかく、菅内閣も李内閣も、何故か彼らに従うのか。ウィキリークスが漏洩した情報ではないが、ご本人や周辺が何か、失脚並みの醜聞を摑まれて強迫でもされているのだろうとしか、僕には思えないのである。そうでもなければ、どうして、民主政権があっさりとマニュフェストを取り下げたり、ウィキリークスが示したような各国首脳個人の細かい情報をアメリカが入手したりということがあるのか、とも。脛に傷持つ政治家などは、すべからく潔く身を引くべきだ。こんなアメリカの世界戦略に抵抗することを諦めているような政治家、官僚、マスコミも皆同罪であろう。 
 なお、次のウィキリークス情報などは、ロシアも将来的な「予防戦争」の相手国になしうるということを示していると言えまいか。実際に戦争をしなくても、危機を作る為の材料という意味をも含めてのことだ。あの国の「プーチン・マフィア政権」ぶりはつとに有名で、今回またこれが、ウィーキリークス情報によっても証明されたことではあるし。
【NATOがバルト防衛策…ロシアと融和の裏で 暴露公電2010年12月10日
 【モスクワ=副島英樹】民間告発サイト「ウィキリークス」が公開した米外交公電で、米欧でつくる北大西洋条約機構(NATO)が今年1月、エストニア、ラトビア、リトアニアの旧ソ連バルト3国やポーランドをロシアの侵略から防衛する計画を立てていたことが明らかになった。
 NATOは11月のリスボン首脳会議で「ロシアは脅威ではない」と新行動指針でうたい、双方は連携強化の共同声明を出したばかり。ロシアのラブロフ外相は9日、「片方ではパートナーシップで合意し、片方で防衛の必要性をうたう。どっちが本心か」と批判、回答を求めると述べた。
 防衛計画は「ロシアの脅威から東欧で最ももろい部分を守る」目的で、冷戦後初めて立案。米英独とポーランドが軍部隊を派遣し、同国北部とドイツの港が戦闘部隊や艦船の受け入れ基地になる。オバマ米政権は、ロシアを不必要に刺激するのを懸念して秘密裏に計画を進めたという。
 ラスムセンNATO事務総長は9日、イタル・タス通信に対し、「ロシアは敵でも脅威でもない」と強調した。(asahi.com から) 】
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初めての平和行進に参加しました。      初体験のおばさん達

2010年12月10日 20時35分28秒 | Weblog
 去年から誘われて参加している「平和のウォーキング」今年はお友達に話したら、「おもしろそうね」と参加してくれて一緒に御器所から参加しました。
 出発の公園ではおばあちゃんから聴いていた戦争中の「すいとん」もよばれ、今池まで皆さんと歩きました。
 車道を歩いてちょつと気恥ずかしかったり、交通整理に最後まで頑張ってくれたおまわりさんに感心したり、でしたが。車いすの方も頑張られてわたしたちも最後まで歩けました。
 最後の公園では公園の噴水の周りにみんなの作ったペットボトルのともしびが色とりどりに水に映えて素敵でした。
 友達も好かったねと言ってくれて来年も来ようと思いました。
 そして次の日の朝、友達が新聞に載ってるよと教えてくれて、新聞を開けて二度びっくり。
 とてもよい体験でした。子供にも自慢しました。
 おともだちが知り合いに九条のプログに載せてもらうわと言ってくれました。

☆知り合いで参加された主婦の方に頼まれて記事にしました。
 こうしたつながりがひろがるといいなあとボードを打ちながらしみじみおもいました。
                         ネット虫
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最近、Jワード検索内容が変わりましたが  文科系

2010年12月10日 17時23分07秒 | その他
 最近、Jワードのサイト検索内容が大幅に変わりましたが、ネット虫さんなど、分かる人がいらっしゃったら、教えてください。この変化がなんなのか、どういうことが考えられるのかを?

 以下の作業をすると前はこうだったのに、今は、こう変わりました。
 前の作業はこうしていました。そして、こんな結果が出ていました。例えば僕の投稿の一つの題名をクリックして青転にする。そしてJワード・サイト検索を懸ける。すると、Jワードのサイト検索自身は「無し」と出るけど、Jワード画面の中にヤフージャパン画面が出ていて、そこに当該の題名の僕の記事を紹介しているブログ名がずらーっと全部出る。例えば「ザック連載」の僕の記事なんかでは常時100ほどのブログで紹介されていたことがすぐに分かった。ちょっとした随筆なんかでも、20とかのブログが紹介していることも分かりました。直接に僕の投稿名に関係あるものしかほとんど出なかったからです。せいぜい、10とか200ぐらいの数で。僕は、それが励みになって結構書いていた側面があります。勿論、自分の執筆方針は全く変えず、すべて以前と同じでしたが。

 ところが、これが最近、全く変わってしまった。こんなふうにはなはだ「ボカス感じ」になってしまった。
 同じようにするとやはり同じようにヤフージャパン画面が出て、同じように「関連記事」が出てくる。ところがその内容が、以前とは全く違うんです。その画面の最初に「9条バトルに載ってるよ」とばかりに、ずらーっと9条バトル自身の紹介だけが並ぶ。そして後は、僕の投稿とは全く無関係の「言葉だけの関連記事・サイト」がもう無数に数千とか数万とか出てくるようになった。その膨大な数の中に以前の多くて百とか、少なくて10とかの僕の投稿自身を紹介しているブログも含まれてしまっているので、どこに紹介されたかがほとんど分からないようになってしまったんです。数千全部を確かめることは出来ないですしね。

 以上から何か、Jワードなり、ヤフーなりの検索関係に「ボカス」ようなチェックが入ったとしか思えないんですよ。みなさん、こういう変更作為?について何か思い当たることがあったら、教えてください。すべてそう変わったんですから。僕の投稿についてだけではなく、他の方のもです。もう、「9条バトルに、その原稿は載ってるよ」ということしか分からない。つまり、9条バトルを他のブログがどれだけ注目しているかということが、全く分からないようになってしまった。このブログの社会的影響力を見えないようにしたとしか、僕には思えないのですよね。世界の150万グーブログで2500位なんてのは、結構な人気、社会的影響ですしね。

 以上、よろしくお願いいたします。
 
 さて、最後に、 他サイトからここを訪れて来られる皆さんへ
 他サイトの、このブログ記事を時に紹介していただいてきた皆さん。皆さんのサイトでもこういう事がありましたか? なんせ以前と違って、皆さんのブログでここのエントリーをご紹介いただいているということが全く分からなくなってしまったんです。つまり、前繋がっていた横の繋がりが、すっかり断ち切られてしまった。これは明らかに悪い改変ですが、全体的なものでしょうか、特定のサイトだけの扱いなのでしょうか。関連情報があると嬉しいです。
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ウィキリークス(5)アサンジュ氏逮捕を巡って  文科系

2010年12月10日 00時40分19秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
 逮捕された後のジュリアン・アサンジュ氏を巡る状況をお知らせしましょう。以下二つはNHKサイトから、三つ目は読売のニュースです。
 皆さんに呼びかけがあります。日本国民の敵は今、ウィークリークスを掃いて捨てようと懸命です。これには断固反対し、むしろウィキを励ますべきだと思う。日本外務省関連「対米追随公電」がいっぱい出てくるまで。なんせ日本関係は、イラクとトルコに次いで3番目に多いのだし、天野IAEA事務局長みたいに就任前からこんな事を語った人がいるというニュースももう流れているのですから。「常にアメリカの意見に賛成します」。こうだから事務局長になれた?
 このサイトを覗かれる皆さん、NHKでも共同通信でも、神戸新聞その他なんでもよいですから、その「サイト内検索」で「ウィキリークス」と検索してあげましょう。満載の目次が出てきます。もう、どこでも時々刻々、いっぱいウィキ・ニュースはあります。こういう行為が増えるほどに、マスコミもウィキ・ニュースを集めなければならなくなるはずだ。

アサンジ代表逮捕 保釈認めず 12月8日 6時51分
アメリカの外交当局の機密文書などをインターネット上で公表している「ウィキリークス」の創設者、ジュリアン・アサンジ代表が、7日、女性に乱暴するなどした疑いでイギリスで逮捕されました。現地の裁判所は、アサンジ代表の保釈を認めず、逮捕状を出したスウェーデン当局に引き渡すかどうかの審理を続けることを決めました。

現地の裁判所は、アサンジ代表の保釈を認めず、逮捕状を出したスウェーデン当局に引き渡すかどうかの審理を続けることを決めました。「ウィキリークス」の創設者のジュリアン・アサンジ容疑者(39)は、ことし8月にスウェーデンを訪れた際に2人の女性に乱暴するなどした疑いで、スウェーデンの検察が出した逮捕状に基づいて日本時間の7日夜、滞在先のロンドンで逮捕されました。これを受けてロンドンの裁判所はスウェーデン当局に身柄を引き渡すかどうかの審理を開始し、出廷したアサンジ代表は引き渡されることを拒否しました。アサンジ代表は保釈を申請しましたが、裁判所はこれを認めず、このままイギリスで身柄を拘束され、次の審理は今月14日に開かれることになりました。審理のあと、アサンジ代表の弁護士は「多くの人が彼の無実を信じている。この逮捕は政治的な動機によるものだ」と述べ、逮捕の不当性を訴えました。ウィキリークスをめぐっては、アメリカをはじめ各国政府が、公表された機密文書は不正に入手したもので、安全保障や外交活動に深刻な影響を与えるなどと強く非難していますが、ウィキリークスは代表の逮捕のあとも機密文書などの公表を続ける方針を示しています。】

【 国境なき記者団 “公正な判断を” 12月8日 7時58分
アサンジ代表の逮捕を受けてパリに本部のある国際的なNGO「国境なき記者団」は、イギリスの司法相に宛てて、「司法は公正な判断をすべきだ」とする書簡を送りました。
書簡の中で「国境なき記者団」は、「一部の国の政府機関はウィキリークスによる外交文書の公表を妨げようとアサンジ代表の逮捕を望んでいた」と指摘したうえで、「司法はあらゆる政治的圧力に屈することなく、あくまでも直接の逮捕容疑のみについて判断すべきだ」としています。「国境なき記者団」はこれまでも、ウィキリークスの活動を妨げる様々な動きを表現の自由を脅かすものだとして非難してきました。】

アサンジ容疑者、世界のハッカーら熱狂的支援 2010年12月8日(水)00:32
 【ダブリン=大内佐紀】「ウィキリークス」がジュリアン・アサンジ容疑者の逮捕後も、新たな情報公開で強気の構えを崩さない背景には、世界のハッカーや、インターネット上での情報公開、情報共有を推進する政治集団など熱狂的な支援者がいることがある。
 同容疑者の活動を支援する一人、シティ・ユニバーシティ・ロンドン大のギャビン・マカファジュン客員教授(ジャーナリズム)によると、「生の情報を公開することが『善』」と主張する同容疑者は、一部の若者を中心に強い支持を得ており、無償での協力を惜しまないハッカーやインターネット・ジャーナリストも多いという。
 欧州でネット上の情報公開・共有を進める集団は「海賊党」と呼ばれる。「スイス海賊党」はウィキリークスサイトが閲覧できなくなった今月3日、サイト復旧に協力した。】

ついでに、今日は別件でもう一つ。これもNHKだったかな。

【 英紙 CIAの指示で情報収集 12月3日 12時31分
「ウィキリークス」が公開したアメリカ政府の機密文書で、国務省が国連幹部らのクレジットカード番号など、個人情報を入手するよう指示していたとされる問題について、指示はCIA=アメリカ中央情報局の要請によるものだったとイギリスの新聞が伝えました。

ウィキリークスは、先にアメリカ国務省が去年7月に各国のアメリカ大使館に送ったとする機密文書を公開し、この中で、国連事務総長を含む国連幹部のクレジットカードや携帯電話の番号などの個人情報を入手するよう指示していたとしています。これについて、2日付けのイギリスの新聞「ガーディアン」は、こうした指示はCIA=アメリカ中央情報局がリストを作成したうえで国務省に要請したものだったと伝えました。リストを作成したのは、CIAの中で同時多発テロ事件以降、政府関係者の間で情報の共有を進めるために新たに設けられたポストの担当者だったということです。収集する個人情報の内容は、国連安全保障理事会の常任理事国や北朝鮮など特定の国々の代表のDNAや指紋も含まれていたということです。ウィキリークスが公開したこれらの情報について、アメリカ国務省のクローリー次官補は先月30日、「外交官はこうした文書を事実上無視していると聞いている」と述べ、外交官がスパイ活動に従事した事実はないとしています。】
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「第五回平和のともしびウォーク」スナップ         まもる

2010年12月09日 22時01分55秒 | Weblog
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「第五回平和のともしびウォーク」の感想        昭和区九条の会まもる

2010年12月09日 20時10分44秒 | Weblog
 
 今年の平和のともしびウォークも、平和を願う多くの人々の力添えをいただき盛況のうちに終了ました。
 比較的暖かな冬の夜となって、参加者の歌声やシュプレヒコールも元気いっぱいでした。

 ウォークには、パパに抱かれたおちびさんから、車いすで参加されたかた、高齢の方々も数多く参加され、幅広い年齢の方に参加して戴きました。
 また、主催した東区、名東、千種区、みずほ、昭和区九条の会ばかりでなく緑区、南区、瀬戸、東区の九条の会と第9条の会なごや、聖公会中部教会憲法プロジェクト、恵方町教会ピースナインなど多様な護憲団体・グループが参加してくれました。
 目標の五百人ちかくの人々の行進になりました。これに勇気づけられて次回からさらに平和を願う人々の輪を広げ【平和をまもろう、9条をまもろう】という灯と足音を冬の夜空に響かせたいと思います。冬の平和イベントの少ない今この運動をさらに広範な人々とともに続けて行くことが大切だと考えました。

 皆さまへの感謝の気持ちを込めて、この会を成功させるためにお力添えについて皆様の具体的な参加の様子を準備段階から書かせていただきます。
・ユニークなともしびづくりに精を出した人。 ・宣伝チラシを一軒、一軒ポストインしてくれた人、 ・沿道のお店に協力をお願いしポスターを配り、張らせていただいた人。 素敵なポスターをプロの忙しいデザイナーの仕事を後回しにして描いてくれた人・隣近所の方に参加をよびかけた人、 ・ペットボトルを夏から集めともしびのランタンをたくさん作り参加を呼び掛け人、・いつもながら素敵なポスター(評判がよく協力が得やすい)を張らせてもらいに歩いた人。
 数日前から街宣車で宣伝した人やアナウンステープを録音した人。会場でなつかしいすいとんを作り皆さんに提供した仲間。
「平和のつどい」で朗読してくれた人、見事な歌や太鼓、合唱を披露してくれた方々。寒い中最後まで参加し、後片付けを手伝ってくれた人。退院した足で駆けつけてくれた人、忘年会を途中で抜け出した人、仕事を休み参加した人、店を早めに閉め参加した人。
 「ともしびウォーク」の交通整理に行進の前後を何度も行き来して安全確保をしてくれた人、 ・宣伝カーや先導者の運転、 ・アナウンスを引き受けてくれた人、  ・3時間ほどかけて会場づくり(昭和・みずほの会場)に頑張ってくれた人。
 ・道行く人にチラシを配った人。記録写真を撮った人。
 最後の集会所のセットをしたひと。集会の後後片付けを黙々とした人。

 数え上げれば限りがないほどの方々のお力添えで「平和のともしびウォーク」は成り立っていると思いました。
 来年も、この一人ひとりのエネルギーを積み上げてもっともっと「楽しく、賑やかなともしびウォーク」を目指したいと思いました。12月8日・「平和のともしびウォーク」が多くの人にインプットされ、多くの仲間を集め平和の声、足音を夜空にひびかせたいと集会所の池に揺らぐ平和のランタンの明かりを眺めながら決心した次第です。

 様々なご意見、ご指導を戴きたいと思います。お忙しいとは存じますが、
平和のともしび実行委員会(舟橋さん)まで、よろしくお願い致します。
(電話)052-731-2749です。
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 「9・11にかこつけて、9条改悪に手をつけますよ」 と危惧したチョムスキー    

2010年12月09日 18時56分28秒 | Weblog
 チョムスキーは、文科系さんに、そして額田王さんにも、
 「その通り!」と頷くのではないでしょうか。それは…
 
 1993年上映の『チョムスキー 9、11』というドキュメンタリー映画の中で、チョムスキーはこう語っていました。
 『9、11の直後、私はイヤな予感がしました。それは世界中の抑圧的で残忍
  な勢力がこの事件をいいように利用して、念願の政策を進めるのではない
  かということでした』
  
 この予感は、文化系さんが再三指摘されているように、
 『米軍基地の存在は、安全保障よりも軍産複合体の需要を満たすことを目的
  として』
  イラクを始め全世界に容赦のない形で実行に移され、今も…。
 
 更にこの時チョムスキーは、
 『全世界が、9・11をチャンスとみる時、日本も例外ではあり得なく、憲法改正
  に向かうのではないか』
 と危惧しました。このことについては辛くも食い止めましたが…!
 
 この映画が上映された2003年、マスメディアは、彼にどう対したか。
 まさしく、額田王さんが言われる「現今のマス・メディアの絶対的限界」発言を示す「公平」「中庸」を装っての攻撃を仕掛けました。

 『おそらく現存する現存する最も重要な知識人ではあるが、彼のセイジテキハ
  ツゲンはあまりにも馬鹿げている』 ーニューヨーク・タイムズ紙 
 
 『白か黒かしかない、これがチョムスキーの世界だ』 ージャパン・タイムズ紙
 
 これに対してチョムスキーはこう反撃しました。
 『マス・メディアの役割は、軍産複合体を背景として都合のいい国民的コンセ
  ンサスを捏造することにあります』
 
 ※余計なこと
  ①一昨日の12月7日、チョムスキーは89歳の誕生日を迎えた。
  ②最近の著書。『破綻するアメリカ 壊れゆく世界』『すばらしきアメリカ』
   共に(集英社、2008年)。『お節介なアメリカ』(ちくま新書)
  ③映画『ZER:9・11の虚構』=「シネマスコーレ」年内上映
 
 

   
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9条も自衛隊も    らくせき

2010年12月09日 15時20分37秒 | Weblog
このブログのおかげで、9条や自衛隊について
考える機会がありました。
これまで考えた結果、9条も自衛隊も、ということになりました。
  
9条は護持。そして自衛隊については、
その存在を違憲ながら認めるということです。
矛盾?気にしないということです。

これは、よく考えたら(よく考えなくても)まさに対米従属ということです。

アメリカは、二度と日本が自分に向かってこないように
9条を持つ憲法を与えました。
また、自分の利益のためになる自衛隊をつくらせました。

つまり、私の考えは、まさにアメリカの国益そのものです。
私は、対米従属派です。

21世紀は?

9条をなくせば、普通の国になれるでしょうか?
アメリカは、核武装を日本に許容するでしょうか?

どうも、そんなことは考えられません。
どの国も国益第一です。
アメリカも、自国のために自衛隊を利用するだけです。
その目的は、自国の若者の戦死をすくなくするためです。
私は、自国の若者の血で利益を得ることを潔しとしたくはありません。

そのためには9条は不可欠です。

基地は?

日本にある基地も、アメリカは自国の国益を考えて
必要なら存続、不要なら廃止です。
日本のために米軍基地があるわけではありません。

でも、もう戦後60年、アメリカの基地は徐々に
日本から出て行ってもらいたいものです。
お金で解決するなら、それもありでしょう。

その前に、もう少し日本政府がアメリカにきちんと
モノがいえるようになることが条件ですが。

結局、現状追認というのが、ここ数年の保守系さんらとの
議論で到達して中間的な結論です。





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