九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

女性の保守化?    らくせき

2012年12月08日 09時47分54秒 | Weblog
アエラを読んだら、20代~40代の女性アンケートで
保守化が進んでいるとのこと。
好きな政治家のNO1は小泉ジュニア、
嫌いな政治家は小澤さんとのこと。

あの戦後の平和を求める女性たちの熱気は
伝承されなかったのでしょうか?
原発反対のデモでは、これまで表面に現れなかった
女性たちの声が聞こえたような気もしましたが。

少し詳しいことを教えて下さい。

国防婦人会の復活はないと思いますが・・・

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ピクシー、さっさと替えたが良い!」  文科系

2012年12月08日 06時39分12秒 | スポーツ

 ここで初めの08年から何度か述べてきたが、グランパス・ピクシー監督は能力不足だと思う。百歩譲っても、監督就任が早すぎて修行不足だった事がはっきりしてしまった。彼自身のためにもとても残念なことである。グランパスの華、せっかくの歴史的人材に取り返しのつかぬ傷を負わせたフロント陣も万死に値する。この監督、そもそも以下に見るように金が使えたこのチ-ムで優勝するのに3年かかったのだし、一昨年度優勝以降も2位と7位。激動のJに進化・適応できていないことが白日の下にさらされたと言える。これに対して、本当の名監督とはグァルディオラやモウリーニョ、広島の森保一のようにすぐに頭角を現すもの。また、ピクシーには、仙台の手倉森誠のような「力を蓄積していく能力」もないようだ。彼が選手をとっかえひっかえした資金を使えば、セレッソをいったん辞めたクルピなどすぐに雇えたはずである。香川、清武、乾を育てたクルピなら、ピクシーよりも遙かに魅力的だ。
 これだけの実力しかないのに、アジアチャンピオンズリーグをいつも狙い続けていた。これは身の程知らずとも言えて、望みだけ高い劣等生監督と大して変わりがないとさえ今は告発したい気分である。何にせよ、今年のJリーグを甘く見ていたことは確かだろう。

 さて、彼がどれくらい能力不足だったか。採った有名選手、育てられずに逃がした人材の名前を挙げてみれば分かる。最初の08年に採ったのは、バヤリッツァにマギヌン。次が、田中隼磨にダヴィと、ケネディにサントスだ。優勝した10年が、闘莉王、金崎、ダニルソンで、去年は藤本。すべて他チームにとっては垂涎の選手たちだ。そして、この間中そもそも、新人採用選手でレギュラーになった人が思い出せるか!? そこが僕はずーっと最も気にくわない。逃がした人材の一例を挙げてみよう。大躍進した鳥栖の顔にして、今年度あわやJ1得点王という豊田陽平である。しかもこの豊田は、ピクシーが入った08年には山形へ出張中だったとはいえ北京五輪3ゲーム総てに出場していたのである。
 さて、今年の致命的失敗の原因にこそ、彼の思考の安易さが最もはっきり現れている。彼は敗因をこう語った。「けが人が多くて。特にケネディの欠場が痛かった」。こんなことは素人の僕でも分かり切っていたのであって、何の言い訳にもならない。「ケネディ頼み戦略が心配だ」とは、僕もここに何度か書いてきたことだ。ヨンセンとかケネディとか、背の高いターゲットがいなければ得点激減の組織なんて、脆い事甚だしいはず。このケネディ欠場をこともあろうにトゥーリオを上げて補うなどは、なんという愚策か。選手の士気をどれだけ低めてしまったことだろう。本職のFWは腹も立っただろうし、闘莉王を柱としていたDF陣は失点を重ねることになった。かくて挙げ句の果てが、失点が11位、得点は12位なのである。これでよく7位になれたものだ。

 このように外国人に金を使えたグランパスの財政を持ってすれば彼よりも良い監督がいくらでも採れるはずで、そのために必要なのは人材を観るフロントの目だけであると言いたい。来てくれるかどうかは別にして、彼より有能と思われる監督が日本に多数いるのもまた明白な事実である。日本人なら仙台の手倉森とか、広島の森保。甲府の城福でさえピクシーよりは上だと思う。なんせ城福は、ピクシーが使いこなせなかったダヴィを「チーム戦略のなかで」見事に使いこなしたのである。外国人なら、浦和のペトロビッチ、セレッソのクルピ。元グラ監督でリニューアルした柏のネルシーニョもいる。この外国人監督たちがピクシーより何倍も良い点は、いずれも与えられた日本人人材をどんどん育て、活用してくれるところである。そこがピクシーとは全く違うのだ。

 ピクシーはさっさと替えたがよい。
コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メディアが伝えない桑名市の事実

2012年12月07日 21時55分12秒 | Weblog
 今回の選挙、各メディアは自民党が過半数を超える勢いと伝える。
 しかし、その影で全く伝えられないこんな事実もある。

 今月2日に行われた桑名市長選挙の結果がそれ。

     当選  伊藤なるたか(新)  42352
     落選  水谷 元  (現)  16254

 現職が大差で新人に敗れるということ自体にニュースバリューがあると思われるのだが、さらにその内容を見ると次のような事実が。
 現職の水谷氏は、自民、民主、公明、維新という最強の支援体制。
 かたや伊藤氏は、嘉田由紀子氏が塾長を務める未来政治塾の塾生。


 これ知っていました?
 メディアは、どうせ地方の首長選挙と片隅に小さな活字で載せるのみ。
 しかも両陣営の支援組織については殆ど触れず。
 とりわけ、伊藤氏が嘉田氏と同じ陣営であることには全く触れず。
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

深まらない税議論     らくせき

2012年12月07日 10時09分24秒 | Weblog
イギリスのスターバックがイギリス国内で税金を1ポンドも払っていない。
さすがに非難されて25億円を払うことになったというニュース。
(グーグルなども税金を払っていないそうです。)
日本国内のスターバックはどうなっているんでしょうね?
多国籍企業の税対策は、どうなっているんでしょうね?

またアメリカの貧富の格差が大きくなったのは、
ヘッジファンドで儲けた人への税率を15%に引き下げる法案を
ブッシュさんの時代に議会を通過させたためとか。
いま、オバマさんがこれを直そうとしていますが、
民主党の議員のなかにも、ヘッジファンドから献金をうけている人がいて
難しいようです。

政治の最大の仕事のひとつが税金のありかた。
今回の選挙の争点のひとつは、消費税。
しかし、そういった視点では争点になっていないみたいですね。
国家財政の赤字問題とからめ、
もう少し深めた争点の提示を期待しています。
税に強い方の解説も期待いています。







コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

核武装のシュミレーション    らくせき

2012年12月07日 09時40分19秒 | Weblog
石原さんが日本記者クラブで
日本も核武装したら・・・というシュミレーションを、と
発言して、非難する声もありました。

シュミレーションはしてみたら良いのではないでしょうか?
私は、想定外なので案が出ません。
そこで名無しさんにシュミレーションの案があったら
紹介して欲しいと思います。

どうなるんでしょう?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

        十二月六日の『朝日新聞』        只今

2012年12月06日 21時17分19秒 | Weblog
●『朝日新聞』内のせめぎあい?
 夕刊の一面大見出しは、「自高 民低」
 朝刊の一面大見出しも、「自民、単独過半数の勢い」
 だったので、よほど嬉しかったのだろう。そう思ってよく見ると、
 候補者が自党の党首をどう見ているかというおかしな調査だった。
 が、いずれにしても、「自民 確固と復活」という高らかな表明には違いない。
  この凱歌をあげている主流派?に対して、
 朝刊の「プロメテウスの罠」と、夕刊の「原発とメディア」は、右翼化に抗する反主流派か?

●有名になるには
 今日の「原発とメディア」には3、11直後の会議の模様が記されている。
 名古屋本社編集局長の長谷川智(55歳)が、30キロ圏外にもかかわらず記者の入っていないいわき市などに行く希望者を募ってはどうか、と発言すると、
 東京本社編集局長の杉浦信之(54歳)は、危険だと反対した。
 長谷川智氏は、昨年名古屋の中ロータリークラブに招かれた時、脱原発に踏み切った城南信用金庫を紹介したが、現在は東京本社の教育総合センター長として就職講演会などが主な仕事の模様。
 片や杉浦氏は東京本社の編成局長。

 朝日新聞を読売、産経以上の原発推進紙としたのは、原子力ムラに取り入って退職後も原子力関係機関の主であった岸田純之助氏。先に92歳で天寿を全うされたが、その自叙伝にはこうある。
 「長い間、私は朝日新聞社では隅っこでの仕事しか与えられなかった。
  仕方がないから外で有名になる方策を主体にし、“朝日という城を外から攻めるのだ”と、
  我が家ではいつも言ってきた」  
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ザックジャパン(58) 大躍進ドイツに見える日本の明日  文科系

2012年12月06日 08時19分15秒 | スポーツ
 進行中のヨーロッパチャンピオンズリーグ戦でドイツ勢がかってないような大活躍を展開している。グループリーグ戦が終わって16チームが勝ち残っているが、スペイン勢全4チームと並んで、ドイツも全3チームが残っているのだ。しかも3チーム全てが1位通過である。香川がエースであったドルトムント。内田が大活躍したシャルケなどだ。
 さて、この躍進ドイツで大流行しているのが、日本攻撃陣の移入。古い順から言うとこんな大盛況だ。高原、小野、長谷部、内田、岡崎、香川、そして乾、清武などが大活躍してきたのだが、それぞれがチーム攻撃組織の中核に座っている。世界的大躍進ドイツの日本攻撃陣好き! これは日本自身の躍進が近いことを示していると思われる。ただし、重大弱点があって、これが補えれば日本の世界ベスト10も近いはずだ。日本攻撃陣の躍進に比べて、ゴール前の弱さが突出しているのである。そこに希望の星、超新星が現れた。

 さて、強豪イングランドはサウザンプトンの吉田麻也。今やこのチームの守備の柱に座っている。確か五輪世代より1歳上だけとそんなに若いのに、これだけの実績を引っさげるに至った。守備に強いイタリア出身の監督・ザックの指揮する代表で不動のセンターバックを続けてきた。あの弱かったロンドン五輪代表の守備が、オーバーエージの吉田が土壇場で入ったことによって急に締まった結果、予想もできなかったスペイン撃破! そして、メキシコ以来のベスト4進出。これらのゲームで、吉田の指示、叱咤激励、声だしは本当に凄かった。ここから、代表でも最も若い彼が急に、守備陣を組織化するための叱咤激励を始めたのである。

 日本フットボールの近い将来はこうして、凄く有望だと言いたい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

   『中日新聞』の島田佳幸さん、よくぞ書いてくれました。       只今

2012年12月05日 15時44分33秒 | Weblog
           右旋回甚だしい昨今の日本を、
     ワシントン・ポスト紙始め多くの外国メディアは懸念たびたびも
        日本のメディアは何を懼れてか、知らん振り。
     そうした中で『中日新聞』(5日付)は、1面に次のような檄を掲げました。

●「こんなに怖い選挙はない」 社会部長 島田佳幸
 =世論調査の結果をみると、比例で自民党に入れるとした人の三割弱が、
  「憲法九条」の改訂には反対だと答え、実に半数近くが、将来的に「原発ゼロ」を求めているのである。 
  言うまでもないが、自民党は九条を変える、と宣言している。そして原発は維持していく立場だ。(略)
  二度と戦争をしてはいけない、というのは無論、戦争に少しでも近づくことがないようにせよ、
  というのが、先の大戦で途方もない犠牲を払って、日本が得た教訓だ。
  戦後の日本はその教訓の上に築かれている。
  さらに、あの原発事故は夥しい数の人から故郷を奪い、大事な国土の一部を放射能で汚して、
  事実上、二度と人の住めない土地にした。(中略)
  「何となく」は禁物だ。
  この国の行く末、子どもらが生きていく国のありようをきめる投票。
  そう考えれば、こんな怖い選挙はない。=

         同日付特報欄は、「“落選運動”で選ぶのもアリ」
         この脱原発議員を選ぶための情報サイトとしては
            【総選挙で、グッバイ原発】 

★「こんな怖い選挙はない」という『中日』に対して、『朝日』は同じく1面に「悩む選挙でよかった」という
  政治部長の檄。その大要は=「わかりにくい選挙である」。しかし「朝日新聞は時々刻々起きる現象を、審判の材料として冷静に提供」するから、「幾多の争点から優先順序をつけ、総合力で選んでほしい」=というもの。
  どちらが、より親しく、より身近かでしょうか。   
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新聞の片隅に載ったニュースから(65)     大西五郎

2012年12月05日 09時00分37秒 | Weblog
新聞の片隅に載ったニュースから(65)

  石原維新代表公明党に陳謝 党首討論での発言巡り(2012.12.4 毎日新聞)
 日本維新の会は3日、石原慎太郎代表の名前で「公明党と憲法の考え方についての私の発言が、誤解を招いたことは大変遺憾に思います」と陳謝する文書をホームページに掲載した。石原氏は11月30日、日本記者クラブ主催の党首討論会で「公明という政党はあまり評価できない」と発言したが、衆院選の公示を前に、公明党との関係修復を図ろうとしたとみられる。
 石原氏は討論会で、衆院選後に自民党と連立する可能性について記者クラブ側から問われ、「日本を衰退させた大きな原因は憲法だ。その憲法を大幅に考え直すことに、どうも公明党幹部が反対のようだ」と指摘。「自民と公明が連立している限り、その自民に期待できない」と述べ、強くけん制した。
 維新は、公明党が公認候補を擁立する大阪府と兵庫県の計6小選挙区で独自候補の擁立を見送る選挙協力を行う一方、公明党は大阪市議会で橋下徹市長を支える関係にある。

□□――――――――――――――――――――――――――――――――――――――□□

 どんな誤解を招いたというのかと思って日本維新の会のホームページを開いてみました。「ニュース」→「代表談話」と進んだら、
「公明党と憲法の考え方について私の発言が、誤解を招いたことは大変遺憾に思います。このことについて、将来、公開の場で討論したいと思います。」
と書かれていただけでした。「将来公開の場で討論したい」ということは、石原氏は公明党の憲法についての態度に反対の考えを変えていないということになります。毎日新聞の云うように「陳謝した」ことになるのでしょうか。「現憲法の破棄」が石原氏の持論ですが、憲法改正を主張しないような公明党とは連立を組むことはできないというのが本音です。維新の会が公明党との選挙協力のことを考えてとりあえず取り繕ったというのが本当のところでしょう。
その少し前(11月20日)に行われた外国特派員協会での演説でも、「日本は核兵器に関するシミュレーションぐらいやったらよい。これが一つの抑止力になる。軍事的な抑止力を持たない限り外交の発言力はない。あのシナの覇権主義に侵され、日本がチベットになることは絶対好まない」と発言しました。憲法9条を頭から否定しています。
さらに自由報道協会の記者会見でも、「日本維新の会の公約の中に、解雇規制の緩和、最低賃金制の廃止というのがありますが、全労働者のうち3割が非正規の労働者で、非正規労働者の半分以上が年収200万円以下です。もし維新の政策が実施されることになると、彼らは結婚もできず、少子化が進んで国力を失うことになりませんか」と記者に問われて、「俺は今のところ知らねえんだよ。何て書いてあんの」と逆に記者に問い返し、「俺、竹中ってのは好きじゃねえんだよ。あれが、こういうのを全部書いてる。あんまり竹中を信じるなって云っているんだ」と維新の会の政策が気に入らない様子でした。維新の会は自称「暴走老人」の暴走発言の尻拭いで、例えば「原発フェイドアウト」を取り消したり、最低賃金制廃止を「市場メカニズムを重視した最低賃金制への改革」に改めるなど、政策のブレが続きそうです。
                                       大西 五郎
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

           負け続けても 未だ屈しない人々    只今

2012年12月04日 13時46分14秒 | Weblog
        かってない破局が忍び寄る今、私たちはどう生きるべきか
 と問うた辺見庸は、ガンと脳梗塞に侵された不自由な身を絞り出すように呟いた言は
       “絶望するよりもっと悪いのは、絶望に慣らされることだ”(カミュ)
 この言を胸に原発に関わって負け続けてきた三人を紹介させてください。

●槌田劭
 槌田劭(京都大学助教授)は、伊方原発設置取消しを求める住民の依頼を受け、証人として法廷に立った。
 しかし「設置の決定権は国にある」という木で鼻をくくったような判決の前に負けた。
 時は1973年、37歳の時のことであった。
 
 その夜、本州に帰る船中、暗い海を見ながら槌田は決心をした。
 職業科学者であることを止めよう、と。そして京都大学に辞表を提出した。
 
 以降、槌田は地域の人々のなかで生きようと、有機農家と消費者をつなぐ仕事に従事。
 大飯原発再稼働にあたっては、抗議のため関電前で18日間の断食を続けた。

●篠原弘典
 東北大学で原子力を学ぶ中で、原発は人倫にもとると悟り、女川原原発阻止のため海辺の一軒一軒を廻り裁判闘争に参加も敗北。
 その後の彼のことを、小出祐章さんはこう語る。

●小出祐章
 =私の歴史は敗北の歴史ですが、それでもくじけないでいられるのは、篠原弘典さんの存在があるからです。
篠原さんは、教授たちのように〈言い訳を言わなくてもいい世界〉で生きていこうと、大学院を退学し、土方になる道を選びました。私はそれに賛成出来ませんでした。
  ひとたび原子力の世界へ足を踏み入れてしまった者として、科学的知識をもって原発廃絶を訴えるべきだと考えているからです。だから彼が見ている以上、私は途中で止めるわけにはいかないんです。
 だから私は原発問題を「反対」でなく、「抵抗」の場だと考えています。 
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ザックジャパン(57) 岡崎が又化けた?(2)  文科系

2012年12月03日 18時39分20秒 | Weblog
 昨日のスポーツナビにこんな記事が出た。 

【 岡崎の決勝点でシュトゥットガルトが勝利

1日、ブンデスリーガ第15節のグロイター・フュルト対シュトゥットガルトが行われ、1-0でアウェーのシュトゥットガルトが勝利を収めた。
シュトゥットガルトの岡崎慎司と酒井高徳は先発フル出場を果たしている。
試合は0-0で迎えた前半終了間際の45分、ペナルティーエリア内でイビセビッチが倒され、シュトゥットガルトがPKをゲット。キッカーのイビセビッチが蹴ったボールは一度はGKにはじかれてしまうものの、右サイド寄りから素早く詰めた岡崎が頭で押し込み、気合のダイビングヘッドで今シーズンのリーグ戦初ゴールを挙げた。
53分にはDFタスキをレッドカードで欠いたシュトゥットガルトが1人少なくなり、劣勢を強いられたが、試合はそのまま1-0で終了。岡崎のゴールが決勝点となり、シュトゥットガルトが前節のアウクスブルク戦に続く勝ち点3を得た。  (C)Goal.com  】

さて、手前味噌になるが、ブログ先回の56回で冒頭にこう書かせていただいた。
【 9月26日から怪我で休んでいた岡崎慎司。10月遅くに復帰すると、代表のオマーン戦で決勝点を見せ、シュトゥットガルトに帰ってすぐに(カップ戦で)2得点1アシストを上げた。彼がまた長谷部誠とまったく同じ総合力の選手なのだが、ずば抜けた個性が一つある。そうでなければ、代表に彗星のように現れて「南アワールドカップ世界予選ゲームにおける世界得点王」などになれるはずがない。それはここでも何度も強調してきたこと。(以下略) 】

 この記事の延長が、今続いているということなのだろう。しかも、先発フル出場。だから僕は、さらに嬉しいのである。僕のご贔屓は、一に岡崎、以下前田遼一、長谷部なのだから。さて、いくつかの傍証からこんな予言を敢行してしまおう。岡崎慎司周辺に重大変化が起こっている。監督がこう考え始めたのだと思う。
「岡崎は日本代表ではいつも得点するのに、どうしてシュトゥットガルトでは難しいのか? シュツゥットの攻撃組織形態がどこか悪いのだろうか?」
 そして、この岡崎の得点力を引き出すべく、チームに足らない物を監督が自覚し始めた。先ず、去年のように適切なクロスは誰よりも酒井高徳にやらせればよい。つまり、酒井・岡崎の左コンビということだ。そしてまた、岡崎の守備をやや軽減して、前目に押し出し始めるはずだ。さらにまた、真ん中の選手たちにはもっと岡崎の動きを観察させる。岡崎にあったスルーパスの出し手も、間もなく現れることだろう。ちなみに、以上これらを僕が監督なら必ず模索していく。それも、岡崎と相談しながら。そうすれば、ザック率いる日本代表の攻撃パターンをほとんど学べるのだから。なんせ代表を率いているのが、全盛時代イタリアのトップ監督なのである。また、岡崎と同じく代表の逆サイド香川真司が、世界2位のこのドイツを深閑とさせたばかりなのである。

 岡崎慎司こうして、近いうちに得点量産体制に入るのではないか。何度も言うが、南ア大会予選の代表に呼ばれていきなり化け、南ア予選段階の世界得点王に輝いた選手だ。いくら強豪がいないアジアだとは言え、ぽっと出の新人がアジアを席巻したというのは尋常なことではないと考える。総合判断力、自己規制力などもずば抜けているのだろう。ちなみに、長友、本田とは非常に仲が良く、いつも話し合っている仲である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本国民は青い鳥症候群?     らくせき

2012年12月02日 09時52分50秒 | Weblog
韓国の朝鮮日報が、こんな解説記事を載っていました。

日本で衆議院議員総選挙が来月に迫る中、政党支持率で自民党と「日本維新の会」が
1・2位となるなど「極右対極右」の構図が固まってきており、
日本の専門家たちは日本社会の極右化についてさまざまな見方を示している。

代表的なのは「リベラル(自由主義勢力)無能論・失敗論」だ。
1994年、自民党と連立政権を組むほどの一大勢力を築いていた日本社会党は、
北朝鮮による日本人拉致を否定するなど、理念的に偏向した政策に固執し、自滅の道を歩んだ。

社会党が没落した後、市民運動家や旧社会党出身者などのリベラル勢力が結集した民主党は、
福祉の無償化などの公約を打ち出し、政権交代には成功した。
しかし、原発事故の収拾に失敗し、中国との領土をめぐる対立を抱え、公約の履行も失敗したため、
国民の不信を買うことになった。こうして「リベラル勢力=無能勢力」という等式が成り立ち、
極右勢力の台頭に道を開いたというわけだ。

高齢化に伴い、これ以上の経済成長が望めない状態で、極端な主張が繰り広げられる
「超成熟国家衰退論」という見方も出ている。
東京大の木宮正史教授は「衰退する社会では、未来に対する恐怖や不安を背景に、
極端な主張が支持を得やすくなる」と分析した。

評論家の山崎正和氏は『大停滞時代の変革願望症候群』と題する論文を通じ
「寂しがり屋の日本人たちが、東日本巨大地震以降、社会の連帯感を強調するムードに流され、
ナショナリズムが噴出している」と主張した。
極右的な政治家たちが掲げるナショナリズムに同調することで、
日本人たちが漠然とながらも社会の連帯感の存在を確認しているというわけだ。
その上で山崎氏は「危険な火遊び、自慰行為で終わりかねない」と警告した。

これまでの政治家たちに対する失望が、新たな指導者に対する漠然とした憧れへとつながるという
「青い鳥症候群」だという見解もある。
「青い鳥症候群」とは、童話『青い鳥』の主人公のように、現実に満足できず、
新たな理想だけを求めようとする病的な状態を指す。

龍谷大の石田徹教授は「現実に不満を感じる国民が、新たな救世主を求める心情から
(極右の政治家たちを)漠然と支持している」との見方を示した。

日本国民のかなりの数は、政治政党なし、という浮動票。既成政党に倦んだ人たちです。
いわば青い鳥探しで、投票してきたと言われても仕方がないでしょう。
そうした見方が当たっているとしたら、このお話の結末は、何を物語っているのでしょうか?

「青い鳥」とは、チルチルとミチルの兄妹が、夢の中で過去や未来の国に幸福の象徴である
青い鳥を探しに行くが、それは自分達に最も手近なところにある、鳥籠の中にあったという物語。
手近なところに希望の政党はあったが、気がつかなかった。

身近にある日々の幸せを大切にしよう、というメッセージです。
とりあえず、政権をとった民主党をもう一度見直してみたら、というメッセージでしょうか?

しかし、メーテルリンクの青い鳥は、原作は童話としてではなく、戯曲として書かれたもの。
こちらでは、家にいた青い鳥も、結局逃げてどこかへ行ってしまうところで、話が終わります。

この結末に対してはさまざまな解釈が成り立ちますが、
作家の五木寛之氏はこんな解釈を。
できあいの幸せ(青い鳥)なんてこの世にはない。幸せは簡単には手に入らない。
でも人間には青い鳥(幸せ、希望)が必要だ。だからそれを作らなければいけない・・・。

このお話では、青い鳥はどこの政党にあたるんでしょうか?
石原さんでしょうか?嘉田さんでしょうか?
ポイントは、五木さんが最後に言っている、人間には青い鳥が必要だ。
だからそれを作らなければいけない・・・という点。

支持政党なしは、支持すべき政党を自分でつくってきたでしょうか?
答えはNOとした言いようがありません。

それでは、家に帰ってみたら、青い鳥は死んでいた、という結末が待っていることに。
コメント (28)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大マスコミ、「未来」を無視!  文科系

2012年12月02日 01時19分11秒 | 国内政治・経済・社会問題

 皆さんも、気付かれたろうか。28日に「日本未来の党」発足以来、大マスコミ、特にテレビが「未来」を無視ないし軽視しているという事実を。29日も30日も、そして12月1日も。「未来」のことが、「未来」と言う名前が、新聞はともかくテレビ欄には一つも出て来ないのだ。維新の時とは、維新・太陽の合併の時とは、大違いではないか。維新はほとんど国会議員がいない政党であって、未来には数十名の国会議員がいる上に公明を抜いた国会第三党のはずなのである。ニュースバリューから言ったら、維新のいかなる時ともまったく格が違うはずの未来発足であった。そこで僕は今日、こんなコメントを書いた。

【 らくせきさん、とても良い指摘だと思います。貴方の指摘は今、本当に日本の進路にとって肝心なこと。それは以下の通り。改めて、以下と同じ内容で明日エントリーしたいと考えています。
 マスコミはさんざん維新を持ち上げた。まさに大騒ぎして。ところが驚天動地、「未来」があんな形でできたのだ。今後マスコミが選挙を扱うとすれば、維新よりも未来を上にせざるを得ない。議員数の多さと話題性から言ったら、自民はもちろん、民主とも同格くらいに。ところが実は、体制にとって現情勢ではこれは禁句なのだろう。それで、選挙報道全般が一挙に小さくなってしまった。
 大変な報道統制ですね。まさに、「大本営発表」並みの。こうなってくるといよいよ次の認識が正しいと分かってくる。小沢は、日本派、内需拡大派なのだ。アメリカ支配への抵抗も、慎太郎と違って全く本物。それがグローバリズム体制から憎まれて、あー言う裁判になっていたということも、今や明らかだろう。角栄がアメリカに殺されたのと、全く一緒のことと証明されたようなもの。それはこのブログで再三述べてきたとおり 】

 百歩引き下がって「未来」発足へのマスコミの準備がなかったとしよう。それでも29日、30日のテレビ欄総てが「各党(全政党)に聞く」となっているだけ。そして、今日は土曜日で、通常プログラムが混んでいるとしても、この調子なら月曜日からも案外「未来」無視が続くのではないかと予測している。

 こういう情勢に対して、僕はなおさらに非常な危機感を感じざるをえない。現在の日本ではもう共産、社民は全く頼りにならず、未来頼みだというのは、昨日の拙稿「見えてきた当面日本の政治構図」に書いた通り。この拙稿へのコメントで、ある方にらくせきさんに対してと同じようにこんな応答をしたのだが、これも失礼して再掲させていただく。

【 みうらさんへ (文科系) 2012-12-01 17:02:14
 みうらさん、日本の子ども達のために、お疲れ様です。
 さて、今のネトウヨは、結構勉強しています。職業右翼の一部が書いているわけですから、それも当たり前。また、若い何も知らない女性も周辺に集めているはず。男が女のふりして書くことも出来ますしね。
 ただしこういう彼らの勉強は実に底の浅いもの。読む本が右翼学者などの種本だけだからです。ここで7年もと長く遣り合ってきて、よく分かりました。「9条バトル」という名前からネトウヨがよく来るのですが、多分逆に全部返り討ちにしてきたと言えると思います。
 まず彼らには独特の哲学があります。敢えて名づければ社会ダーゥイニズムというような。これは昔から世界にはびこってきた誤った俗論ですが、これで見直したとも言える独特の日本近代史観を学びあっています。それらがどういうものか、どう反論してきたか、日本近代史の諸事件の観方などなどは、具体的に質問してくだされば、過去ログからいくらでも紹介できます。
 あまりに長く遣り合ってきたので、最近はもう来なくなった。これは「負けた」「負ける」と認めたからだと、勝手に解釈しています。やりあうたびに、かなり勉強したものでした。本当にいろんなものをね。

 安倍や石原があんなことを語っていて、そんなに勝てるわけがありません。少ない男性票を分け合うだけだと思います。職場からしか世界が見えない男性。30代以前の男性もね。
『安倍よりも遙かに正直な同じ(石原慎太郎の)政治主張。この二党(自民と維新と)は票を食い合って、マスコミが言うほどには伸びないと思う。女性に容れられないし、「国防軍」賛成は一般には流石に30代以降だろうと』
 こうエントリーで書かせていただきましたが、30代以前の独身女性ならネトウヨに影響されている人もいるでしょうね。
 一度しかない一生、子どもの一生のためにも、お互い努力していきましょうね。】  

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

見えてきた当面日本の政治構図  文科系

2012年12月01日 12時31分18秒 | 国内政治・経済・社会問題
 以下二つのコメントを並べて、投稿に格上げします。二つとも昨日の只今さんエントリー、その石原慎太郎記者会見言辞に触れたもの。左翼は変わらねばならぬということだろうと考える。ケインズ主義的政治運営の復活なども含めて資本主義は当分続くと見るのだし、婦人参政権もない時代にできた労働者階級頼みを生命とするような「科学的理論」も現実に合わぬとみるからである。このグローバル時代に「大企業とアメリカが」とだけ思考し、そう世界を見て、そう言い続けるだけいうのは、いかにも時代遅れ。福島以降、婦人がどれだけ男より頼りになるかもおおいに示されたところだろう。女右翼って案外少ないよね。安倍や晋太郎がいよいよ、そこらのネトウヨと変わらぬと見えてきたと、皆さん思われないだろうか。

【 この二つに興味 (文科系) 2012-12-01 10:25:21  この二つに興味があった。
『 “そりゃ、沖縄からわが方は出ていきますよ。そして問題なく勝てるよ”』
『えっ、サイチンセイ? それをなくすって。あぁ、それは口舌の徒の竹中がやってるんだ。・・・俺は竹中、好きじゃねぇんだよ』
 安倍よりも遙かに正直な同じ政治主張。この二党は票を食い合って、マスコミが言うほどには伸びないと思う。女性に容れられないし、「国防軍」賛成は一般には流石に30代以降だろうと、そんな淡い期待をしたい。
 それにしても、この維新を第3極とは、マスコミも落ちたもんだ。マスコミが持ち上げたからこんなふうになっている。今日の中日新聞・東京都民世論調査でもまだ、未来よりも維新が上と。もっとも、未来ができた次の日の調査であって、10.2%と6.2%だったのだけれど。なお、これが逆転するのは時間の問題だと思いたい。
 このままだと、そんなには増えない自民と、公明、維新の連立ができるだろう。そして、維新が全体を引っ張るのだと思う。僕らが知らぬ処も含めて、世界がそういう情勢なのではないか。社民・共産は、こんな時代に相変わらず何をやっているのだろうか。政党としては何とも無能で、相変わらず頼りにならぬというしかない。

見えてきた構図 (文科系) 2012-12-01 10:52:24  今の政党情勢って、結局こういうことではないか。
 過去の悪政で凋落した自民が、最も弱くなった都市部でテコ入れを図った。東西2大都市の知事二人を使って、従来よりもさらに右の主張を仕入れて見せることも兼ねて。
 すると問題はこうなる。未来と民主がヨリを戻すことがあるだろうか、と。これはない。そう思いたい。すると、ワンポイントリリーフよろしく民主はここ数回の選挙で消えていき、それこそイタリアのように、社民・共産・大きくなった未来でオリーブの木、か? 今度の選挙でそうならなければいけない情勢なのだが、共産がもっと負けなければ決断できないということなのだろう。09年選挙でさえ共産・社民合わせても11%ちょっと。今度は確実に1割を切るだろう。】
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする