右 新春の喜びに溢れているでないか ! 書き初め かくあるべし !
左 夏目漱石 晩年の漢詩 (無題) より.「まばゆい梅の花は 濃い薄いのたぐいを超え おぽろな月の色は 有ると無いのあわいに在る」.
手が震えて,いかにも病後の書だが,ま 今年の出発はこんなものか.
右 新春の喜びに溢れているでないか ! 書き初め かくあるべし !
左 夏目漱石 晩年の漢詩 (無題) より.「まばゆい梅の花は 濃い薄いのたぐいを超え おぽろな月の色は 有ると無いのあわいに在る」.
手が震えて,いかにも病後の書だが,ま 今年の出発はこんなものか.
なかなか体重が回復しないと言ったら,スポーツ好き (ジャズも好き) な友人たちが勧めてくれた.
左のプロテインは牛乳1カップに大匙4杯が標準というが,朝晩大匙1杯くらいで勘弁してもらっている.ぼくの感覚では,これは きな粉である.
右の飲料は少なくとも8種類の味がある.どれも後味は同じでよろしくないが,そんなもんでしょう.おやつの時間にときどき飲む.「医師・管理栄養士・薬剤師等の専門家の指導に基づいて使用してください」と書いてあるが,まぁ飲みすぎなければ大丈夫だろう.
体重への単独効果は,よくわからない...
1/5(日) Jazz on Boulevard にはジャズ研 OG でプロとして活躍中の太田朱美(fl)さんと,そのご夫君 土井徳浩(cl)さんご夫妻が,お子様とに参加された.さらに OB でプロの松本安生(ds)さんも参加され,後輩とセッションして下さった.
今さらながら,初心者もベテランもカウントですぐに一緒に始められるのがジャズのよいところ.
でも東京組は午後早い人時間に退席され帰京された.かく言う小生もスタミナ不足で,同じ頃失礼してしまいました.申し訳ありません.
ジャズ研関係だけでなく,地域のジャズ好きなかたにも参加していただいている.でも地域のジャズメンの出番が終わると,地域の固定ファンはお帰りになってしまうのも少し残念.
Jazz on Bolevard はこれで3回目.幹事さんの大活躍のおかげで大盛会であった.トップ画像は第1回と第3回のポスター.第2回はポスターを作らなかったらしい.
動画は おぎゃたバンドによる「糸」.ただし狸 (た抜き) です.
1/5(日) Jazz on Boulevard.ふたつのバンドに続けて参加した.楽器 (ビブラフォン) の解体も組み立ても運搬も自力ではできず,まことに傍迷惑なことであった,
花束をいただいた.
朱美さんのご子息がホートレートを描いて下さった.
セットリスト
SYJQ (Still Young Jazz Quartet)
西村 薫(cl),大原清志(bs),池田憲治(gt),小方 厚(vib)
1 All of Me, 2 The Entertainer, 3 Topsy, 4 東京ヴギウギ
おぎゃたバンド
小川ひとみ(vo),大塚雅弘(gt),菊谷 舞(pf),丸山 操(ba),丸山暁人(dr),小方 厚(vib),
太田朱美(fl, ゲスト)
1 Sandu, 2 I've Grown Accustoed to Her Face, 3 Fly Me to the Moon, 4 糸 (中島みゆき), 5 On the Sunny Side og the Street
退院から3週間.体力は付きつつあるるつもりだったが,30 分立って演奏すると体力は尽きるようだ.ちなみに体重は,家の体重計が正しいとすれば,依然として 40kg に達していない.
SYJQ はたいした破綻なく終了.動画は最初の All of Me, the Entertainer の2曲.
All of Me での無言歌「春の歌」のミームはどこかのライブでだれかが演っていたのを思い出してのぱくり.
おぎゃたバンドは,2曲目でバックが聞こえない・気がついたら周りの音がすべて聞こえていない,あるいは音を聴こうとしていない ? ことに気がついた.唾を飲み込むと回復するがすぐダメになる.でも手足は動いていたらしく,おふたりが「そんなに変なプレイでもなかった」と言って下さったので慰められた,
動画を見たらこわごわ弾いている.勘定もおかしい.皆さんお許しください.
帰宅後8度弱に発熱.食欲あり.神経性?軟便だが,さいわいイレウスの気配はない.
スーパーが元旦から営業.安い食材は年金生活の強い味方.
左のぶりカマが 300 円の半額で 150 円.酒をふって塩焼き.きのこ,ピーマン,大根などもいっしょで,美味かった.老夫婦には量的にも十分.
翌日 右のタマカンゾウヒラメが2匹で 190 円.聞いたことがない魚だが,かっこして (デベラ) とある.デベラなら尾道に売っている干物である.ぼくは.スルメは知っているがイカは聞いたことがないヒトみたいな存在?.
昨日に続いて塩焼きは芸がないと,酒みりん醤油などで煮てみた.肉が薄くてボリュームはないがまぁ美味しい.イレウスの身としてはエンガワの骨がちょっと怖い.
ネットによれば,新鮮なら刺身,そうでなければ丸揚げにして骨ごと食べるのが正解.
「十一郎会事件」梅崎春生ミステリ短編集,中公文庫 (2024/12).
梅崎春生,梅が咲いて春というペンネーム?が好きだが,本名はわからない.
4部構成で,第1部はシリアス系の短編.冒頭の「失われた男」は,16 トンが苦手とするジャンルで閉口したが,残り5篇はそれほどでもなかった.「師匠」は江戸川乱歩に請われて雑誌「宝石」に発表された作品.著者は会心のできとは反対で,評判も良好でなかったと言っているが,乱歩はサキなどに一脈通じる「奇妙な味」と持ち上げている.
第2部はユーモア系.表題作「十一郎会事件」を含む.ぼくが過去に読んだことのある梅崎作品は「ボロ屋の春秋」だが,あの系統.本書の「ミステリ短編集」というサブタイトルはちょっと違うが,第2部はそれでも広義のミステリと言えなくもない作品が集まっている.純文学者のミステリはつまらないものが多いが,梅崎の目指すところはちよっと方向が違い,それゆえ成功したようだ.でも4篇を続けて読むと同工異曲の感無きにしも非ず.
第3部は奇妙な味/実録物.見方によってはこの本で一番面白いかも.池上冬樹の解説によれは,ここに収められた「不思議な男」の主人公による「柾它希家家の人々」なる長編があり,竹本健治・皆川博子が称賛しているとのことだ.
他に「コラムより」として 1-2 ページのエッセイがまとめられている.
ジャズ研 OG でプロとして活躍中の太田朱美(fl)さんと,そのご夫君土井徳浩(cl)さんご夫妻が,お子様と Jazz on Boulevard に参加されるご意向だが,午後の新幹線で帰京のご予定.朱美さんおなじみの おぎゃたバンドのシニアメンバーと一緒に演奏していただきたいので,この際ついでにプログラムにセッションタイムを挿入する案が浮上した.
プログラムの最初の2バンドの順序を入れ替え,1SYJQ,2 おぎゃたバンドとし,2 最後に予定されているナンバー On the sunny side… から,なし崩し的に 30 分のセッションタイムに入る という趣向 ?
昨日アップしたプログラムは早くも修正された !!
動画はご夫妻共演だが,なんだか改まった雰囲気.しかし,セッションにスペインもいいなぁ!
このプログで前にも書いたこの曲を,SYJQ が JOB でやることになった.ぼくの提案だが皆さん迷惑そう.
SYJQ (Still young Jazz Quartet) の現在の構成は cl, bs, guit, vib.bs バリトンサックスが特徴にして特長かも.来春の JOB (Jazz on Boulevard) の会場費を負担している.
Scott Joblin による The Entertainer の作曲は 1902 だが,1972 の映画 Sting で有名になった.楽譜では A,B,C,D の4つのテーマを ABACD 形式に指定しているが, 現在では ABA だけを演奏することも多く,ぼくたちもそうするつもり.
この動画のように,いまどきのジャズっぽく演奏する例は少ないようだ.