Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

オイルサーディン

2025-02-06 17:03:18 | 読書
平松洋子「イワシバターを自分で」文藝春秋 (文春文庫 2022/3)

この本については後日.ここは表紙の鰯オイルサーディンの缶詰からの連想である.

大学に入ってワンダーフォーゲル部に入った.無線旅行の類をやるつもりだったら,甘かった.大学によるとは思うが,ここはガチの体育系であった.
一日中 キスリングと称する横長のザック (このごろ全く見かけない !) を背負って,山を歩いて,テントに泊まる.このとき,頭と足を交互にして,
   頭..........足
   足..........頭
   頭..........足
   .....
という要領で,つまりサーディン缶のように,1畳に 4-5 人の密度で寝るのだった.特に合宿ではテントそのものの数が少なかったせいもあるかもしれない.でも当時のテントは雨で濡れたりすると重量倍増で,持ち歩きたくない代物であった.


今考えると,ワンゲルは明らかに自分向きではなかったが,いつでもやめられると思っているうちに最後まで在籍することになった.先輩・4先生を頂点とするヒエラルキーもそれなりに面白かった.
同じ学科(原子力工学)の同級生とは大学紛争 (闘争?) の挙句 気まずくなり,いまだに辛うじて付き合いがあるのはワンゲルの友達である.


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