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Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

Bluesology

2017-10-20 08:24:24 | ジャズ

biology とか geology とか,-ology  は「…学」「…論」の意の名詞語尾だから,bluesology は「ブルース学」.ミルト・ジャクソン作曲のブルースである.モダン・ジャズ・カルテットで何度も録音しているが,例えばこの European Concet 版のように,スタジオ録音よりライブの方が生き生きとしている.何度も演奏しているうちに次第にテンポがあがり,イントロが加わり,あとテーマの前にリフが加わり,そのうち飽きたのか演奏しなくなる,というのがパターンらしい.

ここではバックでピアノがうるさく弾いていて,ヴァイブがそれに反応したりする.ベースもよく録れていて,MJQ らしいインタープレイが楽しめる.
Bag's Groove でマイルスがモンクに,バックでのピアノをやめさせたのについて,ミルト・ジャクソンが「マイルスは未熟だから」と言ったとか.バックに対する考え方がマイルスとミルトでちがうのは確かだ.

カットはこの曲を冠したジョージ・ケイブルズのアルバムのジャケ.白状すると,申し訳ないけど聴いてない.


むかし,日本のテレビ番組でハンク・ジョーンズの右にミルト・ジャクソンが座って,人差し指でこの曲を弾いたことがあった.ピアノ連弾である.そのときタイトルとして出た字幕が「ブルース・アレルギー」だった !

エルトン・ジョンが入った Bluesology というバンドがあったそうだが,ぼく知らないよ.

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