路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

 路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

【北海道】:函館の漁業者、10年で3割減 個人経営の78%「後継者いない」

2021-05-31 06:12:30 | 【水産資源・海洋環境・漁業・水産加工・缶詰・調査捕鯨・鰻・鮪・鮨・回転寿司】:

【北海道】:函館の漁業者、10年で3割減 個人経営の78%「後継者いない」

『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【北海道】:函館の漁業者、10年で3割減 個人経営の78%「後継者いない」

 函館市内で、漁業者の減少が止まらず、後継者不足が深刻化している。農林水産省が5年ごとに行う漁業の基礎調査「2018年漁業センサス」に基づく市のまとめによると、市内の漁業就業者数は2458人と、前回13年の調査より16・9%減少し、10年間で約3割減ったことが分かった。背景には高齢化や漁業収入の不安定さなどがあり、漁業関係者らは危機感を募らせている。

後継者不足が深刻な漁業現場。水揚げ作業を行っているのは漁業者の浜田孝さん=函館市南茅部地区の古部漁港

  • 3月に渡島総合振興局水産課が開催した漁業就業希望者向けの相談会(同課提供) 

3月に渡島総合振興局水産課が開催した漁業就業希望者向けの相談会(同課提供)

 「昔のように魚はたくさん取れないし、子どもの将来を考えると、無理に継いでほしいとは頼めない」。そう話すのは市南茅部地区の古部漁港を拠点に定置網漁などを営む浜田孝さん(59)。成人した息子2人と娘がいるが、3人とも親元を離れ漁業とは異なる職に就いたため、後継者のめどは立っていない。「子どもは望む道に進むべきだと思うが、漁業を守ってもらいたい気持ちもある」と複雑な心境を明かす。

 元稿:北海道新聞社 主要ニュース 経済 【北海道・企業・産業・農林水産】  2021年05月31日  06:12:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【卓上四季】:魚好きの心配

2021-04-11 05:05:45 | 【水産資源・海洋環境・漁業・水産加工・缶詰・調査捕鯨・鰻・鮪・鮨・回転寿司】:

【卓上四季】:魚好きの心配

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【卓上四季】:魚好きの心配

 釣り好きで、酒をこよなく愛した作家の開高健は、当然ながら魚に目がなかった。エッセーにこうある。「魚の内臓で食えないのは胆嚢(のう)と脾臓(ひぞう)だけで、あとはことごとく食べられるし、絶品である」▼さらに魚の内臓からつくった塩辛にも言及し、アユがウルカ、ナマコがコノワタなどと例を挙げて、「こんなことをかぞえているとムズムズしてたちあがりたくなる」とも。ときには、近くの魚屋で内臓をもらってきて、酒としょうゆで煮たり、きざみショウガを散らして、みそとしょうゆで味付けしたりして、舌鼓を打ったようだ(「地球はグラスのふちを回る」新潮文庫)▼日本人の魚介類の消費量は、2001年度に1人当たり年40キロ強と過去最高になったのをピークに減る傾向にある。それでも魚好きはなお健在だ▼ただ安心して食するには心配な事態である。大きさが5ミリ以下のマイクロプラスチックを、日本人は年間で13万個も摂取している恐れがあるという。英国の大学などの調査では、世界の平均は5万個を超えるそうだ▼微小プラを食べた魚介類を、人が食事を通じて摂取するらしい。だが体内に入ったものが排せつされずにどれほど残るか、人体への影響がどの程度かなど、分からない点は多い▼いずれにしろプラスチックの使用量を減らさないと根本的な解決にはなるまい。開高のように魚を存分に楽しみたい。対策は急務だ。2021・4・11

 元稿:北海道新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【卓上四季】  2021年04月11日  05:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【社説①】:サンマ国際規制 実効性には疑問が残る

2021-03-03 05:05:10 | 【水産資源・海洋環境・漁業・水産加工・缶詰・調査捕鯨・鰻・鮪・鮨・回転寿司】:

【社説①】:サンマ国際規制 実効性には疑問が残る

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【社説①】:サンマ国際規制 実効性には疑問が残る 

 日本を含む8カ国・地域がサンマの資源管理を話し合う北太平洋漁業委員会(NPFC)の年次会合で、現行の総漁獲枠を40%削減することが合意された。

 資源保護に向けて日本が提案していた規制強化策に、中国や台湾が歩み寄ったとみられる。一定程度は前進したともいえよう。

 サンマは公海から日本の排他的経済水域(EEZ)に回遊する。道東沖など日本近海で歴史的不漁が続き、中国などによる公海での「先取り」が問題視されていた。

 とはいえ今回は国・地域別の枠設定には至らず、実効性には疑問が残る。漁獲状況の監視体制確立にとって必須だからだ。

 厳格な管理があって長期的な漁獲安定が可能となる。今後も粘り強い交渉で資源回復を図りたい。

 合意した総漁獲枠は33万3750トンで、このうち公海に19万8千トン、日本とロシアのEEZに13万5750トンを配分する。水産庁は「一定の削減は必要」との認識で一致したと強調する。

 40万トン台で推移した10年前の水準と比べれば厳しい数字だが、不漁だった2019年実績の19万1千トンを大きく上回る。

 当面は、水揚げが急回復した際の歯止めぐらいにしか効果は期待できまい。

 規制期間は今年から2年間だ。サンマは寿命が約2年とされ世代交代が早い。持続的に漁が成り立つ規模の資源回復を目指して、規制効果を見極めながら削減努力を続けるべきだ。

 国内水揚げ量はピークだった1958年の1割以下が続く。全国さんま棒受網漁業協同組合によると昨年は前年比27%減の2万9566トンで過去最低だった。

 道内はさらに深刻で1万1613トンと前年からほぼ半減した。品薄で価格も高騰し手ごろな「秋の味覚」の姿はもはやなくなった。

 不漁の原因には海水温上昇などの環境変化が挙げられるが、やはり公海先取りの影響も大きい。世界的な水産需要を背景に中国は12年に公海サンマ漁に進出し、台湾は13年漁獲量で日本を抜いた。

 今回は国・地域別枠まで検討するはずだったが、操業規模が拡大途上にある中国の反発は強かったようだ。新型コロナ禍のため、水面下交渉が難しいテレビ会議で実施したこともあだになった。

 道内はサンマに加え、スルメイカなどの不振やコロナ禍の外食需要減で漁業生産が落ち込む。資源の国際規制とともに、経営基盤強化の政策も強める必要がある。

 元稿:北海道新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】  2021年02月28日  05:05:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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【パワーアップ2021 ニュース】:7年ぶり新品種金魚“五輪日本代表応援魚”になる?

2021-01-11 07:00:30 | 【水産資源・海洋環境・漁業・水産加工・缶詰・調査捕鯨・鰻・鮪・鮨・回転寿司】:

【パワーアップ2021 ニュース】:7年ぶり新品種金魚“五輪日本代表応援魚”になる?

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【パワーアップ2021 ニュース】:7年ぶり新品種金魚“五輪日本代表応援魚”になる?

 ■<パワーアップ2021 上向きニュース21選>

 新型コロナウイルス感染拡大により首都圏で緊急事態宣言が再発令されるなど、今年も日常生活が制限される日々が続く。日刊スポーツでは「パワーアップ2021 上向きニュース21選」と題した企画で、少しでも気持ちを高めることができるパワーアイテム、ワード、スポットなどを紹介していきます。

 第1回は、日本で7年ぶりの新品種誕生となった金魚「サクラチョウテンガン」。名前も容姿も上向き間違いなし!

イベントで紹介されたサクラチョウテンガン(撮影・鎌田直秀)       イベントで紹介されたサクラチョウテンガン(撮影・鎌田直秀)

上向きの目が特徴のサクラチョウテンガン(撮影・鎌田直秀)上向きの目が特徴のサクラチョウテンガン(撮影・鎌田直秀)

サクラチョウテンガンを眺める子ども(撮影・鎌田直秀)       サクラチョウテンガンを眺める子ども(撮影・鎌田直秀) 

   ◇   ◇   ◇

 ギョギョギョ~と驚きの表情のような上目遣いの大きな目玉。桜の花びらが舞うかのような優雅で美しい姿。昨年10月に初披露、初出荷された金魚の新品種「サクラチョウテンガン」は、コロナ禍や自然災害が続く中、癒やしの存在となるかもしれない。

 金魚の町として有名な愛知県弥富市にある愛知県水産試験場が、15年から新品種改良を続けてきた。携わってきた同試験場の鈴木航太さん(25)は「“弥富金魚”のブランドを高めてほしいですし、日本だけでなく外国の方の気持ちを上向きにできるような金魚になったらうれしい」と願う。

 中国で、赤デメキンの突然変異として誕生した「チョウテンガン」と、弥富の品種で丸い体に朱色と白のまだら模様が特徴の「サクラニシキ」を交配した。毎年4月に生まれる数千個の卵の中から、成長過程を見ながら「目がしっかりと上を向いている」「赤くきれいな桜模様」「背びれがない」「尾びれが開いている」などを“審査”し、厳選した数匹を、さらに掛け合わせてきた。「うろこがきれいで、ポッチャリしている子が魅力的」と担当者。体長は1年で約8センチとなって出荷され、3年ほどで約15センチとなる見込みだ。

 1年延期された今夏の東京オリンピック(五輪)・パラリンピックにも間に合った。金魚は金メダルを連想させるほか、名前には日本の象徴でもある「サクラ(桜)」、表彰台の「チョウテン(頂点)」が含まれており、“日本代表応援魚”にもなる!?

 金魚すくい用の金魚も扱う金魚業界は、コロナ禍で夏祭りなどの中止が相次ぎ、大打撃を受けた。米国で日本人初のゴールドディスク賞を受賞した歌手・坂本九の名曲「上を向いて歩こう」を体現するような、サクラチョウテンガン。初競りでは想定の20倍を超える値がつき、早くも人気だ。業界の景気回復の一翼も担っている。愛らしい金魚にパワーを得ながら、みんなで、上を向~いて歩こ~う♪。【鎌田直秀】

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・パワーアップ2021 上向きニュース21選】  2021年01月11日  07:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【東京・豊洲市場】:マグロ初競り208・4キロ2084万、やま幸落札

2021-01-05 08:13:30 | 【水産資源・海洋環境・漁業・水産加工・缶詰・調査捕鯨・鰻・鮪・鮨・回転寿司】:

【東京・豊洲市場】:マグロ初競り208・4キロ2084万、やま幸落札

『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【東京・豊洲市場】:マグロ初競り208・4キロ2084万、やま幸落札

 5日、東京・豊洲市場で初競りが行われた。全国から出荷された海産物や青果などの2021年の初物が集結し、値がつけられた。

 注目されたのは水産卸売場棟の近海で捕獲された生のクロマグロで、青森・大間で釣れた208・4キロの大物が1キロ当たり10万円で入札され、1匹総額で2084万円で取引された。競り落としたのは、仲卸「やま幸(やまゆき)」だった。

5日午前5時、初競りの豊洲市場。マグロ大物生鮮のコーナーには近海で釣れた生のクロマグロが並んだ  5日午前5時、初競りの豊洲市場。マグロ大物生鮮のコーナーには近海で釣れた生のクロマグロが並んだ

過去10年の初競りでの1匹総額最高値             過去10年の初競りでの1匹総額最高値

マグロの競りを見守る木村清社長(写真左下の黄色い長靴)マグロの競りを見守る木村清社長(写真左下の黄色い長靴)

 

 すしチェーン「すしざんまい」を運営するつきじ喜代村の最高値は大間産のはえ縄で捕獲した151キロだった。キロ単価2万円(1匹302万円)で落とした。木村清社長(68)は「今年は一番マグロではないけど(脂質の)いいものを10本(匹)買いました。全国の支店で2、3日は楽しめますね」として「(今年の競りは)自粛しました。まずコロナを封じこめないとね」と競り値を上げないようにしたと話した。

すしざんまいが落とした151キロの大間産のクロマグロが豊洲市場から築地本店に運ばれた(5日午前7時すぎ)  すしざんまいが落とした151キロの大間産のクロマグロが豊洲市場から築地本店に運ばれた(5日午前7時すぎ)

302万円で落とされたクロマグロがすしざんまい築地本店にマスクをした木村社長の等身大フィギュアとともに公開された(5日午前7時20分) 302万円で落とされたクロマグロがすしざんまい築地本店にマスクをした木村社長の等身大フィギュアとともに公開された(5日午前7時20分)

木村清社長(左から2番目)はマグロの尻尾の断面を見て脂の乗り具合を熱心に目利きした木村清社長(左から2番目)はマグロの尻尾の断面を見て脂の乗り具合を熱心に目利きした

 

 豊洲市場では、コロナ禍で初めての初競りとなった。競り場では常にマイクで「3密にならないように競り人だけ競り場に入ってください」と連呼していた。通常は規制していない一般入場を昨年12月23日から今月11日まで禁止として、新型コロナウイルスの感染・まん延の防止対策をとっていた。また、取材する報道陣にはマスクの着用、関連施設への入場前にはアルコール消毒を必須とした。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・東京都・】  2021年01月05日  08:13:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【企業】:大林組が水槽でアワビ養殖 人工海水ろ過して循環

2021-01-04 15:29:30 | 【水産資源・海洋環境・漁業・水産加工・缶詰・調査捕鯨・鰻・鮪・鮨・回転寿司】:

【企業】:大林組が水槽でアワビ養殖 人工海水ろ過して循環

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【企業】:大林組が水槽でアワビ養殖 人工海水ろ過して循環

 ゼネコン大手の大林組が、水槽で人工海水をろ過して循環させながらアワビを養殖する技術を開発した。今後数年で販路開拓やコスト低減といった課題に取り組み、事業化を目指す。循環式養殖の国内での成功例は極めて少ないが、アワビの安定供給を図るとともに、従来の海面養殖で問題となっている海水汚染を防ぐ。

大林組が陸上の水槽で養殖したアワビ(共同)

  大林組が陸上の水槽で養殖したアワビ(共同)

 海面養殖は、アワビの成育に適した漁場が国内に少ないことなどから流通量が限られ、ふんや餌が海中に残り周辺の水質悪化につながる問題もある。大林組は水辺の工事で環境を守るために培った技術を活用し、海水がろ過装置を通る際に微生物を使ってふんや残った餌を分解、除去する仕組みを開発した。

 2019年2月から約1年間、6千リットルの水槽に殻の長さ3~4センチの稚貝を入れて実験した結果、出荷できる大きさの平均7センチ程度まで育てることに成功した。柔らかくて磯臭さがないのが特徴で、担当者は「味は天然と比べて遜色ないレベルだ」とアピールした。

 実験した水槽では、1日につき約120リットルの人工海水を新たに足すだけで済むという。アワビの成育に適した水質を保つため、ミネラルの補給や水槽の清掃方法も確立した。

 国内では近年、天然アワビの漁獲量が減少し、韓国などからの輸入物の流通が大半を占める。水槽での養殖は天候などの自然環境に左右されないため、事業化できれば安定して国産アワビを供給できそうだ。(共同)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・企業・大林組】  2021年01月04日  15:29:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【春秋】:小学校に海がやってきた

2021-01-03 10:43:40 | 【水産資源・海洋環境・漁業・水産加工・缶詰・調査捕鯨・鰻・鮪・鮨・回転寿司】:

【春秋】:小学校に海がやってきた

『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【春秋】:小学校に海がやってきた 

 全国の五つの小学校に昨秋、海がやってきた。海の環境を再現した水槽とヒラメの稚魚10匹が届いた。上級生が育てている

 ▼餌をやって、水の入れ替えをし、水槽を掃除する。下級生が見に来る。どんどん大きくなる。みんなで育てた魚をどうするか、3月に話し合う

 ▼日本財団の「海と日本プロジェクト」の一環でNPO日本養殖振興会が協力中。魚の命を知る授業だ。ふだん当たり前のように食べている生き物の大切さを知る授業でもある。3年前に始まり、10校以上がメバルなどを育ててきた。九州では長崎の小学校が参加した

 ▼各校の日記から-。「楽しそうに泳いでいる」「とびはねるので服がぬれた」「茶色いうんちがふえた」「ヒーターのうしろに2匹かくれていた。寒いのかな」

 ▼以前「おさかな天国」という歌が列島中に流れた。子どもたちも歌った。<さかなをたべよう…>と楽しく歌える。小さな海がやってきた学校の児童は、海の命をじかに体験し、感謝の気持ちを自分の中に育てる

 ▼早春の最後の授業では「『いただきます』と心をこめて言いたいです」「残さず食べます」との声が聞かれるという。食べるのはかわいそう、と涙を流す子もいたそうだ。意見が分かれて多数決で食べることにした学校や、水族館に寄付することにした学校もある。みんなで話し合って決めた。そういう風景が教育のいろんな場面で増えていってほしい。

 元稿:西日本新聞社 朝刊 主要ニュース オピニオン 【春秋】  2021年01月03日  10:40:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【東京都】:コロナ禍のマグロ初競り、木村社長“億”の手あるか

2021-01-03 08:16:30 | 【水産資源・海洋環境・漁業・水産加工・缶詰・調査捕鯨・鰻・鮪・鮨・回転寿司】:

【東京都】:コロナ禍のマグロ初競り、木村社長“億”の手あるか

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【東京都】:コロナ禍のマグロ初競り、木村社長“億”の手あるか

 ◆<深掘りトレンド>

 東京・豊洲(江東区)の東京中央卸売市場で、初競りが5日、行われる。海産物や青果、果物が全国から集結するが、例年通りクロマグロが注目だ。コロナ禍では初めての初競り。感染拡大防止の観点から一般見学者の立ち入りを禁止する厳戒態勢。また海の「異変」も指摘される中、どれくらいのご祝儀相場となるのだろう。今年もキーマンは、すしチェーン「すしざんまい」を展開するつきじ喜代村の木村清社長(68)になりそうだ。【寺沢卓】

すしチェーン店「すしざんまい」でおなじみのポーズを決めるつきじ喜代村の木村清社長(撮影・滝沢徹郎)すしチェーン店「すしざんまい」でおなじみのポーズを決めるつきじ喜代村の木村清社長(撮影・滝沢徹郎)

過去10年の初競りでの1匹総額最高値            過去10年の初競りでの1匹総額最高値

     ◇    ◇    ◇  

 初競りのキーマンとなるのが、つきじ喜代村の木村社長だ。自らを「マグロ大王」と呼び、この10年で8回、最高値マグロを競り落としている。

 マグロ大王に話を聞く前に、まず「高値のつくマグロ」とは何だろうか。

 競り場では1キロを単位に値踏みが行われる。いわゆるこれが「キロ単価」だ。よく「一番マグロ」というが、その定義は「キロ単価で最高値をつけたマグロ」であって、1匹総重量のマグロの値段とは違うのだ。

 競りにかけられるマグロは、尾が切断されている。これは断面から脂乗りを識別するため。マグロのプロは、断面からうまさを識別しているのだ。

昨年1月5日、「マグロ大王」こと木村清社長は1億9320万円で競り落とした276キロのクロマグロにマグロ包丁をあてた昨年1月5日、「マグロ大王」こと木村清社長は1億9320万円で競り落とした276キロのクロマグロにマグロ包丁をあてた

 マグロ大王こと木村社長に聞いてみた。1億円を超えるマグロを何度も落としているが、この初競りについてどう思っているのか。

 木村社長 なんかね、競りをゲームと勘違いしている。

 なぜ「ご祝儀相場」を超えて、億単位のマグロが出るのか。

 木村社長 すべてはお客さんのため。いいマグロを食べてもらいたい。そしてできるだけ安くネ。

 マグロ大王は、マグロを育てることにも目を向けている。

 木村社長 漁師が釣ってきたものを待っているだけではダメ。そうだとすると、1月5日の初競りを待たないとマグロにはありつけないことになる。今、網で囲った中でマグロを育てています。場所はヨーロッパです。

 スペイン、アイルランドにマグロの“放牧場”を所持していて、締めた上で飛行機に載せて、翌日には日本の店頭に並んでいるという。

 木村社長 だから、初競りを待たなくても元日からおすしでおいしいマグロを食べられるんです。あっはっはっは。

 ならば、市場で高額な競りなんぞ必要ないのではないでしょうか?

 木村社長 (とはいえ)天然のマグロはワクワクするよね。1月5日の初競りでどんなマグロが並ぶのか、とても楽しみです。

 今年、条件は不利だ。200キロ前後の大きな国産のクロマグロがいないかもしれない。それでも子どものように「ワクワク」しながら、マグロの仲買人は競り場に足を向ける。長靴の床をこする「キユッキュ」という摩擦音がさらに緊張の糸をピンと張る。あと2日、今年はどんなマグロに対面できるのか。

 ちなみにマグロ大王の「勝負長靴」は、幸せを呼ぶ黄色の特注品だ。 

 実は、正月恒例のクロマグロが、今年は苦戦をしている。豊洲市場に出入りする築地のマグロ専門の仲卸に聞くと「11月下旬まで海水温が高くて、津軽海峡に魚が入って来ないらしい。12月になって寒気が差し込んで、こりゃいいぞ、と思ったら海が荒れてシケばかりで船すら出られない。どうなっちまうのかね」と、ボヤいた。

100キロ超の大型マグロしか横たわれない豊洲市場の「大型生鮮」の一角100キロ超の大型マグロしか横たわれない豊洲市場の「大型生鮮」の一角

 青森・大間漁港でもその異変に当惑していた。同漁協では昨年12月28日に「海が悪いようだね。まったくマグロがあがらなくて、昨日(12月27日)にようやく30キロ台が2匹。初競りギリギリまで漁は続けるけれど、どうなることやら」と話していた。

 2019年の一番マグロは、1匹総額で3億3360万円の最高値を記録した。このマグロは初競り前日の1月4日、大間漁港の船が釣り上げていた。釣ってすぐにトラックに載せられ、初競りギリギリに豊洲市場に到着していた。クロマグロ漁は最後の最後まで、気が抜けないのだ。

 そんなマグロたちが並ぶ舞台の豊洲市場。そういえば、新型コロナウイルスの陽性者が多く発見されていたんじゃなかったか?

 一時期は、豊洲市場に出入りする仲買人から「豊洲がクラスターになってもうどうにもならない」「高速道路で近いから魚市場機能を大田市場に移すらしい」などのうわさが広がった。

 しかし、豊洲で陽性者が続いた背景にはしっかりした対策と裏付けがあった。まん延する前に陽性者を特定して、対人接触をなくし、人を守ってコロナを追い込む作戦に打って出たのだ。

 豊洲市場で最初の陽性者が確認されたのは昨年8月15日。11月には70人を超えた。11月16日から同30日まで、豊洲で働く全員を対象にしたPCR検査が行われた。次々に陽性が確認され、11月末までに157人に膨れあがった。「クラスター説」や「大田市場への臨時移転」などは、この頃にうわさとして広まった。

 ただ、対策が功を奏し、12月に入ると陽性確認の数はガクンと減った。豊洲市場の広報担当者は「世間の豊洲市場に対するイメージ、風当たりは強かったですが、クラスターになったことは1度もない。いい初競りを迎えられそうです」と安堵(あんど)の声で話した。

 とはいえ、コロナ禍での初競りだ。例年と勝手が違う側面も多く、本当にいい正月は迎えられるのだろうか?

 マグロは水ものだ。たとえ狙った海域にマグロがいたとしても、投じた仕掛けに食いついてくる確証はどこにもない。あとは、釣り上げる漁師の腕を信じるしかない。豊洲市場の「大物生鮮」コーナーに、ゴロンとしたマグロが数多く横たわる絶景を見ることはできるのか。

    ◇    ◇    ◇  

 東京都中央卸売市場は年末年始の期間、新型コロナウイルス感染拡大防止が急務だとして、豊洲市場をはじめ都内すべての中央卸売市場の一般見学を、今月11日まで中止する措置を取っている。豊洲市場では、事前抽選制のせり見学も見合わせとなっている。中止および休止の期間は今後の状況に応じて延長する場合があるとしており、中央卸売市場のホームページなどで確認できる。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・東京・豊洲(江東区)の東京中央卸売市場で、初競り・例年通りクロマグロが注目】  2021年01月03日  08:16:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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《社説②》:ゲノム編集食品 消費者が知らぬままでは

2021-01-01 09:00:00 | 【水産資源・海洋環境・漁業・水産加工・缶詰・調査捕鯨・鰻・鮪・鮨・回転寿司】:

《社説②》:ゲノム編集食品 消費者が知らぬままでは

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:《社説②》:ゲノム編集食品 消費者が知らぬままでは 

 遺伝子を切り貼りして生物の特徴を変えるゲノム編集の技術で作り出した食品が、国内で初めて承認された。

 血圧を下げる成分を通常の5倍ほど含むよう改良したトマトだ。筑波大発のベンチャー企業が開発した。

 流通時期は決まっていないが、店頭に並ぶ日は遠からず訪れる。国内では他にも、肉厚のマダイ、食中毒の原因となる芽が出ないジャガイモといったゲノム編集食品の開発が進んでいる。

 生命の設計図である遺伝子に直接手を加えた食品が出回ることに対し、消費者の間には根強い不安がある。意図しない影響が出てくる可能性が否定できないとの見方が専門家にもある。

 国はゲノム編集食品の多くについて、安全性審査や販売時の表示を義務付けない方針だ。厚生労働省の審議会は昨年、届け出だけで販売できると決定。消費者庁も表示の義務付けを見送った。

 今後、消費者の知らないところで普及が進むことになる。

 少なくとも、消費者がそれと認識し、通常の食品と区別して買うことのできる仕組みは必要ではないか。本格流通を前に、関係省庁は改めて検討すべきだ。

 遺伝子を操作した食品には「遺伝子組み換え食品」もある。別の生物の遺伝子を組み込んで改変する。厳しい規制がある。

 今回のトマトはこれとは違い、元々あった遺伝子の改変で作られた。外来の遺伝子がなければ従来の品種改良と同列に扱ってもよいというのが、厚労省や消費者庁の結論である。表示義務見送りも、従来の品種改良と事後的に判別できないことを理由とした。

 ゲノム編集は近年、大きな注目を集めている。「はさみ」のような役割を持つ酵素を使い、遺伝子の狙った部分を高い精度で改変する方法を開発した研究者は今年、ノーベル化学賞を受けた。

 魅力的な新品種を短期間で作り出すことを可能にし、将来的には食料問題を解決する鍵になり得るとの期待もある。

 一方、医療面では慎重な姿勢が目立つ。人の受精卵への応用は国の指針で厳しく規制されている。遺伝子改変の影響は子孫にも伝わり、人類という種を変えることにもなりかねないからだ。

 親が望む容姿や体質を持つ子ども「デザイナーベビー」の誕生につながる倫理的な問題もある。

 画期的である半面、使いこなすのが非常に難しい技術であることを忘れてはならない。もっと幅広い議論が必要ではないか。

 元稿:信濃毎日新聞社 朝刊 ニュースセレクト 社説・解説・コラム 【社説】  2020年12月27日  09:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【社説②】:サンマ漁本格化 資源回復へ議論進めよ

2020-08-05 05:02:35 | 【水産資源・海洋環境・漁業・水産加工・缶詰・調査捕鯨・鰻・鮪・鮨・回転寿司】:

【社説②】:サンマ漁本格化 資源回復へ議論進めよ

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【社説②】:サンマ漁本格化 資源回復へ議論進めよ

 本格的なサンマ漁のシーズンを迎えた。10日には道東沖で主力の棒受け網漁がスタートする。

 サンマの漁獲量は低迷が続き、昨年は全国、道内とも過去最低を更新した。

 秋の味覚が食卓から消えるのは寂しい。水産加工業などへの影響も大きく、回復を期待したい。

 不振の要因として、中国や台湾漁船などの操業活発化が挙げられる。道東沖に広がる暖水塊が回遊に影響を与えたとの指摘もある。

 政府は資源回復へ国際的な漁獲規制の強化を図るが、新型コロナ禍で国際会議の開催も難しくなり、動きは停滞したままだ。

 今期の漁模様や海洋環境データも踏まえ、さらに積極的な資源管理も必要となるだろう。日本は議論をリードするため、早急に方向性を示すべきだ。

 昨年の全国のサンマ漁獲量は約4万5千トンと、ピークの1958年の12分の1以下に減った。

 今年は、5月からの北太平洋の公海漁が1隻も出漁せず終了した。洋上販売するロシア側との価格交渉が決裂したからだ。漁場も遠く、採算に合わないと判断した。

 この漁は、禁止になったロシア200カイリ内サケ・マス流し網漁の代替として本格操業は2年目だ。漁獲激減の中、通年操業を後押しした国の責任も問われよう。

 先月始まった「夏サンマ」の流し網漁もふるわない。道東小型さんま漁業協議会は「商売として成立しなくなっている」という。

 水産庁の長期漁海況予報では、8~12月の日本近海の来遊量は昨年を下回る。1歳魚の平均体重も軽く、全体に小ぶりだ。

 サンマの寿命は2年と短い。世代交代が早く、資源量の増減幅は大きい。慎重な管理が必要だ。

 資源回復に向けては昨年7月、北太平洋漁業委員会(NPFC)で、日本や中国、台湾など8カ国・地域が初めて全体の漁獲上限を設けることで合意した。

 ただし、上限枠は年間約55万トンと直近の漁獲実績を大幅に上回っており、実効性は乏しい。

 札幌で6月開催予定だった年次会合でさらに踏み込み、漁獲可能量の国別配分を検討するはずだった。だが、コロナ禍で延期した。

 今冬にも開催とされるが、早期日程を目指すべきだ。各国が食料安全保障を強め、資源確保を図る中、厳しい交渉が予想される。

 日本には長年の研究データの蓄積がある。漁期短縮なども視野に、科学的知見に基づく具体策をいち早く打ち出してほしい。 

 元稿:北海道新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】  2020年08月04日  05:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【北海道】:初物サンマ1キロ4万円超、店頭で1匹5980円

2020-07-15 12:19:30 | 【水産資源・海洋環境・漁業・水産加工・缶詰・調査捕鯨・鰻・鮪・鮨・回転寿司】:

【北海道】:初物サンマ1キロ4万円超、店頭で1匹5980円

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【北海道】:初物サンマ1キロ4万円超、店頭で1匹5980円

 北海道釧路市の地方卸売市場で15日、全国に先駆けてサンマの初競りが行われ、1キロ当たり4万1040円の値が付いた。これまでで最も高かった2018年の3万5640円を更新し、店頭では1匹5980円の値札が付いた。

競り落とされた初物のサンマ(共同)              競り落とされた初物のサンマ(共同)

初物サンマを最高値で競り落とした「マルサ笹谷商店」の笹谷剛専務(共同)  初物サンマを最高値で競り落とした「マルサ笹谷商店」の笹谷剛専務(共同)

 取引されたのは、北海道東部の太平洋沿岸で行う流し網漁で取れたサンマ。初日の漁獲量は前年の半分以下となる約21キロで過去最少となった。

 新型コロナウイルスの影響で水産物の需要が落ち込んでいるが、釧路市漁協の担当者は「量が少ないので高値になった」と分析した。

 最高値で競り落とした釧路市の水産加工業「マルサ笹谷商店」の笹谷剛専務(43)は「注文もたくさんあったので頑張って買った」と語った。「昨年より少し小さいが、鮮度が良く最高のサンマ。刺し身で食べてほしい」と笑顔だった。(共同)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題】  2020年07月15日  12:19:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【福島県】:再開後の漁獲量が初の減少、不漁と台風19号で

2020-01-19 18:39:30 | 【水産資源・海洋環境・漁業・水産加工・缶詰・調査捕鯨・鰻・鮪・鮨・回転寿司】:

【福島県】:再開後の漁獲量が初の減少、不漁と台風19号で

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【福島県】:再開後の漁獲量が初の減少、不漁と台風19号で 

 東京電力福島第1原発事故によって海域と魚種を絞った試験操業が続く福島県の2019年の年間漁獲量が12年の試験操業開始後、初めて減少に転じることが関係者への取材で19日、分かった。徐々に漁獲量を回復させてきたが、コウナゴの不漁と台風19号に伴う休漁が影響した。

 コウナゴ(福島県提供)

 コウナゴ(福島県提供)

 近く公表される19年の漁獲量の速報値が4千トンを下回り、18年の計約4010トンから減少する。県によると、18年は漁獲量全体の約25%をコウナゴが占めたが、19年は不漁でゼロだった。台風19号で出漁日が減ったことも響いた。

 福島県沖では原発事故後、全面的に漁を自粛。12年6月に試験操業が始まった。(共同)

 元稿:東京新聞社 主要ニュース 経済 【企業・産業・漁業】 2020年01月19日  18:39:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【話題】:「生きた化石」深海生物ラブカ、和歌山の水族館に

2020-01-16 22:31:30 | 【水産資源・海洋環境・漁業・水産加工・缶詰・調査捕鯨・鰻・鮪・鮨・回転寿司】:

【話題】:「生きた化石」深海生物ラブカ、和歌山の水族館に

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【話題】:「生きた化石」深海生物ラブカ、和歌山の水族館に

 和歌山県串本町の串本海中公園の水族館に16日、深海生物のラブカが持ち込まれた。原始的な形状から「生きた化石」と呼ばれる。

和歌山県串本町の水族館に持ち込まれた深海生物のラブカ(共同)

  和歌山県串本町の水族館に持ち込まれた深海生物のラブカ(共同)

和歌山県串本町の水族館に持ち込まれた深海生物のラブカ(共同)

  和歌山県串本町の水族館に持ち込まれた深海生物のラブカ(共同)

 体長約1・2メートルの雄で16日午前、同県太地町沖の水深約550メール付近で漁師の釣り針にかかった。吉田徹副館長(37)は「生きたままの捕獲は珍しい。飼育は難しいが経過を見守りたい」と話した。

 吉田副館長によると、水深500メートルから千メートル付近に生息し、ひだ状のえらと鋭い歯が特徴。駿河湾などで捕獲例がある。水槽の中で歯をむき出し、灰色の体を揺らしていた。(共同)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・串本海中公園の水族館】  2020年01月16日  22:31:00  これは参考資料です。転載等は各自で判断下さい。

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【マグロ初競り】:ご祝儀値1・9億に「高いよね」本音も

2020-01-06 07:17:30 | 【水産資源・海洋環境・漁業・水産加工・缶詰・調査捕鯨・鰻・鮪・鮨・回転寿司】:

【マグロ初競り】:ご祝儀値1・9億に「高いよね」本音も

『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【マグロ初競り】:ご祝儀値1・9億に「高いよね」本音も 

 東京・豊洲市場で5日、令和として初めてとなる初競りが行われた。景気づけの「ご祝儀値」のつく傾向の高いクロマグロでは、1匹の落札価格で1億9320万円(1キロ当たり70万円)がついた。記録の残る1999年以降では昨年の3億3360万円に次ぐ2番目の高値となった。

競り落としたマグロと「ざんまいポーズ」をとる木村社長(撮影・寺沢卓)

  競り落としたマグロと「ざんまいポーズ」をとる木村社長(撮影・寺沢卓)

最近10年のマグロ初競り最高値

        最近10年のマグロ初競り最高値

 「マグロ大王」の異名を持つ木村清さん(67)が率いるすしチェーン「すしざんまい」(全国57店)を展開するつきじ喜代村が落札した。木村社長は「私はマグロが大好きだから、おいしいマグロを全国のみなさんに食べていただきたい」と威勢良く話す一方で「やっぱりナナマル(1キロ当たり70万円)は高いよね」と本音もポロリ。

 それでも今年も最高値で落札した理由として「築地がね、大好きなの。今年は東京オリンピックでしょ。選手村から築地は近い。試合が終わったら築地にきて、おすしを食べてもらいたい」と鼻息荒くまくし立てていた。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・マグロ初競り】  2020年01月06日  07:17:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【マグロ初競り】:すしざんまい社長、1・9億円超で落札

2020-01-05 07:51:30 | 【水産資源・海洋環境・漁業・水産加工・缶詰・調査捕鯨・鰻・鮪・鮨・回転寿司】:

【マグロ初競り】:すしざんまい社長、1・9億円超で落札

『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【マグロ初競り】:すしざんまい社長、1・9億円超で落札 

 東京中央卸売市場の豊洲市場(東京・江東区)で5日、元号が令和となって最初の初競りが行われた。

 注目のクロマグロは、青森・大間漁港から届いた重さ276キロのクロマグロ。1キロ当たり70万円の値で落とされ、1体での総価格では1億9320万円だった。

「上限なし」と宣言して豊洲市場に入る木村社長

  「上限なし」と宣言して豊洲市場に入る木村社長

報道陣のフラッシュの中、276キロのホンマグロが木村社長とともに築地場外市場に入ってきた

  報道陣のフラッシュの中、276キロのホンマグロが木村社長とともに築地場外市場に入ってきた

競り落とした一番マグロと木村社長がすしざんまい築地本店に戻ってきた

  競り落とした一番マグロと木村社長がすしざんまい築地本店に戻ってきた

競り落としたマグロとざんまいポーズをとる木村社長

     競り落としたマグロとざんまいポーズをとる木村社長

 競り落としたのは、マグロ大王の異名を持つ木村清社長(67)の率いる寿しチェーン「すしざんまい」(全国57店舗)を展開するつきじ喜代村。豊洲市場での最初の初競りとなった昨年も、クロマグロ1体での史上最高額となる3億3360万円(278キロ、1キロ当たり120万円)で競り落としていた。

 ちなみに市場における「一番マグロ」とは、1キロ当たりの落札最高値のマグロを指し、マグロ1体での総価格を示すものではない。

 木村社長は「競る相手がいたから負けられない。みなさんにいいマグロを食べていただきたいから頑張った」と話し「でも、やっぱり(落札価格は)高いね」と苦笑いを浮かべて本音を漏らしていた。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題、マグロ初競り】  2020年01月05日  07:51:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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