筑摩書房 (2011/09)
著者は詩人にして小説家.これは詩人が書いた短編集ということになるが,中間小説調で読みやすかった.Webちくまに連載したもの+アルファ.260 ページに 14 編.どれも子供が中心で,ちょっと怖くて懐かしい.
さいしょの「鈴」では,母子が誘われて「暗闇プロジェクト」に参加する.数人が一団となって盲目の老婦人に導かれて真っ暗な空間をうろうろするはなし.たちまち引き込まれたが,これはこの本の中でもピカイチの出来だったなあ...と,これは一冊読み終わってからの感想.
一編毎に著者が描いたカットがついている.どうせなら表紙にも著者の絵を使えば良いのに.
図書館が借りたのだが,購入して自分の本棚に置くのもいいかな.
著者は詩人にして小説家.これは詩人が書いた短編集ということになるが,中間小説調で読みやすかった.Webちくまに連載したもの+アルファ.260 ページに 14 編.どれも子供が中心で,ちょっと怖くて懐かしい.
さいしょの「鈴」では,母子が誘われて「暗闇プロジェクト」に参加する.数人が一団となって盲目の老婦人に導かれて真っ暗な空間をうろうろするはなし.たちまち引き込まれたが,これはこの本の中でもピカイチの出来だったなあ...と,これは一冊読み終わってからの感想.
一編毎に著者が描いたカットがついている.どうせなら表紙にも著者の絵を使えば良いのに.
図書館が借りたのだが,購入して自分の本棚に置くのもいいかな.