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東広島市立美術館「ふれる器」.18 人の現代作家による展覧会.
右は八木明さんの青白磁入れ子鉢 2010.ガラスケースの中に一列に展示してあって,写真はほんの一部.いちばん大きいのは直径数十cm,いちばん小さいのは 1 ミリか 2 ミリに見受けられた.左下もウェブで拾った同じ作家の作品だが,こちらは皿.入れ子をライフワークにしておられるらしい.
「ふれる器」というからには,マトリョーシカで遊ぶように遊ばせてくれるのかと思ったら,さに非ず.テーブルの上に展示してある作品にも「お手を触れないで下さい」とある.「ふれる」は手で触ることではなく,作品がもっている「気」に触れることなんです だそうだ.
マトリョーシカの源は箱根細工と聴いたことがあるが,たいていの子供はマトリョーシカが好きらしい,というより,ヒトは本能的に入れ子構造にひかれるように思う.